サウジ開発基金がカリブ諸国での事業を拡大し、アンティグア・バーブーダのファイブ・アイランズのウェストインディーズ大学拡張プロジェクトへの資金提供に合意

アンティグア・バーブーダ・セントジョンズ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- サウジ開発基金（SFD）のスルタン・アルマルシャド最高経営責任者（CEO）とアンティグア・バーブーダのガストン・ブラウン首相は、アンティグア・バーブーダのファイブ・アイランズにあるウェストインディーズ大学（UWI）の拡張プロジェクトのための8000万ドルの資金提供契約に調印しました。アンティグア・バーブーダはSFDから大規模開発プロジェクトのための資金提供を受ける85番目の国であり、本契約は重要な節目となります。

カリブでの持続可能な開発目標（SDG）の達成を支援するために、本契約では科学的革新を促進し、同大学に新たな教育施設を設置します。

アンティグア・バーブーダのガストン・ブラウン首相は、アンティグア・バーブーダおよび近隣諸国の教育部門を強化するサウジ開発基金を通じたサウジアラビアの開発への取り組みに対して、感謝の意を示しました。

同大学の持続可能性を高めることを目的に、資金提供契約には7棟のエネルギー効率の高い建物の建設が盛り込まれています。同プロジェクトの総面積は9万5160平方メートル近くに及び、年間5000人の学生が利用することになります。

また、この拡張プロジェクトは、北米南東部および中米東部から南米北部および東部まで、近隣のカリブ諸国のニーズにも応えることになります。

SFDのスルタン・アルマルシャドCEOは、同プロジェクトについて次のように述べています。「当プロジェクトへの資金提供を通じて、SFDはカリブ諸国における事業規模を拡大することを目指しており、これは、国際社会との共同開発の架け橋を築くためのサウジ政府の取り組みに沿っています。当プロジェクトは、さまざまな社会および経済分野において持続可能な開発を実現するための国際的な活動に一段と貢献することになります。」

さらにスルタン・アルマルシャドCEOは、次のように述べています。「サウジアラビア政府は、持続可能な開発目標の達成のためにさまざまな国の開発を支援することを非常に重視しています。UWI拡張プロジェクトは、開発プロジェクトが必要とする支援の提供によるSDGsの達成を柱とすると同時に、人道的影響を及ぼすインフラストラクチャーおよび生産部門を重視するという当基金の資金提供方針に合致しています。当拡張プロジェクトは、経済成長の達成に欠くことのできないSDG 4『質の高い教育をみんなに』に該当します。」

*配信元：AETOSWire

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