Asana が行った調査「IT リーダーの現状」によると、IT リーダーの 77% が社内における AI トランスフォーメーションを率いる責任を自覚している
Microsoft 365 とのより密な連携、AI を活用したレポート作成機能、強化されたワークフローなど、セキュリティ対策とガバナンス性を備えた機能群により、CIO は ROI 向上へ向けた AI 基盤を備えることが可能に
サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --本日、企業向けワークマネジメントプラットフォームの大手企業である Asana, Inc. は、IT リーダーが求める適切なデータ基盤、セキュリティ対策、ガバナンス性を備えたインテリジェントトランスフォーメーションの推進をサポートする新たな AI 機能群を発表しました。Asana の Work Graph® データモデルを活用したこれらの新機能により、IT リーダーは仕事のデータを Microsoft 365 などのソリューションとシームレスに連携させ、AI を安全に導入し、経営層レベルのレポートやインサイトを活用して ROI を向上させることができます。
「AI の急速な進化により、CIO と IT リーダーの役割は根本的に変わりました」と Asana の CIO、Saket Srivastava 氏は語ります。「今日の IT リーダーは、投資したテクノロジー全体のデータを連携させ、安全に AI を導入するための適切な基盤を築くという、インテリジェントトランスフォーメーションの責任を担っています。Asana の新しい AI 機能や Microsoft 365 などのソリューションとの連携により、企業のリーダーは組織のあらゆるレベルで AI を活用して ROI を向上させるためのデータ、セキュリティ、コントロール、インサイトを手に入れられます。」
Asana の最新のインテリジェントでは、以下のことが可能になります。
仕事のデータを安全に連携させて AI の基盤を構築する
(2024年第 2 四半期開始) Microsoft 365 連携: データを一元管理するための 300 を超える連携ソリューションのエコシステムがさらに拡大します。Asana と Outlook カレンダー間の自動ワークフロー設定により定期的なスケジューリングのニーズに対応、また Teams から直接 Asana へプラン作成およびプロジェクトの払い出しを行うことで透明性が高まります。
(2024年第 2 四半期) スマートワークフロー: 自然言語で簡単な指示をするだけで、特定の目標やベストプラクティスに合わせて経時的に最適化される自動ワークフローおよびルールを作成できます。
(2024年第 2 四半期) スマートゴール: AI を使って目標の下書きを行い、目標の作成形式を標準化し、組織全体で統一できます。
(2024年第 3 四半期) ワークフローコンソール: ワークフローの導入、チェンジマネジメントの合理化、より堅牢なワークフローデータによる改善速度の加速で、運用効率を高めます。
セキュリティ対策と透明性の高い管理機能で自信を持って AI を導入する
(現在利用可能) 複数組織の展開: 子会社や支店ごとにデータを分離してセキュリティを維持することで、AI ニーズに対応し、プライバシーおよびコンプライアンス基準を満たし、グローバルデータレジデンシー要件を満たし、HIPAA コンプライアンスを遵守できます。
(現在利用可能) カスタムオンボーディング: 会社全体で使っている資料や動画へのリンクなどを追加してオンボーディング体験をカスタマイズすることで、社員が Asana を使いこなせるようサポートできます。
(現在利用可能) Microsoft Intune MDM 連携: Intune のダッシュボードから iOS 版 Asana アプリのセキュリティ設定を管理して、外出先でも会社のデータを保護できます。
(2024年第 2 四半期) サンドボックス: AI 関連を含む新機能をテストして、既存のワークフローでどのように機能するかを確認し、詳細なロールアウト計画を作成してユーザーによる新機能の導入をサポートできます。
(2024年第 2 四半期) スマートオンボーディング: 個人やチームが適切な Asana のプロジェクトやチーム、目標に参加できるよう、必要な情報をすばやく提供し、すぐに戦力になれるようサポートします。
インテリジェントなインサイトを入手して、組織のあらゆるレベルで ROI を向上させる
