メルセデス・ベンツ・エナジーとLohumが複数年の二次利用提携で電池の持続可能性を推進

ニューデリー--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- メルセデス・ベンツ・エナジーとLohumは、二次利用電池の複数年供給契約を通じた戦略的提携を発表いたします。両社が電池のサプライチェーンで持続可能性を推進し続ける中、Lohumはメルセデス・ベンツ・エナジーにとってアジアで最初のパートナーとなります。この契約には、メルセデス・ベンツ・エナジーとLohumが複数の二次利用モジュール・タイプに関して年間50MWhの最低オフテイク・スケジュールを確約することが含まれています。

メルセデス・ベンツ・エナジーとLohumは、ほぼ2年前から協力してきました。この契約により、Lohumはメルセデス・ベンツ・エナジーから、大量の二次利用電池モジュールを確保できるようになります。Lohumは主に、インドの定置用市場と非自動車・モビリティー蓄電市場に重点を置いた二次利用アプリケーションを開発しています。モビリティー用途には、電気リキシャのような低電力アプリケーションがあり、定置用用途には6KWhの小型電池から1MWhの大型蓄電システムまでが含まれます。

メルセデス・ベンツ・エナジーのゴードン・ギャスマン最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。「Lohumは、多くの企業とは全く異なる方法で二次利用について考えています。二次利用の最大の課題の1つは、予測不可能な原料供給と組成であることを十分に理解しており、真に長期的な意識で取り組んでいます。Lohumは、複数のモジュール・タイプに関する専門知識と用途を開発し、長期的な供給経路を構築しています。この柔軟性とモデルは、両社の価値を引き出すほか、私たちが戦略的提携で求める革新と信頼性を定義付けています。」

Lohumの共同創立者で国際事業責任者のジャスティン・レモンは、次のように語っています。「メルセデス・ベンツ・エナジーの二次利用に対するアプローチは、私たちがこれまで見た中で最も先進的なものです。協業のための新たな機会を定期的に試そうとする意欲に加え、持続可能性と中古在庫の価値を最大化するためのインフラストラクチャーと能力を構築しています。同社は製品に関する深い知識と、それに見合う業界を形成する販売・物流チームを有しています。二次利用電池はまだ創生期にありますが、メルセデス・ベンツ・エナジーの創造性とプロセス、安全性への取り組みは、当社が事業を大幅に拡大する上で役立っています。」

さらに、これらの二次利用モジュールが寿命を迎えると、Lohumは買戻保証を提供し、当社のハイドロメット工場を通じてリサイクルします。両社は、長期的な持続可能性と価値創出のためには、可能な限り二次利用とリサイクルを組み合わせることが、最良のソリューションだと考えています。

メルセデス・ベンツ・エナジーは、世界中の中古在庫にアクセスできます。Lohumは現在アジアに拠点があり、米国市場にも参入するため、両社は地域全体における新たな協業の機会を今後も検討していきます。

MBEについて：メルセデス・ベンツ・エナジーは、EVバッテリーを基盤とする電池貯蔵市場向けに革新的なソリューションを国際的に提供しています。電池蓄電技術のパイオニアであるメルセデス・ベンツ・エナジーは、定置用途向けのEV電池に関する幅広い専門知識を蓄積してきました。メルセデス・ベンツ・グループの完全子会社であるメルセデス・ベンツ・エナジーのソリューションは、品質、機能性、信頼性、安全性の面で、最高の要求に応えています。

Lohumについて

Lohumは、リサイクル、再利用、低炭素精製を通じて、持続可能なリチウムイオン電池原料を生産するインド最大の企業であり、電池のリサイクルと再利用を統合した世界唯一の企業です。

Lohumは、インド工業連盟（CII）から「2022年の最も革新的な企業」に選ばれ、蓄電池材料を永遠に使用できるようにすることに注力しています。革新の原動力であるLohumの研究開発部門は、持続可能な気候技術の推進に焦点を当てています。

Lohumのリチウムイオン電池材料のリサイクル・抽出技術であるMetelec™は、最高品質の材料を産出でき、廃棄物はゼロです。当社のLOPI™バッテリー価格指標は、電池材料の正確な価格を容易に決定できるようにし、「将来」買戻価格を提供します。Lohumは、2026年までに400万トン以上のCO2eを削減する予定です。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Media contacts: Devagnik Choudhury;[phone];[e-mail]