SEOUL, South Korea--(BUSINESS WIRE)--大型ディスプレイなどのビジュアライゼーション（視覚化）ソリューションのグローバルマーケットリーダーであるバルコ株式会社 (東京都大田区、加藤浩典社長) は、革新的なスマートエンジニアリングにより、長期間にわたって比類のない視聴体験を実現する新しいLEDディスプレイプラットフォームTruePixを発表しました。TruePixは、バルコのLED開発において長い歴史が誇るノウハウに基づき、さまざまなアプリケーション用途に適合するようゼロから新設計されました。設置から運用、販売後のサポートとメンテナンスに至るまで、LEDに関わる体験のすべての側面でメリットを発揮します。TruePixは、コントロールルーム、テレビスタジオ、企業のロビー、会議室など、多くのアプリケーションや使用シーンで意図されたとおりにコンテンツを実現し、シームレスなエクスペリエンスをもたらすことが可能です。
主な特徴：
- シームレスな映像
- 完全な調整と設置を容易にするスマートエンジニアリング
- 23 bit次世代Infinipix®画像処理プロセッサーによる比類のない視聴体験
- 24時間365日、スムーズで効率的な運用が可能
- どのような照明条件においても、優れた色精度を実現
- エコロジカルフットプリントの削減
- 最長10年間にわたるサービスとサポートを提供
LEDの製造コストの低下に伴い、さまざまな用途で大型LEDディスプレイの導入が進んでいます。進化した最新のテクノロジー、膨大な専門知識、革新的なスマートエンジニアリングの結晶として生み出されたバルコのTruePixを使用すると、独自の取付け技術により簡単に設置でき、長期にわたって優れた画質で視聴体験を提供することが可能です。1枚27インチの高解像度のLEDタイルはアスペクト比16:9で、さまざまな用途に合わせて0.9〜1.9mmのピクセルピッチから最適なものを選択できます。
バルコアジア地区大型ビデオウォール製品部門バイスプレジデントのGan Ta Loongは、次のようにコメントしています。「バルコは常に技術的な驚きを業界にもたらすことができると信じており、継続する努力の中で、革新的な技術を組み合わせたシームレスな視聴体験を提供するビデオウォールであるTruePixを提供できることを誇りに思います。TruePixは、バルコのLEDテクノロジーにおける25年の経験をカプセル化しました。オーダーメイドのビジュアルとコンテンツの完全な同期を実現し、この市場において洗練された目を持つお客様のニーズにお応えすることができるソリューションです。」
正確な色階調表現と高い信頼性
バルコの優れたInfinipix Gen2画像処理システムを組み込んだ最初の製品であるTruePixは、あらゆるタイプのコンテンツで比類のない視聴体験を実現します。このシステムの特徴は、視覚的な歪みがなく、低遅延、完全な同期、そしてティアリングがないことです。 Infinipix Gen2は、23 bitプロセスの正確な階調表現により色の精度を損なうことなく調光でき、インストールの効率が大幅に向上します。さらに、バルコ独自のスマートキャリブレーション方法による広い色域のサポートとフルカラーバランス制御で、豊かでリアルな画像が作成されます。 TruePixは、卓越した映像美は必ずしも高エネルギー消費を必要としないことも示しています。EcoPowerモードでは、エネルギー消費を低減し、エコロジカルフットプリントを削減するのに貢献しています。
バルコ独自の機能であるSteadyViewは、人間工学に基づいて表示を改善し、目の疲れを軽減します。これは、スタッフが何時間にもわたってビデオウォールを監視し続けなければならないコントロールルームのような環境では特に重要です。これにより、TruePixはコントロールルームや監視センターなどの、重要で高い集中力を要求されるようなアプリケーションに適した専用のLEDビデオウォールの1つと言えます。
シームレスな設置を実現するスマートエンジニアリング
LEDビデオウォールの印象的な映像は、ディスプレイの設置が完璧であってこそ発揮されます。しかしながら、壁や床の平坦度は完全ではなく、タイルのフレームに機械的応力が発生することがよくあります。これにより、継ぎ目に影響が出たり、損傷を生じたり、またはメンテナンス中に問題が発生する可能性があります。 TruePixの革新的な自動バランシングシステムは、これらの問題を解消し、LEDウォールが100％水平で摩擦がないことを確認します。
さらに、タイルはすべて手動で調整することなく、決められた位置に完全にスライドして収まるため、設置時間も短縮されます。このガイド付きモジュール挿入機構により、タイルの損傷の心配がなく、完全に非接触でリスクのない設置が可能です。
最長10年間のフルサービスサポート
Barcoにとって、長い製品寿命、信頼性、そして表示の完全な均一性を確保することは非常に重要です。妥協のないサービスで、バルコは約束された映像体験を顧客に提供するためにあらゆる手段を講じています。従いまして、ビデオウォールの全寿命期間にわたってバッチ互換モジュールを利用できることは、バルコのサービス提供のキーとなる部分です。モジュール交換が必要な場合でも、Barcoは、バッチ互換のスペアタイル（および完全なサービスサポート）が最長10年間利用できることを保証します。これにより、製品の全寿命期間にわたって安心してお使いいただけ、所有コストも削減できるのです。
ビデオウォールマネジメントスイート（高度なビデオウォール管理のためのBarcoのクラウドベースのプラットフォーム）を使用すると、TruePixの設置設定をリモートで監視、診断、そして制御できます。これにより、稼働時間が最大化され、メンテナンスなどのサービスの介入の必要性と時間が短縮されます。TruePixは、5Gb帯域幅を活用する市場で最初のLED製品でもあります。1つのリンクでより多くのLEDモジュールを接続できるため、システムの効率が最大5倍になり、ケーブル配線が減り、障害を起こすポイントが少なくなります。映像が途切れることがないよう、データフローをさらに確実にするために、LEDタイル間の通信を4-wayにして信号ループの冗長性が組み込まれており、TruePixは市場で最も信頼性の高いLEDソリューションとなっています。
バルコについて
バルコは1934年にベルギーで創業（日本法人であるバルコ株式会社は1995年設立）しました。その歴史はラジオの製造から始まり、現在ではディスプレイ技術、プロジェクション技術、コラボレーション技術を核に、主にエンターテイメント（映画館、ライブイベントなど） 、ヘルスケア（手術室、外科・放射線画像表示など） 、エンタープライズ（会議室、オフィス、監視ルームなど）市場向けに視覚化ソリューションを開発、設計しているグローバルなテクノロジー企業です。コルトレイク（ベルギー）に本社を置くバルコは、90か国以上に販売拠点を持ち、2021年の連結総売上げは804Mユーロを超え、従業員3,000名以上、500を超える特許を取得しています。1985年以降ブリュッセル証券取引所に上場しています。
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バルコ株式会社 コーポレートマーケティング 関口 尚史
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