MSCクルーズ 新広告キャンペーン「Not Just Any Cruise」を展開

[2016年1月12日、ジュネーブ] ヨーロッパ、南米、南アフリカにおけるマーケットリーダーであり、世界最大級の非上場クルーズ会社MSCクルーズは、ヨーロッパで行われた一連の国際的メディアイベントにおいて、新しいグローバル・ブランド・ポジショニングを発表しました。MSCクルーズの中核をなすブランド概念をベースに、新たに構築されたポジショニングは、当社の今後の世界的な成長戦略をサポートするために開発されました。当社は、保有客船の供給量を倍増するという51億ユーロの投資計画の真っ只中にあり、2017年から2022年までの間に、7隻の次世代客船を導入する予定です。


この新しいポジショニングは、行楽客のニーズ、現在の当社のプロダクトに対する認識度、ブランドの真髄である品質について、年間を通じて実施した消費者への調査研究（ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、英国、米国を含む）に準じたものです。大手調査機関TNSとIPSOSによる、約3000時間に及ぶインタビューから消費者の鋭い見識を集めました。信頼性があり、かつ独特なブランド体験の新鮮なアイデンティティを投影しながらも、MSCクルーズがこれまで継承してきたブランドの真髄の上に、さらに進化した新しいブランド・ポジショニングが形成されました。


以前より当社は「Mediterranean way of life」を合言葉に、地中海のライフスタイルに焦点を当ててきました。それは、300年にわたる創業家の船乗りの伝統に根ざしたMSCクルーズの比類ない海洋専門知識と相まって、家族経営の会社の温かさ、人間性、くつろぎや快適性に示されてきました。これに調査結果が新たな知見を追加したのです。それは当社の乗客、および見込み顧客がすでにMSCクルーズでの体験をよりエレガント、かつプロフェッショナルであり、他のクルーズ会社よりも信頼性が高いと捉えているということです。これにより、これら既存の中核をなす要素は、新たなポジショニングにも残されました。


すべてのクルーズは、程度は様々ですが、発見、くつろぎ、そして楽しみを提供します。しかし、MSCクルーズの洗練されたエレガントな質は、行楽客のニーズを満足させ、忘れられない思い出へと誘う新しい体験への希求を満たすためにあります。カップルや家族のために、手頃な価格でモダンな客船でのくつろぎの場を提供し、質の高い、快適なクルーズ休暇を提供するものです。すべてはブランドの約束に沿ったものです。


新しいポジショニングは、地中海のエレガントさが、MSCクルーズの典型である献身的な努力とディテールにこだわったプロ意識に出会って生まれたMSCクルーズ体験での新鮮なビジョンを表しています。これら要素の融合が新しいコミュニケーションキャンペーン「Not just any cruise」によって表現されています。モダンな客船、快適な客室、常に新鮮で本物の食材、受賞歴のあるエンターテイメント、数々のリラクゼーション、完璧なサービス、専門知識とエレガントなデザインなどMSCクルーズ体験の重要かつ特徴的な要素を強調しています。


「私たちは、次の6年間で2倍の規模に成長するという大望を抱いています。私たちがお届けする経験が世界中のクルーズ客のニーズや願望を満たし、さらにそれを超えるためには、この成長戦略に伴い、当社のポジショニングを進化させることが重要だったのです。」と、MSCクルーズのCEO、ジャンニ・オノラートは述べています。「ブランド価値が進化した新しいポジショニングは、私たちの情熱を明確に伝えるものです。細部にいたるまで個々のお客様に関心を払うことによって、お客様にユニークな船上体験を提供するという情熱です。それは当社の価値観と、お客様に忘れられないクルーズを提供するというコミットメントを示しています。また、これまでに前例のない、7隻の次世代客船への51億ユーロの投資計画を伴う成長戦略に向けて、次の段階にあり、当社は世界的な知名度においても、かつてないほど強力になることを示しています。」


この新しいポジショニングをサポートするコミュニケーション・キャンペーンの開発において、MSCクルーズは、高品質なコンセプトと、視覚的にも音楽的にも明確な表現を創り上げるために、世界規模のパートナーを選択しました。戦略的な広告会社マッキャン・ワールドグループをはじめ、オスカー賞にノミネートされたイギリスの映画監督ダニエル・バーバー氏が見事な視覚的ストーリーテリングを生み出しました。また、数々の賞を受賞しているイタリアの作曲家エンニオ・モリコーネ氏によって、魅力的なコマーシャル・サウンドトラックが作曲されました。MSCクルーズはエンニオ・モリコーネ氏と長年にわたり、密接な関係を保っており、それは2007年MSCオーケストラの命名式でのコンサートにまで遡ります。この世界規模のチームによって、「Not just any cruise」というブランド・プロミスを称える内容を表現した3本の映画品質のコマーシャルが制作されました。


MSCクルーズはイタリア、フランス、ドイツ、スペインで、3本のコマーシャルから成るテレビ広告で始まる、国際マルチメディアキャンペーンを皮切りに、今月から新しいポジショニングによる発信を開始しました。１つ目は、「Drop」というタイトルで、真っ白なシーツに進化する綿花が表現されています。それは細部にまでこだわった数々のリラクゼーションと快適な客室により、素晴らしい夜の休息を堪能できることを示しています。2つ目は、「Note」で、ピアノ弦と単音の響きが、最高水準の音楽と照明を通して見事なエンターテイメントへ変貌しするさまを描いています。それはシルク・ドゥ・ソレイユのショーを含む当社を代表する船上エンターテイメントを示しています。そして最後は、「Tomato」です。新鮮で高品質の食材が、熟練シェフの手により美しく盛り付けられた料理に進化するさまを表現しています。それは、極上の食事体験を提供したいという情熱を表現したもので、船上のイータリー（EATALY）レストランでの食事、ミシュラン2ツ星のスターシェフ、カルロ・クラッコによって開発されたレシピに現れています。


船上でも陸上でも、MSCクルーズでの経験がこの進化したブランド・プロミスとして、真に尊重されることを確実にするため、当社は乗船前から下船後まで、乗客の旅に沿って重要な「経験」の瞬間瞬間を360度、あらゆる角度から徹底的に見直しすることを始めました。


新しいコミュニケーションキャンペーンは、イタリア、フランス、ドイツ、スペインで1月10日から、様々な長さの「Drop」が放送開始されています。他のタイトルCMは、今後数週間内に順次、放送される予定です。

日本では、MSCクルーズジャパン公式ウェブサイト上で、2016年1月13日より、コマーシャル動画の公開がスタートします。




本件に関するお問い合わせ先
株式会社MSCクルーズジャパン PR担当：富岡
〒105-0001 東京都港区虎ノ門4丁目3番10号　虎の門きよしビル2F
電話：[phone] FAX:[phone] ウェブサイト：www.msccruises.jp