Ａ＆Ｄが、ポンプやフィーダーなどで搬送される材料の流量と総量を瞬時に確認できる、電子天びんに関する特許を申請。

株式会社エー・アンド・デイ（本社：東京都豊島区、代表取締役執行役員社長 : 森島　泰信）は、ポンプやフィーダーなどで搬送される材料の流量と総量を瞬時に確認できる汎用電子天びん「GX-A/GF-Aシリーズ」に関する特許を申請いたしました。
本製品については新機能としてすでに1件の特許を取得済み、1件を申請中ですが、今般申請した特許は流量測定機能「FRD」に付加した自動計算機能です。

1．流量測定機能「FRD」とは
　2017年6月に新発売したＡ＆Ｄの汎用電子天びん「GX-A/GF-Aシリーズ」に標準装備されている機能で（Flow Rate Display）の略です。ポンプやフィーダーなどの搬送による荷重の変化を「流量」として計算し、天びん単体で高精度の流量測定を可能にいたしました。
　本機能により、流量測定においてストップウォッチを用いる手間が省け、誤差の少ない流量と総量が瞬時にその場で確認できます。また、あらかじめ充てん量を設定しておくことにより、計量値が設定量になったタイミングで材料の充てんを止めるための信号を出力することもできます。
　経時的な流量の計測は、従来は天びんで測定したデータをパソコンなどに取り込み、プログラムにより計算していましたが、本機能により、計量と同時に流量も計算できますので、材料や部品を精度良く測る時代のニーズに対応した機能といえます。

2．今般の特許申請
流量測定機能「FRD」に、低流量に対応した自動計算機能を付加し、2018年1月24日に特許を申請いたしました。
なお、この機能が付加された製品は、3月下旬に出荷予定です。

3．本製品についてすでに取得済み、申請中の特許
（1）取得済み：衝撃検出機能「ISD」（Impact Shock Detection）　【特許第5839975号】
　　測定物を載せた時の衝撃を確認できる機能。計量皿に衝撃が加わった時に、４段階の警告表示とブザー
　　でお知らせいたします。生産ラインへの組み込みなどにも応用できます。
（2）申請中：電子制御荷重（自己点検）機能「ECL」（Electronically Controlled Load）
　　天びんの繰り返し性を自動で算出する機能です。
　　例）製薬会社で必須の「最小計量値」の参考値を算出（最小計量値の警告機能付き）

【会社概要】
会社名　　　　　：　株式会社エー・アンド・デイ
所在地　　　　　：　〒170-0013　東京都豊島区東池袋3-23-14
代表　　　　　　：　代表取締役執行役員社長　　森島　泰信
設立　　　　　　：　昭和52年5月
資本金　　　　　：　6,388百万円
市場情報　　　　：　東証1部　7745
事業内容　　　　：　電子計測器、産業用重量計、電子天びん、医療用電子機器、試験機、
　　　　　　　　　　工業計測機器、その他電子応用機器の研究開発・製造・販売

【製品詳細】
・GX-Aシリーズ：校正用分銅内蔵型
http://www.aandd.co.jp/adhome/products/balance/gx-a.html
・GF-Aシリーズ：ベーシック型
http://www.aandd.co.jp/adhome/products/balance/gf-a.html

【本リリースPDF】
https://www.aandd.co.jp/adhome/whatsnew/2018/0219_gx-a/newsrelease_20180219_gx-a.pdf　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

【画像URL】
https://www.aandd.co.jp/adhome/whatsnew/2018/0219_gx-a/gx3002a.jpg
https://www.aandd.co.jp/adhome/whatsnew/2018/0219_gx-a/gx1003a.jpg
https://www.aandd.co.jp/adhome/whatsnew/2018/0219_gx-a/gf3002a.jpg

【本件に関するお問い合わせ先】
TEL：[phone]　　　担当：販売促進部　西塚、山崎
（取材・問い合わせ専用の番号です。広告営業は対応いたしかねますのでお控えください）

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