新しいライフスタイル・グループを設立し、業界最高クラスのライフスタイルブランドが持つリーダーシップおよび才能と、ハイアットのグローバルな販売ネットワークと受賞歴のあるロイヤルティ・プログラム「ワールド・オブ・ハイアット」を融合
シカゴ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --ハイアット・ホテルズ・コーポレーション(NYSE:H)は、ライフスタイルホテルのパイオニアであるスタンダード・インターナショナルのブランドと関連会社の大部分を買収する計画を発表しました。スタンダード・インターナショナルは「ザ・スタンダード・ホテルズ」、「バンクハウス・ホテルズ」ブランドの親会社です。今回の買収により、業界最高レベルのライフスタイルスペースにおけるリーダーとしての地位が強化されることになります。今回の買収は、2017年から2023年にかけてハイアットのグローバルポートフォリオにおけるライフスタイルホテルの客室数を5倍に拡大してきた買収とオーガニックグロースの一環として位置づけられます。この取引は、慣習的なクロージング条件に基づき、今年後半に完了する予定です。
今回の買収により、ハイアットはニューヨークに本部を置くライフスタイルの専門グループを新たに設立することになります。スタンダード・インターナショナルのアマール・ラルヴァニ会長が率いるこのライフスタイル・グループは、ハイアットの業界最高クラスの運営管理とロイヤリティに関するインフラを活用するとともに、体験の創造、デザイン、マーケティング、プログラム、広報、レストラン、ナイトライフ、エンターテイメントといった重要な職務において、卓越したリーダーシップを発揮することになります。新たに設立するライフスタイル・グループは、ハイアットの仲間とともに、優秀なスタンダード・インターナショナルのチームにより構成されます。ライフスタイル・グループについての詳細は、クロージング後の発表を予定しています。
今回の買収計画により、ハイアットはブランドと体験にフォーカスした企業へと進化を続けることになります。買収したポートフォリオは100%アセットライトな経営がなされることとなり、ザ・スタンダード・ロンドン、ニューヨーク市にあるザ・スタンダード・ハイライン、ザ・スタンダード・バンコク・マハナコーン、テキサス州オースティンのホテル・セント・セシリア、メキシコのバハカリフォルニア州にあるホテル・サン・クリストバルなどのブティックホテルなど、21のホテルの約2,000室の運営管理契約、フランチャイズ契約、ライセンス契約が含まれることになります。クロージング後、ハイアットはこれらのホテルをワールド・オブ・ハイアットに統合し、この著名なライフスタイルホテルのポートフォリオを本プログラムの4,800万人のロイヤルティ会員に提供する予定です。
2017年にスタンダード・インターナショナルの過半数の株式を取得し、同社の国際展開を推進したサンシリは、今回の売却により投資を成功裏に終えることとなります。サンシリは、今回買収されたブランドで経営またはフランチャイズ展開している物件のいくつかを引き続き所有する予定です。
「スタンダード・インターナショナルを支えるチームは、現状を覆すユニークで受賞歴のあるブランドと物件のポートフォリオを作り上げ、過去25年もの間、最も見る目のあるライフスタイルホテルのお客様から確固たる支持を集めてきました」と、ハイアットの社長兼最高経営責任者(CEO)であるマーク・ホプラマジアンは述べています。「これらの物件は、真の意味で時代の価値観を牽引し、メットガラのアフターパーティーのような有名で話題性のあるプログラムやイベントによって、独自のデスティネーションを生み出すことに成功しています。スタンダード・インターナショナルの物件とチームを、新たに設立するライフスタイル・グループとともにハイアットファミリーに迎え入れ、彼らの才能、創造性、文化、イノベーションを活用できることを嬉しく思います。」
クロージング後、ラルヴァニ氏はライフスタイル・グループの社長兼クリエイティブ・ディレクターに就任し、グループ内のブランド統合を監督するとともに、それぞれのライフスタイル・ブランドの完全性、イノベーション、創造性、成長の確保・強化に取り組んでいきます。
