Microchip、32ビットPIC32MZ EFマイクロコントローラに拡張温度品を追加

[NASDAQ: MCHP] - マイクロコントローラ、ミックスドシグナル、アナログ、Flash-IPソリューションのトッププロバイダであるMicrochip Technology Inc.（日本支社: 東京都港区浜松町、代表: 吉田洋介 以下Microchip社）は本日、32ビットPIC32MZ EFマイクロコントローラ（MCU）ファミリに拡張温度品と高速動作（250 MHz）の産業用温度品を追加した事を発表しました。これはPIC32 MCUとして初の車載グレード製品です。

今回発表したPIC32MZ EFファミリは最高250 MHzの高いコア性能を備え、浮動小数点ユニット（FPU）、幅広い周辺モジュール、CAN （Controller Area Network）を含む接続機能を内蔵しています。拡張温度品は高温下で安定した動作と性能が要求される車載および産業分野の基幹用途に理想的です。

また、産業用温度品（-40～+85 °C）の一部が新たに高速動作（250 MHz/795 CoreMark）に対応しました。高速動作品は高速なオーディオ処理およびストリーミングを必要とするハイ レゾリューション （ハイレゾ） オーディオ等、従来より高いコア性能が必要な用途に理想的です。

「発売以来、PIC32MZ EFファミリはユーザ数を着実に増やしてきました」とMicrochip社MCU32部門副社長のRod Drakeは述べています。「PIC32として初めて拡張温度品を発表し、AEC-Q100グレード1認証に適合した事は、Microchip社の製品ロードマップにとって大きなステップです。また、大量の演算処理が必要なアプリケーションでこれまで以上の性能を発揮する高速動作品も、このファミリの魅力を高める進歩です。」

車載グレードの拡張温度に対応したPIC32MZ EFファミリの詳細はhttp://www.microchip.com/PIC32MZEF_Main1946を参照してください。

開発サポート

PIC32MZ EFファミリを使った開発にはMicrochip社のMPLAB（R）Harmony統合ソフトウェア フレームワーク、MPLAB X統合開発環境（IDE）、PIC32向けMPLAB XC32コンパイラ、MPLAB ICD 3インサーキット デバッガ、MPLAB REAL ICETMインサーキット エミュレータが使えます。

これ以外に、次のツールも使えます。

- 浮動小数点ユニット内蔵PIC32MZ組み込みコネクティビティ（EF）スタータキット（DM320007）

- 暗号エンジン内蔵PIC32MZ EFスタータキット（DM320007-C）

- PIC32MZ2048EF PIM （MA320018） - Bluetoothオーディオ開発キット用PIM

- PIC32MZ2048EF 144 PIM （MA320019） - Explorer 16用プラグイン モジュール（PIM）

- Curiosity PIC32MZ EF開発ボード（DM320104）



在庫/供給状況

PIC32MZ EFファミリはTQFP、QFN、VTLA、LQFPを含む各種パッケージで本日より量産出荷を開始します。


詳細はMicrochip社または正規販売代理店にお問い合わせください。

リソース

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- ブロック図: http://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/30541513070/sizes/l

Microchip社について

Microchip社（NASDAQ:MCHP）は、マイクロコントローラ、ミックスドシグナル、アナログ、Flash-IPソリューションのトッププロバイダであり、全世界で数千を超える各種アプリケーションで、低リスクの製品開発、総システムコストの削減、迅速な商品化の実現に貢献しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細はMicrochip社のウェブサイト（http://www.microchip.com）をご覧ください。


詳細については、以下にお問い合わせください。
Daphne Yuen （Microchip社）
（メール: [e-mail]）

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