ネットアップの新しいプログラムと保証のポートフォリオにより、ストレージ投資の管理を容易にし、散発的な資本支出を回避
米カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- グローバルなクラウド主導データ中心ソフトウエア企業のネットアップ(NASDAQ: NTAP)は本日、オンプレミス環境の将来性をコスト効率よくサポートするストレージ・プログラムと保証の新しいポートフォリオ「NetApp Advance」の提供を開始すると発表しました。
NetApp Advanceは、ストレージのライフサイクルを進化させることで、中断のない継続的なハードウエアのアップグレードを可能にし、組織が複雑で高コストで時間のかかるリフレッシュサイクルを回避できるようにします。また、今日の組織の要求を満たすために提供される新たな保証により、効率的で安全かつ持続可能なストレージを実現します。
NetApp Advanceは、ストレージの所有と管理を単純化することで、複雑で時間とコストのかかるアップグレードサイクルを排除し、最新の技術革新に対応することを可能にします。また、オンプレミスまたはクラウドのストレージ・オプションを選択することで、将来にわたって環境を保護し、成長に合わせて安全、シームレス、かつ無停止に拡張することができます。Advanceは、持続可能性と効率性のベストプラクティスと、エネルギー効率と運用パフォーマンスを継続的に向上させてカーボン・フットプリントを削減する能力も提供しています。
ネットアップのエンタープライズ・ストレージ担当シニアバイスプレジデントのサンディープ・シンは、次のように述べています。「NetApp Advanceは、ビジネスの変化や成長に合わせて適応・拡張できるストレージ・ソリューションを必要としている将来志向の組織に、安心感をもたらすものです。NetApp Advanceによって私たちは、今日のストレージへの投資が将来のハイブリッド・クラウドの需要に対応する柔軟性をもたらすという自信を顧客に提供することができます。」
NetApp Advanceの新たなメリットは次のとおりです。
一度購入すれば継続的に進化させることができるため、技術革新に伴うコスト、複雑性、混乱を軽減することができます。
これまでハイブリッド・クラウドへの移行に伴ってきたリスクを大幅に軽減し、ビジネス上の要求に応じて簡単にクラウドにスケールアウトできる柔軟性を備えています。
NetApp Advanceの一部である新しいNetAppストレージ・ライフサイクル・プログラムは、次のような特長を備えています。
3年、4年、または5年ごとに、追加費用や中断なしで、最新のストレージ・コントローラ技術にアップグレードが可能です。
3年更新の前に増分費用のみでコントローラをアップグレードできるオプションがあります。
オプションの容量リフレッシュにより、ストレージ更新の際に低容量ドライブを交換できるため、顧客は同じ容量を2度購入する必要がなく、より効率的で持続可能なデータセンターの設置環境を実現できます。
リモートで管理されるソフトウエア・アップデートには、新機能や拡張機能が満載の無停止型ONTAPソフトウエア・アップグレードが含まれます。
フルスタックの可視化を可能にするActive IQとCloud Insights、そして、ストレージ層を超えたインフラストラクチャーの観測性を単一のインターフェースで効率化するAIOpsにより、問題を迅速に特定し、トラブルシューティングを単純化する最高レベルのサポート・サービスが提供されます。一方で、ONTAP Essentialsが、ONTAPのインベントリ、ワークロード、データ保護に関する詳細な概要を提供します。
さらに、NetAppストレージ・ライフサイクル・プログラムではNetAppクラウド・アドバンテージ・プログラムを導入しており、組織はコントローラを下取りに出して、受け取るクレジット全額を選択したネットアップのクラウド・ソリューションに充当することができます。これにより、変化するビジネスニーズに対応するためのクラウドへのスケールアウトが容易になります。また、新たに2つの保証を導入し、俊敏で効率的なストレージ使用のオプションとモデルを必要とする組織を支援します。
ネットアップの4:1 SANストレージ効率保証は、ワークロード効率目標が達成されない場合に、ネットアップが顧客の費用負担なしで是正するサービスです。すべてのAFFオールフラッシュ・システムで利用可能です*。
またネットアップは、NetApp Keystoneの顧客向けに、新しいサステナビリティーSLAを導入します。Keystoneは、99.999%のデータ可用性を標準としています*。これでKeystoneは、SLAに基づくパフォーマンス・レベルごとに標準的なワット/TBを提供し、その目標が達成されない場合はサービスクレジットの利用が可能になります。この新しいSLAは、2023年の暦年第1四半期に提供開始予定で、独自の利用規約が適用されます。
NetApp BlueXPでは、業界初の新しいサステナビリティー・ダッシュボードを間もなくご利用いただけるようになります。プレビュー版の提供は、ネットアップの2024年度第1四半期を予定しています。このダッシュボードでは、電力、エネルギー、熱の使用量を測定する実データを使用して、組織のIT環境を全体的に把握し、持続可能性スコアカードを提供します。AIOpsによる総合スコアの向上とストレージのカーボン・フットプリント削減のための実用的な知見を提供することで、組織はシンプルかつ容易にIT持続可能性目標を監視、達成することができます。
エンタープライズ・ビジョン・テクノロジーズのソリューション・アーキテクトのスコット・ゲルブ氏は、次のように述べています。「当社はネットアップのパートナーとして、顧客がIT環境を最適化し、クラウドへの移行を加速できるよう支援しています。ネットアップがNetApp Advanceを発表したことにより、まさにそういう支援を私たちが顧客に対して行うことができる体制が整い、オンプレミスのハードウエア・システムを中断することなくアップグレードできる柔軟性を提供したり、あらゆるクラウドへのスケールアウトに伴いハイブリッド・クラウド環境を適切なサイズに調整したり、NetAppクラウド・ソリューション選択のためのクレジットを提供できるようになります。顧客の投資の将来性を高めることで、リスクを抑え、ビジネスの進化に合わせたインフラストラクチャーの俊敏性を提供することができます。」
NetApp Advanceは本日より提供開始されます。本日はこのほか、低コストなオールフラッシュ・ストレージを実現するキャパシティーフラッシュ・ストレージの新製品群「NetApp AFF Cシリーズ」と、オールフラッシュ・システム「AFF Aシリーズ」製品群の新しいエントリー・レベルのストレージ・システム「NetApp AFF A150」の今後の提供開始についても発表しています。
*利用規約が適用されます。
補足資料
NetApp Advance
ブログ:データセンターを変革するネットアップの新たな革新
ブログ:NetApp Advanceでストレージ投資の将来性を高める
ブログ:持続可能性を測定できなければ、管理もできない
プレスリリース:ネットアップ、最新のデータセンター向けの大容量・低価格フラッシュ・ストレージの新製品群を発表
ネットアップについて
ネットアップはグローバルなクラウド戦略で業界をリードする、Data-Centricなソフトウエア企業です。デジタルトランスフォーメーションが加速する時代において、データを活用してビジネスをリードする企業や組織を支援します。クラウドでの開発、クラウドへの移行、オンプレミスでの独自のクラウドレベルの環境構築など、データセンターからクラウドまでのアプリケーションを最適な状態で実行できるシステム、ソフトウエア、クラウド サービスを提供しています。ネットアップは、多様な環境にわたって機能するソリューションを通じて、企業や組織が独自のデータファブリックを構築し、いつでもどこでも、必要なデータ、サービス、アプリケーションを適切なユーザに安全に提供できるようにしています。詳細については、www.netapp.comをご覧ください。また、Twitter、LinkedIn、Facebook、Instagramでネットアップをフォローしてください。
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