コルマー・コリア、北米進出加速に向けグローバル専門家を任命

生産・販売・研究開発の三位一体体制を確立し、海外化粧品ODM市場の拡大を加速

韓国、ソウル--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --コルマー・コリア（KRX：161890）は、世界の化粧品業界における専門家を北米子会社に任命することで、グローバル展開を加速しています。来年初めに米国の第2工場を建設する計画に伴い、当社は北米事業の新責任者とグローバル最高商務責任者（GCCO）を任命しました。また、現地市場への浸透を目的とした、生産、販売、研究開発を統合する戦略的フレームワークを設定しました。尚この計画では、北米向けの研究開発チーム設立と新マネージャーの任命も行われています。

コルマー・コリアは、北米子会社であるコルマ―・ラボラトリーズとコルマーUSAの最高経営責任者（CEO）にホ・ヨンチョル社長を任命したと発表しました。フィリップ・ワーネリーがグローバル最高商務責任者（GCCO）に、ジョージ・リベラが北米子会社の最高科学責任者（CSO）に、そしてパク・インキ常務は韓国と北米市場の橋渡し役として、北米研究開発センター責任者に任命されました。

今回の任命における重要な要素は、世界の化粧品市場で豊富な経験を持つ、多くの人材を起用している点にあります。これによって、当社が北米市場に成功裏に進出することが期待されています。

新たにコルマー北米子会社の最高経営責任者（CEO）に就任したホ・ヨンチョルは、コルマー・コリアのスキンケアおよびメイクアップ製品の生産を監督しており、世界のODM事業において豊富な経験を有しています。彼は以前、コルマー北京およびコルマー無錫の社長を務め、当社の中国事業において大きな成長を遂げました。コルマー・コリア以前には、アモーレパシフィックの工場長やコスビジョンの最高経営責任者（CEO）など、化粧品製造業界の主要なポジションを歴任しました。ホ社長は、業界での数十年にわたる経験を活かし、北米の現地ビジネスを指揮する意向です。

同じく新たにグローバル最高商務責任者（GCCO）に任命されたフィリップ・ワーネリーは、世界の化粧品市場における専門家です。彼はこれまでの役職で、イタリアの化粧品ODMであるインターコス北米の最高経営責任者（CEO）、エスティローダーの英国・アイルランド地域の社長およびカナダ支社のゼネラルマネージャーとして勤めてきました。世界の化粧品業界において25年の経験を持ち、ブランド企業とODM企業の両方に精通しており、その広範なネットワークは大きな競争優位性です。ワーネリーは、主要なグローバルブランドおよびインディーブランドからの大口受注の確保と、世界中で人気を集めているインフルエンサーの採用に注力する予定です。

ジョージ・リベラは、コルマー北米子会社の最高科学責任者（CSO）に任命され、ロレアルUSAやインターコスなどのグローバルな化粧品会社で20年以上の研究開発経験を持つ専門家です。最近ではコルマーUSAの社長として、プロセスおよび技術革新を主導しました。リベラはCSOとして北米の研究開発センターの責任者であるパク・インキセンター長と協力し、現地市場のニーズに合わせた研究開発に努めます。

パク・センター長は、18年の経験を持つ研究の専門家であり、韓国に所在するコルマーグループのグローバルR&DハブであるコルマーR&Dコンプレックスで開発されたコア技術を現地市場に適応させるという責任を担っています。パクセンター長のチームは、コルマーR&Dコンプレックスで蓄積された色、配合、香りなどのデータ活用と、海外市場のニーズの分析によってカスタマイズされた処方の開発に注力する予定です。

コルマー・コリアは、これらの戦略的な人材採用を活用し、米国初の工場と建設中の第2工場を含む北米生産施設の運営能力最大化に尽力しています。また、当社は今後5年間で1億ドルの売上を達成することを目標としています。そのため、北米だけでなく中南米にも積極的に販売ネットワークを拡大する計画です。さらに、Amazonなどのグローバルな流通チャネルを通じて米国市場でのKビューティーの高まる人気に伴い、米国市場への進出を目指す中小規模韓国インディーブランドの市場アクセスと物流効率を重視した、ODM販売を積極的に推進します。

コルマー・コリア代表は次のように述べました。「今回の任命は、業界の専門家を前面に配置することで、北米市場に新たな勢いをもたらすという当社のコミットメントを強く表しています。コルマー・コリアは、販売、生産、研究開発のシナジー効果を通じて成長を促進し、北米を超えてヨーロッパにも影響力を広げていくことに注力していきます。」

コルマー・コリアは北米市場の重要性を理解しており、2016年にはコルマーUSA（旧PTP）とコルマーカナダ（旧CSR）を買収し、グローバル展開の基盤を先取りして確立しました。2022年には、「Kolmar」ブランドの商標権を100％取得し、ブランドの独占権を確保することで、米国およびグローバル市場での制約のない事業運営を可能にしました。また、当社は近年、米国ニュージャージー州にコルマーイノベーションセンターを開設しており、販売ネットワークを拡大しています。

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