イートンの車両グループとeモビリティー事業部門が電気自動車市場の成長を支えるべく一貫して欧州での拠点を拡大

米ミシガン州ゲールズバーグ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- パワー・マネジメント企業のイートンは本日、当社の車両グループとeモビリティー事業部門がドイツのカールスルーエに新しい事業所と研究センターを設立し、電気自動車（EV）技術の有力地域である欧州への拡大を一貫して進めていると発表しました。この拡張は、フランスのモントロティエとポーランドのトチェフにある既存のエンジニアリングおよび製造の拠点を補完するものです。

カールスルーエの新しい事業所は、この地域におけるイートン車両グループとeモビリティーの顧客のためのもので、顧客との交流やエンジニアリングサービスの拠点として機能することになります。この施設には、イートンの最新のeモビリティー製品の試験時間を短縮できる新しい研究所も含まれます。

イートンのeモビリティー事業部門プレジデントのスコット・アダムズは、次のように述べています。「カールスルーエ市は、主要な自動車メーカーやサプライヤーに近い欧州の中心部に位置しているので、研究開発の面でお客さまとの距離が縮まり、そのニーズを満たすことができます。また、新施設は複数の名門大学に近いため、当社の研究センターのために人材を集めることができるようになります。」

また、この拠点には、さまざまな製品ラインや機能の車両グループ従業員が集まって、地域全体で顧客との統合的なアプローチや連携を確実なものとすることができます。

イートンは、この地域の他の拠点においても、エンジニアリング能力および製造能力の拡張と改善を行っています。

車両グループは最近、2000万米ドル以上を投じてトチェフ工場を拡張し、革新的な研究所と、eモビリティーの顧客向けにEV部品を製造する3つの新しい自動化生産ラインを追加しました。

現在は、2023年第1四半期に計画している生産の開始に向けて、新しいeモビリティー製品ライン向け設備を設置中です。このラインではまず、欧州の大手自動車メーカー向けにトラクションインバーターを生産し、省エネや、EV走行距離の延長、バッテリー駆動時間の延長に貢献していきます。その後、この工場では電力配分装置などのさらなるeモビリティーソリューションを生産します。

さらに、モントロティエにあるイートンのeモビリティー事業拠点では、自動車分野におけるEV用パワーエレクトロニクス製品および電力配分製品の需要を支えるすべく、拡張を進めているところです。モントロティエ工場は、その立地条件から、欧州を拠点とする自動車メーカーやサプライヤーだけでなく、世界的な顧客にもサービスを提供しています。

3つの新しい組み立てラインにより、当施設の生産量は現在の最大4倍まで増加し、新しいクリーンルームにより、無菌環境での試験が可能になります。また、イートンは増産を維持するため、エンジニアリング、製造、サポートのスタッフを増員する予定です。

イートンの欧州・中東・アフリカ（EMEA）車両グループのプレジデントであるマルコ・マルティーニは、次のように述べています。「イートンの欧州における継続的な拡張は、従来の車両事業とeモビリティー事業を成長させ、地域全体で当社の世界的な顧客に最先端のEVソリューションを提供する上で、極めて重要なステップです。これらの改善は、乗用車、商用車、オフハイウェイ車のOEMにEVソリューションを世界規模で提供するイートンの活動を支えるものとなります。」

イートンの車両グループとeモビリティー事業部門は、成長するグローバルチームのために人材を求め続けています。イートンのeモビリティー事業の採用に関する詳細情報については、こちらをご覧ください。

イートンは、あらゆる場所の人々の生活の質を向上させ、環境を保護することに専心するインテリジェント・パワー・マネジメント企業です。当社を導いているのは、適切にビジネスを行い、持続可能な事業運営に当たり、お客さまが今日および将来もずっとパワーを管理できるよう支えるとの約束です。電化およびデジタル化という世界的な成長トレンドを生かしながら、社会全体の再生可能エネルギーへの移行を加速させ、世界で最も喫緊のパワー・マネジメントの課題の解決を支援し、当社のステークホルダーと社会全体にとって最善のことを行っています。

イートンは1911年に設立され、1世紀近くにわたってNYSEに上場しています。2021年には196億ドルの売上高を計上し、170カ国以上のお客さまにサービスを提供しています。詳細情報については、www.eaton.comをご覧ください。ツイッターとリンクトインで当社をフォローしてください。

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