Bluetooth SIG、理事会の新役員にPhilips LightingとGoogleを任命

Bluetooth Special Interest Group （本部：米国ワシントン州カークランド、以下 Bluetooth SIG） は、米国時間7月11日、Philips Lighting と Google の代表を理事に任命したことを発表しました。Philips Lightingのルード・ヴァン・ボクホルスト氏（Ruud van Bokhorst）とGoogleのマーティン・トゥロン氏（Martin Turon）の両名は、理事として2 年間の任期を務めます。Bluetooth SIG の理事会 は、Bluetooth SIGの運営を担当しており、Bluetooth（R） 技術を出荷台数が毎年 30 億台を超えるシンプルで安全な接続性を提供する無線規格に成長させる重要な役割を果たしました。

Bluetooth SIG のエグゼクティブディレクターであるマーク・パウエルは、次のように述べています。「我々は、Bluetooth 技術の歴史の中でも特に重要なこのタイミングで、ボクホルスト氏とトゥロン氏を理事会に迎えることを光栄に思います。両名の幅広い技術、業界、標準開発での経験は、新たにBluetooth技術に追加が進められているmeshネットワーク機能による、オートメーション、センサーネットワーク、産業用 IoT （IIoT: Industrial Internet of Things） の構築などの新しい市場の急速な拡大に貢献してくれるでしょう。」

ルード・ヴァン・ボクホルスト氏は、Philips Lighting のワイヤレスネットワークプログラムである Standards &Regulations を管理し、Philips Lighting イノベーション部門において無線ネットワークの標準化ロードマップを担当しています。その経歴を通じて、変革プロセスの主導、Philips の利益に関する競合的交渉、専門家チームの舵取り、さまざまな分野、国籍、文化との橋渡しを経験してきました。Bluetooth SIG における新しい役割に加え、Fairhair Alliance のセクレタリーゼネラルや DÃLI technology （DiiA） の新しい組織のゼネラルマネージャーなど、ライティングおよびビルディングのオートメーション標準化組織においてリーダー的な役割を果たしています。

マーティン・トゥロン氏は、Google および Nest Labs のワイヤレスアーキテクトとして、IoT プラットフォームと組み込み型の低消費電力無線製品に重点的に取り組んでいます。無線センサーネットワーク製品と標準の開発において 13 年を超える経験を有し、アセットトラック、環境モニタリング、構造モニタリング、スマートホームの分野において、技術の商業化を切り開いてきました。

今回の新しい任命に伴い、Bluetooth SIG 理事会は現在、Apple、AwoX、Ericsson、Google、Intel、Lenovo、Microsoft、Nokia、Philips Lighting、Pola、Toshiba から構成されています。詳細については、Bluetoothサイト＜https://www.bluetooth.com/＞ のBoard of Deirectorsのページ＜https://www.bluetooth.com/about-us/board-of-directors＞ をご覧ください。

Bluetooth（R） 無線技術について
Bluetooth無線技術は、簡単かつ安全な接続を実現する世界的な無線規格です。32,000社を超える企業で構成される世界的なコミュニティが推進するBluetooth技術は、身の回りの幅広い「接続されたデバイス」の統合、調和、イノベーションを実現します。協同的な創造と共有された技術規格を通じて、Bluetoothは世界中のユーザーに、シンプル、安全、そして豊かな技術体験を提供します。

Facebook（日本語）:　https://www.facebook.com/Bluetooth.Japan/
Twitter（日本語）: https://twitter.com/Bluetooth_Japan

＜本件に関する報道関係者からの問い合わせ先＞
Bluetooth SIG 広報事務局（合同会社NEXT PR内）
TEL: [phone]
担当：有本、本間
e-mail: [e-mail]

---