ミロの利用者数は3000万人に到達し、資金調達ラウンドで企業価値は175億ドルと評価される
サンフランシスコ & アムステルダム--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ビジュアル・コラボレーションで革新を促すオンライン・プラットフォームのミロは、4億ドルのシリーズC資金調達を完了したと発表しました。今回の投資は、組織や企業の創造性の発揮、生産性の向上、協業の強化、迅速な革新を手助けするミロの継続的な取り組みを支えます。世界がリモート・ワークやハイブリッド・ワークに向かう中で、ミロは利用者数を3000万人に増やし、現在ではデジタル優先の新たな働き方が採用される中でフォーチュン100社の99%の企業によって利用されています。
この新たな資本注入により、ミロの資金調達総額は4億7600万ドルに上り、資金調達後の評価額は175億ドルとなりました。ミロは、収益性の高い企業として、製品開発やビジュアル・コラボレーション・プラットフォームをより多くの企業に提供するためのプログラムに今回の資金を投資し、世界的事業の拡大を継続していきます。シリーズCラウンドの投資家には、ICONIQグロース、アクセル、アトラシアン、ドラゴニア、GIC、セールスフォース・ベンチャーズ、TCVが含まれます。
ミロは2020年4月に5000万ドルのシリーズB資金調達ラウンドを行って以来、利用者数を500%(500万人から3000万人に)、有料顧客数を550%(2万人から13万人に)増やしています。
ビジュアル・コラボレーションというカテゴリーを開拓したミロは、真っ白なキャンバスから始まるオンラインの共有ワークスペースにチームを集め、複雑な問題の解決、製品・サービスの設計、プロセスの改善、アイデアの交換を行い、迅速な方法で実現できるようにしています。このプラットフォームは100種類以上のアプリとの統合や、チームがすぐに始められるように設計された約1000種類のテンプレートにより、メンバーがどこにいても、迅速に包摂的に共同クリエーションが可能な新たな働き方を可能にします。
ミロの共同設立者で最高経営責任者(CEO)のアンドレイ・クシドは、次のように述べています。「10年以上にわたり、ミロのビジョンは、対面でもオンラインでも、より良い協業のための無限のキャンバスを創造することであり、組織が創造性を発揮して有意義な成果を上げられるよう支えてきました。世界中の組織が働き方を再定義し、従業員を巻き込む新たな方法を模索し、サイロ化された思考から脱却しようとしている今、当社のプラットフォームはこれまで以上に重要だと確信しています。数千もの組織が新しいアイデアを育て、複雑な問題を解決し、新製品を市場に送り出す上で協業の力を活用するために、ミロのプラットフォームを日々利用しています。当社は、『ミロ流』がチームの想像力を実行に移し、機会を現実に変えるためのきっかけになると信じています。」
ミロは、高度なコラボレーション・プラットフォームを通じて、変革の重要な時期に企業、非営利団体、大学が世界中の何百万人もの人々に影響を与える複雑な課題に取り組む支援をしています。ミロの顧客は、無限のキャンバスを使って必要とされている医療を市場に送り出したり、カテゴリーを特徴づける製品を設計したり、新たな学習の道を切り開いたりしています。
ミロの顧客には、シスコ、デル、デロイト、HP、カイザー・パーマネンテ、リバティー・ミューチュアル、オクタなど、世界で最も革新的な企業の多くが含まれます。ミロは現在、年間100万ドル以上を支払う企業顧客を20社抱えています。
過去12カ月間の会社の主な節目は以下の通りです。
- 従業員数が585人から1200人以上に倍増
- ベルリン、ミュンヘン、ロンドン、シドニー、東京の5つのハブを新たに開設し、世界のハブ数が11カ所に増加
- 利用者が既存のワークフロー、ツール、プロセスにミロのビジュアル・コラボレーション・レイヤーを追加できるよう、アトラシアン、シスコ、グーグル・ワークスペース、マイクロソフト・チームズ、ズームなどと新たに統合することで協力関係を深化
ICONIQグロースのゼネラル・パートナーでミロの取締役も務めるマシュー・ジェイコブソンは、次のように述べています。「最初の投資以来、ミロは驚異的な勢い、強力な市場でのリーダーシップ、信じられないほどの製品スピードで成長してきました。ミロは、あらゆる場所の創造的なプロセスを捉えたり火をつけたりする非同期型と同期型の仕事が強力に交わるところに位置していると考えています。ミロの顧客中心主義の文化は、世界の10億人以上の知識労働者のハイブリッド・ワークにおける無数のユースケースに対応するために適していると考えています。クシドCEOとミロの社員全員との提携を継続でき、うれしく思います。」
セールスフォース・ベンチャーズのシニアバイスプレジデントでマネジング・パートナーのアレックス・ケイエル氏は、次のように述べています。「ミロのプラットフォームは、世界中の何百万人もの利用者、組織、企業がビジュアル・コラボレーションを用いて創造的な方法で協力し、戦略を練り、実行することを助けます。どこにいても仕事ができるデジタル社会において、ハイブリッドな職場環境に影響力のあるコラボレーションをもたらすというミロの使命は極めて重要です。私たちは同社の製品中心主義や急速な成長、コミュニティーのエコシステムに深く感銘を受け、ミロを生産性を破壊する世代の企業と見なしています。」
