Visa Readyクリエイター・コマース・プログラムが、エコシステム全体のパートナーを結び付け、クリエイターのプラットフォームへの迅速な支払やチップ送金などのツールを提供
サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- クリエイターは、デジタルコマースと文化に革命を起こし、オンライン・コミュニティーを楽しませ、参加させ、知識を与えるコンテンツを強力な新たな方法で制作しています。ビザ(NYSE:V)は本日、この成長するスモールビジネス分野に対応するため、Visa Readyクリエイター・コマース・プログラムを開始したことを発表しました。このグローバルなイニシアチブは、ソーシャルコマースやビデオゲーム会社などのクリエイター中心のプラットフォームが金融ツールを組み込めるよう支援するものです。例えば、ビザ・ダイレクトを介してより迅速かつ柔軟に支払を行い、チップや寄付を送金します。
ビザのシニア・バイスプレジデント兼イノベーション・デジタル・パートナーシップ担当グローバル責任者のバネッサ・コレラは、次のように述べています。「クリエイターは、スモールビジネスのエコシステムを再構築し拡大させています。当社は、自社ネットワークの規模と範囲を活かして、このコミュニティーの発展を支援したいと考えています。Visa Readyクリエイター・コマース・プログラムにより、接続層を構築して、プラットフォームとテクノロジー実現要因を一つにし、クリエイター・エコノミー向けの最新の金融ツールを提供します。」
クリエイターが迅速に支払を受けられるよう支援
クリエイター・エコノミーは、最も急成長するスモールビジネス分野の1つであり、5000万人以上のアーティスト、ミュージシャン、クリエイターがフルタイムまたはパートタイムの収入源としてコンテンツを公開しています1。クリエイター主導の活動を含むソーシャルコマースは、2025年には1兆2千億ドルに達すると予想されています2。
多くのスモールビジネスにとっては、キャッシュフローが常に課題となります。クリエイターは迅速に資金を移動させて、勢いを付け、ファンを獲得する必要があります。実際、ビザが調査したクリエイターの69%は、支払が遅いと勢いが落ちると答えており、88%は即時支払を提供するプラットフォームともっと関わりたいと考えています3。即座に収益を得ることで、クリエイターは口コミで広がる瞬間を生かし、広告やブランドとパートナーシップの機会をさらに広げることができます。Visa Readyクリエイター・コマース・プログラムにより、クリエイターのプラットフォームはビザ・ダイレクトに接続され、これにより、クリエイターはほぼリアルタイムに自分の資金を利用できるようになります4。
ファンやフォロワーからギフト、チップ、寄付を受け取ることができる機能は、クリエイターが作品を収益化してビジネスを成長させる上で欠かせないもう1つのツールです。Visa Readyプログラムを利用することで、条件を満たしたプラットフォームは、チップ支払いや定期購入を実現し、世界全体でクリエイターに新たな収入源の道を開くことができます。
業界リーダーとの協働
これらのソリューションとパートナーシップを最前線に押し出すため、ビザはリンクツリー、マルケタ、ラター、サムカートといった企業と共同でクリエイター・コマース・ソリューションを計画しています。
リンクツリーの最高経営責任者(CEO)で共同創業者のアレックス・ザッカリア氏は、次のように述べています。「クリエイターに、オンライン上の作品から収益を上げるための新たなツール、リソース、手段を提供することはこれまで以上に重要になっています。リンクツリーは、ビザと協力し、クリエイターがより大きな可能性と機会を引き出し、すべてのクリエイターが自分の世界をキュレートし、成長させ、収益化できるよう支援することを誇りに思っています。」
マルケタのサイモン・カーラフ最高製品責任者は、次のように述べています。「世界は変化しており、多くの人にとって、従来の2週間の支払サイクルはますます時代遅れになっています。特にクリエイター・エコノミーとソーシャルコマースの台頭により、その傾向は強まっています。より迅速な支払を受けることは、クリエイティブなビジネスにとって大きな変化をもたらす可能性があります。Visa Readyクリエイター・コマース・プログラムでビザを支援できることを誇りに思います。マルケタは、自社の最新のカード発行プラットフォームを介して、即時発行とデジタル決済を実現しています。これは、継続的な成長と成功に向けてクリエイター・エコノミーを構築するものだと考えています。」
ラターのピーター・ツォウCEOは、次のように述べています。「eコマースのチャネルとツールの急増により、クリエイターは自らのテクノロジー・スタックを確実に統合しなければなりません。ラターは、あらゆるツールをつなぐ組織に急速になりつつあり、クリエイターがビジネスを開始し、必要なツールを利用できるようにしています。Visa Readyクリエイター・コマースの機能を活用することで、ラターはクリエイターのためにこれらのツールをつなぐことができます。」
サムカート共同創業者で最高戦略責任者のブライアン・モラン氏は、次のように述べています。「ビザのクリエイター支払ソリューションとサムカートが連携することで、クリエイターはより迅速に支払を受けることができます。その結果、自らのビジネスに再投資して成長を促進することができます。サムカートは、クリエイターのためにクリエイターによって構築された先進的eコマース・プラットフォームです。サムカートの4万人を超えるクリエイターは、合計でこれまでに28億ドル以上の収益をあげています。この新しいビザのプログラムにより、クリエイターがビザのデビットカードを使うだけで数分以内にその資金を手に入れられるよう支援することができます。」
クリエイターへの取り組みを継続
Visa Readyクリエイター・コマース・プログラムは、クリエイター・エコシステムの起業家を教育し、力を与え、可能性を与えるというビザの取り組みを発展させたものです。ビザは今年初め、ビザ・クリエイター・プログラムを開始しました。これは、クリエイターがNFTの背後にある技術を活用してこの新技術を使用して自らの創造性を収益化する方法をより適切に理解できるよう支援する1年間の没入型体験です。
Visa Readyクリエイター・コマース・プログラムと、その参加方法の詳細情報については、当社ウェブサイトをご覧ください。
Visa Readyについて
Visa Readyは、11以上の製品分野にわたる以前からのパートナー・プログラムです。企業がビザのグローバルなセキュリティーと機能性基準を満たす決済ソリューションを構築して始動できるよう支援しています。Visa Readyは、500社以上のパートナーと160以上のソリューションを擁しており、これらの決済イノベーターが市場に自社のソリューションを販促するためのプラットフォーム(また、クライアントが自社の決済ニーズに適合したパートナー・ソリューションを特定できるプラットフォーム)です。このプログラムの詳細はこちらをご覧ください。
ビザについて
ビザ(NYSE:V)は、デジタル決済の世界的リーダーとして、200を超える国と地域の消費者、マーチャント、金融機関、政府機関の間の取引を促進しています。その使命は、安全で信頼のおける革新的な決済ネットワークで世界を結び、消費者、企業、経済全体に利便性をもたらすことです。私たちは、あらゆる場所のあらゆる人を含む経済が、あらゆる場所のあらゆる人に力を与えると信じており、アクセスは未来のお金の移動の基礎となると考えています。詳細については、Visa.comをご覧ください。
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1SignalFire, “Creator Economy Market Map.”
2Accenture, “The future of shopping and social commerce.”
3 マーケットプレイス調査(2020年3月)。ビザの依頼を受け、Raconteurがマーケットプレイスの販売者750人(うち224人がデジタルクリエイター)を対象に実施。
4 実際の資金の反映は、受取金融機関、受取口座の種類、地域、国内取引かクロスボーダー取引かによって異なります。
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