ラルヴァニ氏はWホテルのグローバル展開を指揮した後、2010年にアンドレ・バラッツ氏とザ・スタンダード・ブランドに関する提携を結びました。2013年、ラルヴァニ氏はスタンダード・インターナショナルを設立し、バラッツ氏からザ・スタンダード・ブランドを取得した後、創業者のリズ・ランバート氏および彼女のパートナーからザ・バンクハウス・グループの株式の過半数を取得しています。その後、ラルヴァニ氏は両社を創業者主導のスタートアップ企業から、ランドマーク物件の開発を通じて世界的に認知されるブランドへと変えるべく陣頭指揮を執ってきました。
「当社が提携するにふさわしい企業を見つけるまで、長い時間がかかりました」と、ラルヴァニ氏は述べています。「今回ハイアットを選択することで、当社は強力なグローバルインフラと忠誠心の高いお客様で構成される顧客基盤を活用することができます。当社のチームがザ・スタンダード・ホテルズとバンクハウス・ホテルズの持つ可能性を引き出すことができたことを大変誇りに思います。また、ハイアットが当社のブランドや物件、そしてこれが最も重要なことですが、当社の従業員がいかに特別な存在であるかを評価してくれたことを光栄に思います。我々はこの先にある大きな可能性に関するビジョンを共有しています。勇気ある一歩を踏み出したハイアットと、当社の努力を支えてくれたサンシリに対し、感謝の意を表せずにはいられません。」
スタンダード・インターナショナルのブランド・ポートフォリオには、ザ・スタンダード・ホテルズとバンクハウス・ホテルズに加え、ペリ・ホテルズと、そしてオーストラリアのメルボルンで今月オープンしたザ・スタンダードX、ニューヨーク・ファッションウィークに合わせて来月ニューヨークのソーホーでオープン予定のザ・マナーの2つの最新ブランドがあります。ホテルブランド以外にも、ポートフォリオにはザ・ブーム・ブーム・ルーム、ザ・スタンダード・グリル、ザ・スタンダード・ビアガーデン、カフェ・スタンダード、リド・ベイサイド・グリル、ジョーズ・コーヒーといった世界クラスのレストランやナイトライフ施設のほか、ル・ベイン、デシモ、スウィーティーズ、UP、Ojo、スカイ・ビーチなどの象徴的な屋上施設が含まれています。
今回の買収には、今後12ヶ月の間に開業が予定されている新規物件(ザ・スタンダード・パタヤ・ナ・ジョムティエン、ザ・スタンダードX・バンコク・プラアーティット、バンクハウスのホテル・セント・オーガスティンおよびホテル・ダフネ)など、契約書または基本合意書に調印済みの30以上のプロジェクトが含まれます。スタンダード・インターナショナルはまた、マイアミ、リスボン、プーケット、ホアヒン、メキシコシティで開発中のスタンダード・レジデンスや、オースティンのホテル・セント・セシリアに完成したバンクハウス・レジデンスなど、強固な住宅事業も展開しています。
クロージング後、ハイアットは基本購入金額1億5,000万ドルを支払い、その後、追加物件がポートフォリオに組み入れられた場合、最大で1億8,500万ドルの購入金額を追加で支払うことになります。基本購入金額に関連する安定化手数料は約1,700万ドルを想定しており、条件付き対価が支払われた場合に追加的に発生する安定化手数料は最大約3,000万ドルと見込まれています。
今回の取引に関して、モエリス&カンパニーLLCがハイアットの財務顧問を務め、Venable LLPが法務顧問を務めました。
このプレスリリースでは、ハイアット・ホテルズ・コーポレーションおよび/またはその関連会社を指すために便宜上「ハイアット」という名称が使用されています。
ハイアット・ホテルズ・コーポレーションについて
シカゴに本社を置くハイアット・ホテルズ・コーポレーションは、世界をリードするホスピタリティ企業として、人々が最高の時間を過ごせるようにおもてなしをするという目標を掲げています。2024年6月30日の時点で、同社のポートフォリオには、6大陸の78か国にわたる1,350以上のホテルとオールインクルーシブ施設が含まれています。