CoinFund、ドミトリー・ラピドゥスを上級リキッドアナリストに任命

新興市場と暗号資産の熟練投資家が、CoinFundのAPAC地域に関する専門知識を拡大

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --暗号資産ネイティブの主要投資会社であり、登録投資顧問会社のCoinFundは、世界の流動性機会をより深く分析すべく、香港を拠点とするドミトリー・ラピドゥスを上級リキッドアナリストに任命したことを発表します。

ドミトリーはこの新しい役割において、アジア太平洋地域全域におけるCoinFundの現地活動を促進しつつ、暗号資産の創設者やプロトコルに関する深い知識やネットワークを駆使することによって、CoinFundが継続してグローバルリーチおよび専門知識を拡大することを支えます。同氏はまた、ポートフォリオ企業に現地市場参入に向けたアドバイスを提供します。今回の任命により、従来型金融と暗号資産体験が融合する領域における、創業者に協力的な投資家や技術者が主導するCoinFundの投資チームの地位がさらに強調されます。

ドミトリーは香港やシンガポールなどのアジア太平洋地域において、10年以上の投資経験を持ち、現地で生活してきました。従来の株式分野においては、プリンス・ストリート・キャピタル・マネジメントで投資家として新興市場に投資を行い、オールド・ミューチュアル・グローバル・インベスターズおよびブラックロックではアジア株に関する投資アナリストを務めた実績を持ちます。直近では、暗号資産に重点を置く投資会社ドラゴンフライ・キャピタルで投資パートナーを務めました。ドミトリーはロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンス（LSE）で学士号（理学、政治学、経済学）を取得しています。

CoinFundが新しいインターネットにおけるリーダーを擁護するという使命をさらに推進する中で、ドミトリーはマネジングパートナーのセス・ジンズが主導するCoinFundのリキッド投資チームに加わります。

CoinFundは、アジア太平洋地域がweb3の新興企業を育成する準備の整った市場であることを示す複数の要因が集まったことを受けて、リキッドおよびベンチャー投資の機会という点で同地域によりいっそう注力しています。暗号資産企業や投資家に対する規制の明確化が進んでいることは、より確実で迅速なイノベーションを推進するガードレールともなり得ます。そして2023年9月には、今年世界最大のブロックチェーン会議と目されるシンガポールの「Token2049」カンファレンスに、2万人を超す参加者が集まりました。CoinFundは、現在100社以上の暗号資産およびweb3ベンチャー企業（そのうち40％超は米国以外に本社を置く）をポートフォリオに持つ世界初の暗号資産投資会社の1社として、よりインパクトが強く、しばしば過小評価されている技術的トレンドにいち早く対応することに誇りを持っています。

マネジングパートナー兼リキッド投資責任者のセス・ジンズは次のように述べています。「ドミトリーをCoinFundに迎えることができ、大変嬉しく思います。同氏は豊富な知識と広範なネットワークを併せ持ち、当社の暗号資産投資のアプローチに知見をもたらしてくれます。暗号資産市場および当社の投資先企業は、以前にも増して、アジア太平洋地域を機会と成長の中心地と捉えており、当社がグローバルな投資慣行の水準を継続的に上げ続けていることを喜ばしく感じています。ドミトリーの現場での見識から、ぜひ学びたいと思います。」

任命に関して、ドミトリーは次のように付け加えました。「このような投資家、起業家、運営者の強力なチームと共に、CoinFundのアジアでの存在感を強める機会を得られたことに感激しています。CoinFundの機関投資家レベルの運営、それに加えて素晴らしいポートフォリオや、起業家精神に満ちたコンセンサスにとらわれない企業文化などを考えると、チームに参加することに迷いはありませんでした。」

ドミトリーの任命は、シードファンドIVの1億5,800万ドルでのクローズに関する最近の発表に続いて行われました。優れた機関投資家、ファミリーオフィス、富裕層の個人投資家の支援により、CoinFundのシードIV LPは当初の目標資金調達額であった1億2,500万ドルを上回りました。このファンドは、web3エコシステム全体で、新しい意欲的な創業チームのプレシードおよびシード段階での投資を支援します。

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