読んだら食べたく、食べたら読みたくなる。人気の絵本作家が「本のなかのおやつ」について綴る、書き下ろしエッセイ集。9月26日（月）発売。（発行＝ホーム社、発売＝集英社）

（株）ホーム社では、9月26日（月）に、単行本、
もとした いづみ・著
『レモンパイはメレンゲの彼方へ』
を発売いたします。
本書は、長年児童書に携わってきた著者が、懐かしい味から、不思議な食べものまで、選び抜いた「本のなかのおやつ」を切り口に綴る、軽やかで心地よいエッセイ集。
多くの方が知っている話から、通好みのものまで、取り上げた本は37タイトル。
各話に添えられたイラストが味わいを深め、贈り物としても喜ばれる1冊となっています。

【著者プロフィール】
もとした・いづみ
作家。商品企画、雑誌や児童書の編集・ライターなどを経て、子ども向けの作品を書き始める。2005年『どうぶつゆうびん』（あべ弘士・絵）で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、2007年『ふってきました』（石井聖岳・絵）で日本絵本賞、2008年同作品で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。講談社出版文化賞絵本賞選考委員。絵本「すっぽんぽんのすけ」シリーズ、童話「おばけのバケロン」シリーズのほか、『おむかえまだかな』『キャンディーがとけるまで』など著書多数。

【「あとがき」より一部抜粋】
私は仕事柄、日常的に絵本や童話、児童文学を読むけれど、それでもいつも「子どもの本っていいなあ」と思う。本を開くわずかな時間、子どもの本の世界に心を遊ばせると、「大人だから」とおさえていた心が、ふわっと軽く、自由になり、何かワクワクすることを始めてみたくなる。

【目次より】
さもなくばフルーツサンドを／おはぎを庭で育てる／星を数えながらジャムを食べる／ビスケットでご機嫌さん／昭和喫茶のピザパイを讃える／プリンはほんのり温かいうちに／仁義なきシュークリーム／月餅に訊け／森の木陰でどら焼きを／コロッケひとつ！すぐ食べます

【紹介したおやつと本の一部】
アイスクリーム……アントニー・バージェス『アイスクリームの国』
あんパン……茂市久美子『つるばら村のパン屋さん』
おいなりさん……安房直子『すずめのおくりもの』
カステラ……中川李枝子『ぐりとぐら』
ビスケット……ジュール・ヴェルヌ『十五少年漂流記』
シュークリーム……大石真『チョコレート戦争』
フルーツサンド……わたなべしげお『もりのへなそうる』
ホットケーキ……ヘレン・バンナーマン『ちびくろ・さんぼ』
ポップコーン……工藤ノリコ『ノラネコぐんだん　きしゃぽっぽ』
餅……与謝野晶子『三匹の犬の日記』
レモンパイ……シャーロット・ゾロトウ『にいさんといもうと』


タイトル：『レモンパイはメレンゲの彼方へ』
著　者 ：もとした いづみ　
（イラスト：ねもときょうこ）
発売日 ：2016年9月26日（月）

定　価 ：本体1,500円＋税
体　裁 ：四六判　ハードカバー　168ページ
発　行 ：ホーム社
発　売 ：集英社
I S B N ：978-4-8342-5313-9

【本件に関するお問い合わせ】

株式会社ホーム社　

http://www.homesha.jp/
文芸図書編集部
原　多恵子　[e-mail]
〒101-0051　東京都千代田区神田神保町3-29
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