ななつ星、あそBOY、ゆふいんの森……新幹線もなかったJR九州が海外からも注目された理由とは？ JR九州会長の唐池恒二著『鉄客商売』電子版が配信開始。

PHP研究所（京都市南区 代表取締役社長：清水卓智）は、鉄道の概念を変えたクルーズトレイン「ななつ星」をはじめ、「ゆふいんの森」「あそＢＯＹ」など、列車のユニークなネーミングの名づけ親、さらには事業展開のアイデアマンとして各界から注目を集めるＪＲ九州会長の経営観、仕事観を語った『鉄客商売』電子版をリリースいたしました。本書は笑いと涙と感動が凝縮された、今までなかったと話題の最新ビジネス書。


「2013年10月、ななつ星の運行が始まった。（中略）

当時の新聞記事は、ななつ星に対する賛辞で埋められた。そのころから、いろいろな場でななつ星のことをよくたずねられた。（中略）

（一）いつごろから、ななつ星の構想が浮かんだのか。
（二）ななつ星の発想はどこからくるのか。
（三）ななつ星はなぜ成功したのか。（中略）


（一）については、即答できた。（中略）

（二）と（三）については、短い言葉で説明することがなかなか容易でない。（中略）

そのためには、整理したことを文章に残すことが最良の策ではないか。（中略）

ようし、本を出そう。」（「まえがき」より）

【著者略歴】

唐池恒二（からいけ　 こうじ）

九州旅客鉄道株式会社 代表取締役会長

1953年４月2日生まれ。77年、京都大学法学部を卒業後、日本国有鉄道 （国鉄） 入社。87年、国鉄分割民営化に伴い、新たにスタートした九州旅客鉄道 （JR九州）において、「ゆふいんの森」「あそBOY」をはじめとするD＆S （デザイン&ストーリー）列車運行、博多～韓国・釜山間を結ぶ高速船「ビートル」就航に尽力する。また、大幅な赤字を計上していた外食事業を黒字に転換させ、別会社化したJR九州フードサービスの社長に就任。2002年には、同社で自らプロデュースした料理店「うまや」の東京進出を果たし、大きな話題を呼んだ。2009年6月、JR九州代表取締役社長に就任。2011年には、九州新幹線全線開業、国内最大級の駅ビル複合施設「JR博多シティ」をオープン。2013年10月に運行を開始し、世界的な注目を集めたクルーズトレイン「ななつ星in九州」は、企画立案から自ら陣頭指揮を執った。

【電子書籍　作品概要】

（タイトル）鉄客商売

（著者） 唐池恒二　　（希望小売価格） 本体1,111円（税別）

（リリース日） 2016年7月1日配信　（発行元） 株式会社PHP研究所
【主な販売サイト】

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