ブシャールは個人オーナー兼会長として留まる
ペンシルベニア州セウィックリー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --エスマーク・インク(「エスマーク」)の創業者であり、会長兼最高経営責任者であるジェームズ・P・ブシャールは、同氏が家族の祝日として好む2023年11月23日をもって、CEOとしての職務を引退することを発表しました。ブシャールはエスマークの取締役会会長および同社の個人オーナーとして留まり、今後も全ての慈善寄付を監督します。
同社は積極的に、ブシャールの後継者を世界中で探しています。エスマークのエグゼクティブバイスプレジデント兼最高財務責任者(CFO)であるランディ・スタントンは、2023年11月23日をもって、CFOの職務に加え、CEO代行を務めます。
ブシャールは次のように述べています。「私は鉄鋼業界に40年以上携わってきましたが、日々の業務から離れ、次世代のリーダーシップに力を与える時が来ました。また、今は私が自身の健康に目を向け、家族とより長い時間を過ごすべき時であるとも考えています。当社の素晴らしいレガシーを引き続き構築するチームに最大限の信頼を寄せています。エスマーク、お客様、パートナーの将来は明るいものとなります。」
さらに、ブシャールは次のように述べました。「最近、私は健康上の問題を抱えていました。その時期に、私の友人であるUSWインターナショナルの社長トム・コンウェイが先月予期せぬ死を遂げたことにショックを受けました。そのため、40年を経て、多くの熟考をした結果、引退を決意しました。」
ブシャールはエスマーク(およびその前身企業)の創業者、会長兼CEOであり、支配的株主であるブシャール・グループ(1995年設立)の会長兼CEOを兼任しています。同社は長年にわたり成長し、産業・エネルギー・技術・不動産・コモディティ産業および、青少年スポーツ・育成に携わる戦略的投資および資産を擁するエスマーク・ファミリーへと多角化し、進化してきました。ブシャールは、エスマークの企業ファミリーと共に、教育、家族の健康と福祉、青少年スポーツ・育成、レクリエーションプログラムなどの広範囲にわたり、ヘレン・E・ブシャール・スカラーシップ賞(75人の受賞者に総額50万ドル)などを通じて、支援活動に精力的に取り組みます。ブシャールおよびエスマークの寄付総額は、2003年以来1000万ドルを超えています。
USWインターナショナルの社長である、デビッド・マッコールは次のように述べています。「USWは、ブシャール氏の鉄鋼業界における広範な業績を称えます。特に、国内産業への長期的なコミットメントと、当組合との良好な関係に敬意を表したいと思います。引退後の長く幸せな生活を願っております。」
民主党の上院議員であるジョー・マンチンは次のように述べています。「ジム・ブシャール氏の鉄鋼およびエネルギー両業界、そして国全体にもたらした影響は、計り知れません。ゲイルおよび私は、同氏にふさわしい引退生活を始めるにあたり、幸運を祈っています。」
ブシャールは、その業績と貢献に対して数多くの産業賞や慈善賞を受賞しています。2005年には、名誉あるエルンスト&ヤング「今年の起業家」賞のイリノイ州ファイナリストにノミネートされ、受賞しました。2006年3月には、鉄鋼流通協会から「スチール・マン・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。2007年には、ヒンズデール・セントラル高校において、史上最年少で殿堂入りを果たしました。ヒンズデール・セントラルのジェームズ・カーマナーニ賞を受賞しています。2007~08年度シカゴ・デーメン賞の受賞者として、ロヨラ大学から表彰されました。また、2010年には、ハイチ地震の人道的救援活動により、ロータリー・インターナショナルからポール・ハリス・フェローの称号を授与されました。2012年には、西ペンシルベニア州およびピッツバーグ市内にある複数の子ども向け慈善団体、青少年スポーツおよび育成プログラム、その他の人道的団体への継続的な支援により、ペンシルバニア州スウィックリーの「マン・オブ・ザ・イヤー」に選出されました。同年2012年、ブシャール氏は鉄鋼業界における長年のリーダーシップ、ビジョン、革新性を評価され、世界的な出版社であるプラッツ・インターナショナルおよび子会社のスチール・ビジネス・ブリーフィングにより、「CEO・オブ・ザ・イヤー」のファイナリストに選出されました。ピッツバーグ・シティ・オブ・チャンピオンズおよびクエーカー・バレーにおいて、殿堂入りしています。ブシャール氏のエスマークにおける遺産に関する詳細は、こちらをご覧ください。
スタントンはCEO代理として、エスマークの日常業務責任者として従事し、エスマーク・エクスカリバーの監督を引き続き行います。同氏は2013年にCFOとしてエスマークに入社し、多国籍コングロマリットの財務部門において40年以上の経験を持っています。ペンシルバニア州のインディアナ大学で、会計学の学士号を取得しています。
以下の上級幹部が、11月25日付でスタントンの直属となります。
- ロバート・アルバレス(エスマーク・スチール・グループ、CEO)
- リチャード・ブシャール(エスマーク・スポーツ・マネジメント、社長)
- ロバート・ミホチ(エスマーク・エクスカリバー、運営責任者)
- エド・サルミエント(エスマーク、財務担当エグゼクティブバイスプレジデント)
J・ブシャールはエスマーク・スチール・グループとTCCスチールの合弁会社であるオハイオ・コーティングス・カンパニー(OCC)の会長として留まります。デビット・ルプタクはOCCのCEOを引き続き務め、J・ブシャールの直属となります。
エスマークについて
エスマークは多角的な株式非公開の同族会社で、鉄鋼業界に強力なルーツを持つ工業会社のポートフォリオを要しています。長年にわたり、エスマークは工業および商品セクターに携わる多数の事業に、関心と事業を多角化させてきました。エスマーク(以前はNASDAQ: ESMKの上場企業)は、鉄鋼サービス、石油・ガス開発、航空、不動産、専門サービス、技術、青少年スポーツ育成など、数多くの主要産業に重点を置いています。当社はまた、地域社会における積極的な企業市民として、ペンシルバニア州、イリノイ州、および世界各地において、人道支援、教育支援、家族福祉支援、青少年スポーツ支援など幅広い慈善活動に1,000万ドル以上を拠出してきました。www.esmark.com
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