中古バイクの走行距離表示に関する実態把握調査を実施しました。 ～ 二輪車情報誌・同Webサイトに掲載している全国１２４社が不当表示 ～

中古バイクの走行距離表示に関する実態調査を実施
―二輪車情報誌・同Webサイトで１２４社が不当表示―
（2018年3月7日　発表）

当協議会は、平成28年10月に「オークション・情報誌・小売り」の際の中古バイクの走行距離の表示を規約に基づく表示に統一し、適正な表示の普及に努めて参りました。
この度、当協議会は、走行距離表示適正化の一環として、2017年9月にオークションに出品された中古バイクの走行距離表示について、2017年12月初旬の二輪車情報誌・同Webサイト掲載情報と照合を行い、適正に表示されているか実態調査を実施いたしました。
その結果、一部販売店（公取協会員・非会員）の中古バイクの走行距離の表示について、実際よりも少ないものであるかのように消費者を誤認させるおそれのある不当表示（例えば、オークションに「減算車」として出品された中古バイクについて、二輪車情報誌・同Webサイトでは「実走行」と表示、等）が認められました。
問題となる表示が認められた販売店に対しましては、早急に表示を改善するよう要請いたしましたが、全国の販売店の皆様におかれましても、同様の表示を行うことのないよう、二輪車情報誌・同Webサイト、店頭展示車等の走行距離表示について、仕入れ時の帳票類（オークション落札票、業販契約書・仕入伝票等）を基に、再度ご確認いただき、適正表示の実施をお願いいたします。
なお、プライスカードにおける走行距離の表示方法につきましては、添付資料（走行距離表示ルールについて）でご確認いただけます。

【調査概要】
調査対象：2017年9月に全国のオークションに出品されたバイク（35,283台）
調査期間：2017年12月
調査方法：情報誌・同Webサイト（全国）と走行距離表示を照合
調査会社：自社調べ

この件に関するお問い合わせは・・・
一般社団法人 自動車公正取引協議会　二輪車業務部まで　　[e-mail]
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