エヌ・エイ・シーの提供する 「特定健診未受診者対策サービス」 「メタボ直前期通知サービス」「特定保健指導参加勧奨サービス」、 福井県福井市の保健事業として採用

ITを活用したヘルスケア事業を展開する、株式会社エヌ・エイ・シー（所在地：東京都港区、代表取締役：山崎 直人）は、同社の提供する「特定健診未受診者対策サービス」「メタボ直前期通知サービス」「特定保健指導参加勧奨サービス」が、福井県福井市の実施する保健事業として採用されたことを2022年6月8日に発表しました。

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【福井市の課題】
福井市において、平成28年度の一人当たりの医療費（月平均）は27,654円で、平成25年度の25,825円と比較して7%増加しています。医療費が高額である疾患のうち、虚血性心疾患や脳血管疾患といった循環器系の疾患は4割を占めますが、その共通のリスクとして、糖尿病・高血圧症・脂質異常症といった生活習慣病が挙げられます。生活習慣病患者の一か月の医療費は、健診受診者4,035円、健診未受診者41,237円と、健診の受診／未受診により大きな差が見られました。また、メタボリックシンドローム（以下、メタボ）該当者・予備群該当者の割合は、平成25年と比較して増加傾向にあります（福井市第2期データヘルス計画より）。
福井市ではこれらの分析により、「健診の有効性を市民に伝えて健診受診率を高めること」、「特定保健指導等を活用して生活習慣病の発症・重症化を予防していくこと」の両軸によって関連した疾患を減少させ、医療費を適正化していく必要があるとしています。

【福井市の実施内容】
福井市では今年度、特定健診の受診率向上による被保険者の健康保持・増進を図る「特定健診未受診者対策事業」として、エヌ・エイ・シーの「特定健診未受診者対策サービス」を活用します。
また、「メタボリスク保有者への行動変容事業」の一環として、同社の「メタボ直前期通知サービス」を採用しました。あわせて、「特定保健指導を活用した生活習慣病の発症・重症化予防」を目的として同社の「特定保健指導参加勧奨サービス」も採用しました。
いずれも対象者一人ひとりに対して個別の通知を送付することで、被保険者の自発的な健診受診や生活習慣改善などの行動変容を促します。特定健診の受診勧奨において、過去5年間のうち、特定健診を一度も受けていない被保険者については健診データが存在しないため、ナッジ理論を活用した受診勧奨通知物を送付する予定です。
今回福井市では、健診結果推移と医師監修の個別アドバイスを個人宛に届けられることや、適切なデザインを活用したアプローチができることを評価し、それぞれの課題解決のためにエヌ・エイ・シーの事業を採用しました。

【エヌ・エイ・シーの健診データを活用した「受診勧奨・通知サービス」の特長】
エヌ・エイ・シーの健診データを活用した「受診勧奨・通知サービス」は、保険者からお預かりした健診データを突合・分析し、個人の複数年の健診結果に基づいて自動生成される、個人のリスクに対応した個別の生活習慣改善アドバイスを送付できるサービスです。
通知シートには過去から直近の健診結果推移が一目でわかるようなグラフが表示され、自分自身の健康状態やそれまでの推移をひと目で把握することが可能で、変化を自覚しやすいようになっています。また、自発的な生活習慣改善につながるような、簡単で生活に採り入れやすい具体的な生活習慣改善アドバイスも掲載しています。自身の健診結果に基づいた勧奨シートやアドバイスシートが手元に届くことで、健診受診の必要性を「自分ごと」として捉え、毎年の健診受診や、生活習慣改善等の行動変容を促します。

株式会社エヌ・エイ・シーについて
ヘルスケア分野におけるITの活用をベースとしたソリューションやサービスを提供しており、国が「データヘルス計画」を推進する以前から健診結果データの分析及び有効活用に着目したサービスを展開し、実績を積んでいます。今後も健診データを活用した個別受診勧奨・通知サービスを、自治体や健康保険組合へ積極的に提供していく計画です。

福井市役所　ホームページ： http://www.city.fukui.lg.jp/sub.html

【会社概要】
社 名： 株式会社エヌ・エイ・シー
設立年月日： 2011 年 3 月 31 日
本社所在地： 〒105-0003 東京都港区西新橋 1-6-21 NBF虎ノ門ビル
代 表 者　： 山崎 直人
主要事業内容： ヘルスケア事業、エンタープライズソリューション事業
Ｕ Ｒ Ｌ　： https://www.nac-care.co.jp/





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