ボストン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 燃料電池と水素技術分野におけるイノベーション志向のリーダー企業のアドベント・テクノロジーズ・ホールディングス（NASDAQ：ADN）（アドベント）は、欧州共通利益に適合する重要プロジェクト（IPCEI）水素 - 技術に基づくGreen HiPoについて、ギリシャ政府から資金供与の通知を受けたと発表します。ギリシャ政府からの通知は、IPCEIの枠組みに従い、欧州連合（EU）に送付されました。EUがこれを承認すれば、アドベントのGreen HiPoプロジェクトに対する7億8210万ユーロの資金は、以下のスケジュールに従って6年間にわたり提供される予定です。
年 | 資金供与 （百万ユーロ） | |||
1 | 35.8 | |||
2 | 84.3 | |||
3 | 175.7 | |||
4 | 259.3 | |||
5 | 111.7 | |||
6 | 115.2 | |||
合計 | 782.1 |
アドベントのGreen HiPoプロジェクトは、当初、IPCEIの資金供与の対象となるギリシャの20件の候補プロジェクトの中から選ばれた5件のプロジェクトの1つでした。その後、この5件のプロジェクトは、EUによる詳細な審査とデューデリジェンスを受け、現在2件のプロジェクトがギリシャ政府から通知を受けています。IPCEI水素－技術プロジェクトの第1弾でこの通知を受けたことは、アドベント・テクノロジーズが有する世界レベルのイノベーションと、このような重要なプロジェクトを実施するアドベントの能力をギリシャとEUが信頼していることを示すものです。
当初6年間のGreen HiPoの作業範囲は、燃料電池システムと電解槽を革新的に製造することです。これらのシステムの製造は、ギリシャの西マケドニア地方で行われる予定です。
アドベント会長兼最高経営責任者（CEO）のヴァシリス・グレゴリオウ博士は、次のように述べています。「本日は、アドベントにとって、またギリシャと欧州にとって画期的な日となりました。Green HiPoは、プロジェクトが実施される間、アドベント社内の画期的な運営事象を促進するでしょう。当社が最初に申請を行ったのは2021年4月で、EUによる審査とデューデリジェンスのプロセスは徹底したものでした。アドベントのGreen HiPoプロジェクトが水素生成とクリーンエネルギー生産の中心になることを確信し、当社はプロセスを通して明確かつ集中的に取り組んできました。Green HiPoは、電力生産の脱炭素化を急速に進め、水素技術が重要な役割を果たしてエネルギーの安全保障と自立に向けて前進するというギリシャとEUの取り組みを実証するものです。」
Green HiPoについて
Green HiPoプロジェクトでは、電力とグリーン水素を製造するためのHT-PEM燃料電池と電解槽をそれぞれ開発、設計、製造します。このプロジェクトは西マケドニアで実施される予定で、この地域における石炭ベースの経済からより環境にやさしい経済モデルへの移行を強力に支援すると期待されています。西マケドニアに建設される最新鋭の施設は、燃料電池と電解槽製造の拠点となり、この地域の経済発展に寄与するでしょう。
アドベント・テクノロジーズ・ホールディングスについて
アドベント・テクノロジーズ・ホールディングスは、完全な燃料電池システムの開発、製造、組み立てを行い、再生可能エネルギー分野における燃料電池の重要部品をお客さまに提供する米国企業です。アドベントは米マサチューセッツ州ボストンに本社を置き、カリフォルニア州、ギリシャ、デンマーク、ドイツ、フィリピンにオフィスを構えています。アドベントは燃料電池技術で150件以上の特許を取得、申請中、ライセンス供与しており、さまざまな燃料を高温かつ過酷な条件で機能させることができる次世代のHT-PEMのIPを保有しています。これにより、「あらゆる燃料。あらゆる場所で。」という柔軟な選択肢を自動車、航空、防衛、石油・ガス、船舶、発電の各分野に提供しています。詳細情報については、www.advent.energyをご覧ください。
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