【株式会社会津ラボ】有線ドローン、風力発電設備点検での実用化へ向け、鈴与マタイ株式会社と実証実験を開始！

　日本エンタープライズ株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：植田勝典）の子会社、株式会社会津ラボ（本社：福島県会津若松市、代表取締役社長：久田雅之、以下会津ラボ）と、環境エネルギー事業を行う鈴与マタイ株式会社（本社：長野県佐久市、代表取締役社長：谷津和孝、以下鈴与マタイ）は、風力発電設備点検での有線ドローン実用化を目指して、平成28年12月中旬、実証実験を開始いたしました。

　会津ラボは、ドローンを給電設備にケーブルで接続して給電し、長時間飛行を可能にする技術（以下「有線ドローン」）の開発を進めています。また会津大学との産学連携により、「有線給電の単体ドローンならびにドローン群の安定飛行」に関する固有技術の開発を行っています。

　今回の実証実験では、4Kカメラを搭載した「有線ドローン」を使用して、鈴与マタイが運営・管理する小形風力発電設備（新潟県柏崎市）の点検を行いました。「有線ドローン」の長時間飛行のメリットを活かし時間をかけて、「主要な点検対象箇所」、「目視確認が難しい箇所」、「ナットやパーツの状態」を様々な角度から撮影し、その後に行われる人的な点検作業に有用な、高精度の映像収録に成功しました。

　風力発電設備業界では、ブレード飛散、ハブ・ナセル落下（※1）などの重大な事故報告を受けて、保安強化の取組みが進められています。鈴与マタイは、従来の人的な点検に加えて、会津ラボの「有線ドローン」を導入することにより、点検作業の安全性・効率性が飛躍的に向上することを期待しています。

　両社は、平成30年度の実用化を目指して、共同検証を進めてまいります。

■ 実証実験の様子

※バッテリー交換をせずに長時間飛行できる「有線ドローン」の特徴を活かし、風車の様々な箇所を長時間かけて撮影しました。一度の飛行で複数台の風車を点検することも可能です。



■　鈴与マタイ株式会社
（1）名称 ：鈴与マタイ株式会社
（2）所在地 ：長野県佐久市中込1－10－1
（3）代表者 ：代表取締役社長　谷津　和孝
（4）事業内容 ：物流・包装資材事業、商事事業、環境エネルギー事業
（5）資本金 ：5,000万
（6）設立年月日 ：昭和42年2月3日
（7）U R L
http://www.newest.ne.jp/

■ 株式会社会津ラボ
コンピュータ理工学を専門とする国際色豊かな公立大学法人「会津大学」（平成5年4月開学）の第1期生が、平成19年1月に設立。平成24年4月に商号を株式会社会津ラボへ改めました。会津ラボは、「会津大学」の大学発ベンチャー企業として公式認定を受けています。「会津大学」建学の理念"to advance knowledge for humanity"を掲げ、人類の為になる高度な知識と技術を世の中へ創出してまいります。

（1）名称 ：株式会社会津ラボ
（2）所在地 ：福島県会津若松市インター西53　2F
（3）代表者 ：代表取締役社長　久田　雅之
（4）事業内容 ：iOS/Android対応アプリケーションの開発/研究開発
ホームページ制作/3DCG作成/映像加工/イラスト作成/各種デザイン
（5）資本金 ：2,950万
（6）設立年月日 ：平成19年1月4日
（7）U R L
http://www.aizulab.com

■　本件に関するお問い合わせ
日本エンタープライズ株式会社　管理本部　広報・IRグループ　【担当：松本、渡辺】
TEL：[phone]　　FAX：[phone]　　MAIL： [e-mail]

（※1）　風力発電システムを構成する要素で、ブレードは羽部、ハブ・ナセルは動力伝達部
※ 記載されている会社名及び商品名／サービス名は、各社の商標または登録商標です。

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