同社のポートフォリオには、タイムレス・コレクション(Park Hyatt®、Grand Hyatt®、Hyatt Regency®、Hyatt®、Hyatt Vacation Club®、Hyatt Place®、Hyatt House®、Hyatt Studios、UrCove)、バウンドレス・コレクション(Miraval®、Alila®、Andaz®、Thompson Hotels®、Dream® Hotels、Hyatt Centric®、Caption by Hyatt®)、インディペンデント・コレクション(The Unbound Collection by Hyatt®、Destination by Hyatt®、JdV by Hyatt®)、インクルーシブ・コレクション(Impression by Secrets、Hyatt Ziva®、Hyatt Zilara®、Zoëtry® Wellness &Spa Resorts、Secrets® Resorts &Spas、Breathless Resorts &Spas®、Dreams® Resorts &Spas、Hyatt Vivid Hotels &Resorts、Alua Hotels &Resorts®、Sunscape® Resorts &Spas)が含まれます。同社の子会社は、ワールド・オブ・ハイアット®ロイヤルティ・プログラム、ALGバケーションズ®、Mr &Mrs Smith、アンリミテッド・バケーション・クラブ®、アムスターDMCデスティネーション・マネジメント・サービス、トリセプト・ソリューションズ®テクノロジー・サービスを運営しています。 詳細は、www.hyatt.comをご覧ください。
スタンダード・インターナショナルについて
スタンダード・インターナショナルはザ・スタンダード・ホテルズの親会社です。1999年に誕生したザ・スタンダード・ホテルズは、その先駆的なデザイン、流行を左右するお客様、そしてこれまでのスタンダードな価値観にとらわれない断固とした姿勢で知られています。ハリウッド発のザ・スタンダードは現在、ニューヨーク、マイアミ、ロンドン、モルディブ、ホアヒン、イビサ、バンコク、メルボルンなど、世界中の主要な地域にホテルをオープンしています。シンガポール、リスボン、ブリュッセル、パタヤ、メキシコのスタンダード・ホテルも現在開発中です。シティホテルであれ、シーサイドリゾートであれ、またルーフトップバーであれ、スタンダードのプロジェクトが目指すのは、既成概念にとらわれず、美的感覚を追求し、ザ・スタンダードならではの体験をお客様に提供することです。ザ・スタンダードの自由な遊び心と、デザインとサービスに関する細部へのこだわりにより、ホスピタリティ、旅行、ダイニング、ナイトライフのパイオニアとしての名声を確立してきました。また、スタンダード・インターナショナルはバンクハウス・ホテルズ、ザ・ペリ・ホテルズ、ザ・スタンダードXの株式の過半数を所有するほか、2024年には最新のラグジュアリーブランド、ザ・マナーを発表する予定です。スタンダード・インターナショナルはこのほど、ブランデッドレジデンス市場に参入し、マイアミ、メキシコシティ、リスボン、プーケット、ホアヒンにオープンしています。www.standardhotels.com @thestandard.
将来予想に関する記述
このプレスリリースに含まれる過去の事実ではなく将来予想に関する記述は、1995年の私的証券訴訟改革法に基づくものです。これらの記述には、当社が提案するスタンダード・インターナショナルの買収、買収完了までの想定スケジュール、ライフスタイル専門グループの計画とそのための人員、買収の結果予想される管理費用、当社の開発パイプライン、戦略、展望、見通し、または将来の出来事に関する記述が含まれており、予測困難な既知および未知のリスクを伴います。その結果、当社の実際の決算結果、業績や達成事項は、これらの将来予想に関する記述によって明示または暗示されたものとは大きく異なる場合があります。場合によっては、「かもしれない」、「可能性がある」、「期待する」、「意図する」、「計画する」、「求める」、「予想する」、「信じる」、「推定する」、「予測する」、「ポテンシャル」、「継続する」、「可能性が高い」、「でしょう」、「だろう」といった表現、およびこれらの用語および類似の表現のバリエーション、またはこれらの用語または類似の表現の否定形によって、将来予想に関する記述を特定できます。 このような将来予想に関する記述は、当社および当社の経営陣によって合理的であると見なされているものの、本質的かつ必然的に不確実である推定および仮定に基づいています。実際の結果が、現時点での予測と大きく異なってしまう要因には、以下のものが含まれますが、これらに限定されません。