エネルギー・ディスアグリゲーション先駆者のビジェリが電力事業者向けの次世代技術を導入

ビジェリの世界的成功に続き、ディスアグリゲーション技術への需要が加速

米カリフォルニア州マウンテンビュー--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- エネルギー・ディスアグリゲーション分野におけるビジェリの革新は進化を続けており、当社は次世代ディスアグリゲーション技術を展開します。業界をリードするディスアグリゲーション技術特許17件を基礎に、当社はまたもディスアグリゲーションの手法を新たなレベルにまで高度化・高精度化しています。

エネルギーのディスアグリゲーションは実績あるツールとして電力事業者などの重要な脱炭素化・電化目標達成に寄与し、また超パーソナライズされた顧客エンゲージメントの基礎ともなっています。ビジェリは電力事業者やエネルギー小売事業者からの需要急増を受けており、こうした事業者は顧客エンゲージメントや送電網計画、市場セグメンテーション、分散化エネルギー源（DER）、電気自動車（EV）管理等々に関する戦略的目標の達成に向け、顧客に関する詳細なデータを求めています。

ビジェリのアバイ・グプタ最高経営責任者（CEO）は、次のように語っています。「ビジェリは10年以上にわたりエネルギーのディスアグリゲーションに特化し、電力事業者などに顧客と送電網負荷の両方の全体像を提供してきました。現在、電力事業者などが当社の専門力を積極的に求めているのは、当社がデータに関する知見で他社を圧倒し、こうした知見が組織全体の運用改善のみならず消費者のエネルギー効率やエンゲージメントも改善することを実証しているからです。」

ビジェリは2011年に、家庭の既存のメーターを使用してエネルギー消費量の情報を電気器具別レベルにまで細分化する最初の企業として、エネルギー・ディスアグリゲーションの先駆者となりました。こうした電気器具特有のプロファイルは、エネルギー消費に関する多種多様なイニシアチブ、例えば非効率な使い方の検出や、器具専用のプログラム生成などに役立ちます。

人工知能（AI）と機械学習を活用したビジェリのディスアグリゲーション技術は時間と共に常に改善されているため、企業は規制された市場と規制のない市場の両方で非常に様々なタイプの顧客にサービスを提供できる一方、より精度を高めることもできます。日本をテストベッドとして使用した初期の結果では、電気器具に関する精度や推定が全体的に改善され、成功していることが既に実証されており、ビジェリの次世代ディスアグリゲーション技術は世界の電力事業者パートナーに採用される主流の技術となるべく、積極的な展開が始まっています。

ビジェリの次世代ディスアグリゲーション技術には、以下のような特徴があります。

• 使用時ごとに負荷をディスアグリゲーション - 電気器具の使用状況を15分、30分、1時間の区切りに細分化して把握します。これは、高負荷器具を持つ顧客やピーク時使用の顧客に関して電力事業者がデマンドレスポンスを実行しようとする場合に、特に重要です。
• サービス範囲の広さ - 世界中の電力事業者や旧式の60分スマートメーターを使用する電力事業者は、エネルギー消費状況を高精度・高信頼性で照明、冷蔵庫、温水器に細分類して提供することができます。
• 必要な履歴データは最小限 - 新しい最終消費者に電気器具使用状況の結果を知らせる場合に必要なエネルギー消費の履歴データは、たった30日分（つまり、1回の料金請求期間程度）のみです。
• 太陽光発電・電気自動車（EV）のディスアグリゲーション - その家で、いつ、どれくらいEV充電が行われるかを正確に特定することで負荷管理プログラムを微調整でき、顧客の送電網需要に基づいて太陽光発電量を推定できます。

ビジェリの次世代ディスアグリゲーション技術の詳細については、Energy Load Disaggregation Just Became Even Smarter (Hybrid 2.0)をダウンロードしてください。

ビジェリについて

AIの力を活用したSaaS企業のビジェリは、エネルギー企業と消費者がエネルギー関連の意思決定をデータを駆使して行えるようにすることで、クリーン・エネルギーの未来を加速しています。ビジェリ独自の特許技術を活用したUtilityAI™プラットフォームは、エネルギー消費量、人口情報、インタラクションなど、顧客データの多様な側面を、非常に正確かつ実用的な消費者電力使用量のインサイトに転換します。当社はこれらのインサイトを活用して、各顧客の個性やライフスタイル、使用量の属性、行動パターン、購入傾向などに合わせて個別化した推薦情報を提供し、顧客の力を高めます。UtilityAI™のエネルギー分析は、分散エネルギー源（DER）およびグリッド・エッジの観点に立ち、スマートサーモスタットからEV充電器、ソーラー太陽電池、時間帯別料金設計や料率まで、発電と消費を詳細に把握できるようにすることで、ピーク負荷のシェーピングとグリッドのプランニングを改善し、新しい付加価値製品・サービスについてターゲットを絞った推奨を提供します。シリコンバレーに根ざしたビジェリは、エネルギー関連特許17件以上と7500万ドル超の資金を持ち、30人以上のデータ科学者を抱えています。当社は、世界中の世帯・商業顧客にサービスを提供している電力会社にAIをもたらすべく、熱意を持って取り組んでいます。詳細についてはwww.bidgely.comかビジェリのブログ（bidgely.com/blog）をご覧ください。

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