(現在利用可能) スマートステータス: AI がリアルタイムの業務データを基に、ポートフォリオや目標に関する、より包括的なステータス更新をスピーディに作成し、部門横断的なワークストリームにおける戦略プランニングやリスクの特定をサポートします。
(2024年第 2 四半期) スマートアンサー: タスク、プロジェクト、ポートフォリオ、目標など、どんな仕事に関することでも、自然言語を使って Asana に質問することで、タイムリーな返答やインサイトが得られます。
(リリース予定) エグゼクティブサマリー: キーパフォーマンス指標のステータス更新を簡単に確認できるようにすることで、データに基づく意思決定と迅速な成果の達成を実現します。
(リリース予定) スマートレポート: 自然言語を使用して、AI でチャートやダッシュボードを生成することで、部門内や部門間の作業の流れ、優先事項の健全性をリアルタイムで視覚化できます。
(リリース予定) スマートプロジェクト: AI にプロジェクトの概要を伝え、セクション分けとプロジェクトの説明を自動で作成することで、プロジェクト作成を効率化できます。
Asana の Work Innovation Lab による「IT リーダーの現状」レポートでの調査によると、IT リーダーの 82% が組織の AI 戦略について定期的に助言しており、90% が AI テクノロジーへの投資は将来のビジネス上の課題に対処するために不可欠であると回答しています。Asana の新しい人間中心の AI 機能は、CIO や IT リーダーの、生成 AI を効果的に使用するための基盤構築を始めに、適切なセキュリティ対策やベストプラクティスの確保、また部門横断的なデータを活用して意思決定、成果、戦略的優先順位付けを促進する方法を理解することまで、最も差し迫った AI の課題に対処できるように設計されています。
「現代の IT リーダーは、もはやバックオフィスのサービスプロバイダーではなく、企業を前進させる戦略アドバイザーです。IT リーダーは、企業目標の運用、セキュリティの確保、市場進出戦略の策定、そして生産性、コラボレーション、ビジネスの成果を向上させる AI の導入方法を把握することに関して、これまで以上に責任を負っています。」と Zscaler の CIO、Praniti Lakhwara 氏は話します。「成果を出しながらよりスマートに仕事をするためには、適切なツールが不可欠です。 Asana なら、仕事のデータを一元化して、ビジネスに関するタイムリーなインサイトを確認し、意思決定に役立て、プログラムの目標に向けて 1 つの安全なプラットフォームで作業を進めることができます。」
「世界中の CIO は、生産性を向上させ、部門間のコラボレーションをより効率的にし、ビジネスの成果を促進するために AI を最大限に活用する方法を習得しようとしています」 と、IDC リサーチバイスプレジデントの Wayne Kurtzman 氏は述べています。 「一方で、構造化されておらず、隔離されているデータやセキュリティ上の懸念が山積みになっています。今回のアップデートで、Asana は構造化されたプラットフォームで、チーム、プロジェクト、そして会社の目標をつなぎ、仕事のデータを一元化することで、CIO や IT リーダーをサポートしようとしています。これにより、企業はビジネスの成果を測定し、効率の良い働き方を見つけやすくなります。」
Asana は、セキュリティとプライバシーを含めて、「人間中心の AI」アプローチに取り組んでいます。これには、顧客データを使ってトレーニングを行ったり、顧客データを保持したりしないという、高い基準を AI パートナーに課すことも含まれます。Asana のアプローチと最新情報については、Asana Intelligence および「IT リーダーの現状」レポートをご覧ください。
Asana のワークイノベーションサミット (5月 15日東京開催予定) では、さらに多くの最新情報が共有されます。詳しくはイベントページ公開までお待ちください。
Asana について
Asana は組織のスマートな働き方をサポートします。有料サービスを利用するお客様は 15 万社以上、200 以上の国や地域で数百万人のユーザーを抱えています。Amazon、Roche、T-Mobile をはじめとするお客様が、目標の設定や追跡からキャパシティ計画、製品リリースまで、あらゆる仕事を Asana を使って管理しています。詳しくは、asana.com をご覧ください。
Contacts
Asana 広報
Marianne Ridgeway
press@asana.com