つまり、世界の主要市場における一般的な経済の不確実性、世界経済の状況悪化または経済成長の低迷、景気後退後の景気回復のペース、世界的なサプライ チェーンの制約と中断、建設関連の人件費と資材コストの高騰、当社事業の収益の増加によっても完全に相殺されないインフレやその他の要因によるコスト上昇、ラグジュアリー/リゾート/オールインクルーシブ宿泊施設セグメントに影響を与えるリスク、ビジネス、レジャー、グループセグメントの支出レベル、および消費者信頼感、客室稼働率と平均単価の低下、将来の予約状況に関する可視性の制限、主要な人員の喪失、政治的または社会的不安または貿易政策の変更を含む国内・国際政治および地政学的状況、旅行に影響を与える敵対行為や将来のテロ攻撃を含む敵対行為への懸念、旅行に関連する事故、自然災害または人災、地震、津波、竜巻、台風、干ばつ、洪水、山火事、石油の流出、核事故、パンデミックまたは伝染病の世界規模での発生などの天候および気候関連の事象、またはそのような事象が発生する懸念、サードパーティのオーナーに有利なパフォーマンス・テストまたは保証のあるホテルで一定レベルの営業利益を達成する当社の能力、ホテルの改装と再開発の影響、買戻し活動または配当支払いの削減、廃止または停止を含む当社の資本配分計画、株式買戻しプログラムおよび配当支払いに関連するリスク、不動産およびホスピタリティ・ビジネスの季節的および循環的な性質、インターネット旅行仲介業者などによる販売手法の変更、ゲストの好みや嗜好の変化、従業員や労働組合との関係、労働法の改定、サードパーティのオーナー、フランチャイジー、およびホスピタリティ・ベンチャー・パートナーの財務状況および当社との関係、サードパーティのオーナー、フランチャイジー、または開発パートナーによる現在の事業への資金提供、当社の成長計画の実行に必要な資本にアクセスできないリスク、潜在的な買収および売却に関連するリスク、および完了した買収を既存の事業と適切に統合する当社の能力、提案された買収を正常に完了できなかった場合(完了のための条件を満たさなかったり、必要な承認を得られなかった場合を含む)、当社の管理、ホテルサービス、フランチャイズ事業を拡大しつつ目標とする期間内および期待される価値で不動産資産ベースを削減するという当社の戦略を成功させる能力、財務報告に係る内部統制および開示に関する内部統制・手続の有効性を維持する能力、当社の不動産資産価値の下落、当社の管理、ホテルサービスまたはフランチャイズに関する契約の予期せぬ終了、連邦、州、地方、または国外税法の改定、金利、賃金、およびその他の運用コストの増加、外国為替レートの変動または通貨構成の変更、新しいブランドやイノベーションが受け入れられない場合、新しいブランドコンセプトの導入に伴うリスク、資本市場の一般的なボラティリティとそのような市場にアクセスする当社の能力、当社が事業を展開する市場を含む業界の競争環境の変化、業界再編、ワールド・オブ・ハイアット・ロイヤルティ・プログラムとアンリミテッド・バケーション・クラブの有料メンバーシップ・プログラムを成長させる当社の能力、サイバー事件や情報技術に関する事件、法的手続きまたは行政手続きによる影響、当社のフランチャイズ事業、ライセンス事業、および当社の国際事業に関連する規制または法律の違反、Form 10-Kによる年次報告書およびForm 10-Qによる四半期報告書を含む当社のSECへの提出書類(SECから入手可能)に関連するその他のリスクなどです。当社または当社を代表して活動する者に帰属するすべての将来見通しに関する記述は、上記の注意書きによってその全体が明示的に限定されています。このプレスリリースの発表時点で作成された将来予想に関する記述を過度に信頼しないように注意してください。当社は、適用法で要求される範囲を除き、実際の業績、新たな情報または将来の出来事、仮定の変化、または将来予想に関する記述に影響を与えるその他の要因の変化を反映するために、これらの将来予想に関する記述を公に更新する義務を負わないものとします。1つまたは複数の将来予想に関する記述を更新したとしても、それらまたはその他の将来予想に関する記述がその後も更新されると想定すべきではありません。
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