【水野久美・樋口尚文よりメッセージ・追加楽曲発表！】6/29・伊福部昭百年紀Vol.7

スリーシェルズは、プロデュースをてがける「伊福部昭百年紀Vol.7」の追加演奏曲を6月19日に発表した。
また、女優 水野久美からのメッセージ、樋口尚文からのメッセージも公開した。

追加楽曲発表リリース動画
https://youtu.be/-MpZD5t99EY

6月29日に開催される「伊福部昭百年紀Vol.7」の演奏曲に追加発表あり！

伊福部昭の映画音楽デビュー作である「銀嶺の果て」
水野久美出演映画より「二人だけの橋」、「怪獣大戦争マーチ」。
そして、伊福部昭のコンサート用作品より「ピアノと管絃楽のための協奏風交響曲／第3楽章：野蛮アレグロ」！
以上を演奏することを発表した。

今回の伊福部昭百年紀によって、伊福部昭の映画音楽デビュー作「銀嶺の果て」から、映画音楽ラスト作品となった「ゴジラVSデストロイア」までが演奏されることになった。

伊福部昭生誕105年を祝おう！
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さらにスペシャルゲストとして登場する水野久美と樋口尚文よりのメッセージも公開された。

今公開されたばかりのハリウッド版『ゴジラ』新作ではモンスター・ゼロという名前でキングギドラが大暴れするそうですが、これは私が出演した『怪獣大戦争』がアメリカで公開された時のタイトルです。キングギドラを操っていたX星人を演じた私としては、こうして今もゴジラやキングギドラが大人気なのは大変嬉しいことです。そのハリウッド版『ゴジラ』のなかでも、伊福部昭先生の音楽へのオマージュがあるそうですが、本当に先生の音楽は凄く映画を迫力あるものに、そして格調高いものにしてくれました。このたびは私の出演作の音楽が組曲になってオーケストラで聴けるそうですが、こんなことが実現するとは夢にも思いませんでした。ぜひともお客さまとご一緒に堪能させていただきたいと思います。
（水野久美/『フランケシュタイン対地底怪獣』フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ』『怪獣大戦争』主演）

『フランケンシュタイン対地底怪獣』『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』は、半世紀と少し前に私が初めて観た特撮映画ですが、その時の映像の凄みとの音楽の厚みにふれた時の衝撃は、なんと今も鮮やかに覚えています。
その感動に突き動かされて、私は後に本多猪四郎監督に会って生前唯一の評伝を書き、さらにヒロインの水野久美さんとは共著でこの時代のご自身を回顧する著書を刊行しました。
そして、それらの執筆のあいだ、常に脳内でオスティナートしていたのが伊福部師の楽曲の数々です。このように、伊福部師の音楽は、好きな音楽という域を大きく超えて私の人生を変えたものであり、特にこのたびのコンサートではその出会いの衝撃を、水野久美さんと追体験できるという千載一遇の機会に今から胸の高鳴りを抑えられません。
（樋口尚文/映画監督、映画評論家）
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伊福部昭百年紀Vol.7
2019年 6月 29 日（土）18：00 開演 （17:30 開場）※未就学児童入場不可
渋谷区文化総合センター大和田4階さくらホール（東京都渋谷区桜丘町２３-２１）
指揮：藤岡幸夫
司会：小林淳
ゲスト：水野久美
演奏：オーケストラ・トリプティーク（コンサートマスター：三宅政弘）
合唱：伊福部昭百年紀記念合唱団
作曲：伊福部昭、眞鍋理一郎（演奏用楽譜作成：今堀拓也、吉原一憲）
選曲・構成協力：井上誠、小林淳
主催：伊福部昭百年紀実行委員会、Japanese Composer Archives

【曲目】（予定）
17:40～オープニングトーク
中野昭慶監督+井上誠（約15分）「中野監督と伊福部昭の仕事について」

第1部

【1】メガロファンタジー（合唱付き）　真鍋理一郎（作曲）今堀拓也（採譜編曲）
映画『ゴジラ対メガロ』（1973）より

---------以下、伊福部昭作品-----------

【2】映画『銀嶺の果て』（1947）よりメインタイトル

【3】仮面舞踊劇ファシャン・ジャルボオより3つのシーン（1956・全2幕）より
1.前奏曲（第1幕「喇嘛の礼堂より）
2.骸骨の踊り（第2幕「王城の室」より）
3.ラン・ダルマ王の死（第2幕「王城の室」より）

第2部　水野久美とともに（水野久美出演の映画音楽より）

【4】映画『二人だけの橋』（1958）よりメインタイトル

【5】怪獣大戦争マーチ
映画『怪獣大戦争』（1965）より

【6】フランケンシュタイン対地底怪獣（バラゴン）組曲
映画『フランケンシュタイン対地底怪獣（バラゴン）』（1965）より

【7】「サンダ対ガイラ」組曲
映画『フランケンシュタインの怪獣　サンダ対ガイラ』（1966）より

第3部

【8】「ゴジラVSデストロイア」組曲（合唱付き）
映画『ゴジラVSデストロイア』（1995）より

【9】ピアノと管絃楽のための協奏風交響曲　第3楽章　野蛮なるアレグロ

浄書・楽譜作成・校訂：今堀拓也（1,2,8）、吉原一憲（3，4，6，7）

■カンフェティ・チケット販売
現在SS席、S席、A席の販売（B席売り切れ）
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=52092
（質問窓口：03-6228-1630、チケット購入：0120-240-540）

■伊福部昭百年紀・事務局電話予約　070-5464-5060
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伊福部昭（伊福部昭）プロフィール
1914年5月31日、釧路町幣舞にて誕生、音更にて育つ。アイヌとともに育った幼少時が音楽的原体験となる。伊福部家の家学は『老子』、幼い頃から父に教え込まれる。北海道帝国大学農学部林学科に進みつつ音楽を独学、ヴァイオリンを弾く。二人の兄や、早坂文雄、三浦淳史らと、ストラヴィンスキー、ラヴェル、サティなどに触れ、熱き音楽的青春を過ごす。21歳の時「日本狂詩曲」がチェレブニン賞を受賞するが、大学卒業後は林務官として北海道に留まる。戦後、1946年に作曲家として生きる決意を胸に32歳で上京。東京音楽学校（現・東京藝大）講師として芥川也寸志、黛敏郎、矢代秋雄、池野成、小杉太一郎、三木稔、学外で松村禎三、石井眞木、真鍋理一郎、今井重幸等を育てる傍ら、多くの映画音楽を生み出した。1954年40歳、映画『ゴジラ』の音楽を担当、日本の映画音楽において奇跡的出会いであった。同年、初の交響曲「シンフォニア・タプカーラ」を発表。多くの作品、弟子、映画音楽を残して、2006年2月8日に91歳でこの世を去った。

関連URL

■伊福部昭百年紀Vol.7
https://www.3s-cd.net/2019-06-29/
■チケット販売
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=52092
■CD「伊福部昭百年紀」シリーズ
http://urx.space/0wIr
■スリーシェルズのCD
http://urx.space/7mWu
■コンサート紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=MUbRlh5jEQs
https://www.youtube.com/watch?v=1MueC825EIs&feature=youtu.be

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