TCVのゼネラル・パートナーのジョン・ドーラン氏は、次のように述べています。「ミロは健全なビジネスの基礎と製品主導の成長によって成功を収めているユニークなカテゴリーの企業です。世界的組織は、製品の設計やビジネス変革の管理から複雑なプロセスの効率的で生産的な実施まで、さまざまなユースケースにおいて、チームを巻き込んで有意義な方法で協力するために、このプラットフォームを採用しています。直感的で使いやすく目的に合わせて作られたミロのコラボレーション・プラットフォームは、全員をテーブルに集めた共同クリエーションを可能にするとともに、ミロを現代のハイブリッド・ワーク・モデルを推進する新たなソフトウエア・スタックの重要な要素として位置付けています。」
アトラシアンの企業開発責任者のクリス・ヘヒト氏は、次のように述べています。「企業は、事業の目的や目標を達成するためにチームが力を合わせる方法に紛れもない変化を経験しており、協力や関わり合いを強化する助けとなる技術を切望しています。ミロは、組織がより多く創造し、より多く構築し、より多く共に達成するために、働き方を真に変革する力を持つ技術をもたらします。」
その他の投資家には、Howie Liu氏(エアテーブル共同設立者、CEO)、アンドリュー・オフスタッド氏(エアテーブル共同設立者)、フランク・スロートマン氏(スノーフレーク会長兼CEO)、ダン・スプリンジャー氏(ドキュサインCEO)が含まれます。
ミロおよびミロのロゴは、米国および世界各国におけるリアルタイムボードの商標です。ここで使用または言及されているその他のすべての商標、商号、サービス・マークは、それぞれの所有者に帰属します。
ミロについて
ミロは、あらゆる種類のチームの創造性を引き出して革新を促すために設計されたオンラインのビジュアル・コラボレーション・プラットフォームです。このプラットフォームの無限のキャンバスを使って、活発なワークショップや会議を行うことや、製品の設計、アイデアについての意見交換などが可能です。サンフランシスコとアムステルダムに本社を置くミロは、フォーチュン100社の99%を含む世界で3000万人の利用者にサービスを提供しています。ミロはアンドレイ・クシドとオレク・シャルディンによって2011年に設立され、現在では世界11カ所のハブに1200人以上の従業員を擁しています。詳細についてはhttps://miro.com/index/をご覧ください。
ICONIQグロースについて
ICONIQグロースは、世界的な影響や変化をもたらす優れた起業家や経営者と協力しています。当社は持続的な企業文化を構築することで、業界の未来を決定する先見の明のある人たちからインスピレーションを受けています。当社独自の投資プラットフォームは、創業者、パイオニア、ビジネス・リーダーから成るICONIQキャピタルの活気に満ちたエコシステムの力を活用し、具体的な価値を提供して初期成長段階からIPO、さらにその先まで、投資先企業の成功を増幅させることを目指しています。ICONIQグロースのイノベーターのポートフォリオには、Adyen、AirBnB、Alibaba、Alteryx、Automattic、BambooHR、Braze、Chime、Collibra、Coupa、Datadog、Docusign、Gitlab、Marqeta、Miro、Procore、Red Ventures、Relativity、ServiceTitan、Snowflake、Sprinklr、Truckstop、Uber、Wolt、Zoomなどが含まれます。詳細情報や投資先企業の一覧については、https://iconiqgrowth.com/をご覧ください。
セールスフォース・ベンチャーズについて
セールスフォース・ベンチャーズは、セールスフォースの国際投資部門であり、極めて野心的な法人向け技術企業と、あらゆる段階でパートナーとなることに取り組んでいます。セールスフォース・ベンチャーズは2009年以来、Databricks、DocuSign、Guild Education、Hopin、monday.com、nCino、Snowflake、Snyk、Stripe、Tanium、Zoomをはじめとする400社以上の先進的企業に30億ドル以上を投資してきました。セールスフォース・ベンチャーズは、世界で最も急成長している法人向けソフトウエア企業の1つであるセールスフォースへの比類なきアクセスを投資先企業に提供し、戦略的な助言、顧客の紹介、最強のクラウド・エコシステムも提供しています。セールスフォース・ベンチャーズは、サンフランシスコ、アーバイン、ニューヨーク、ロンドン、東京、シドニーを含む世界各地にオフィスを構え、25カ国以上で投資活動を行っています。@SalesforceVCのフォローをお願いいたします。詳細については、salesforce.com/venturesをご覧ください。
TCVについて
1995年に設立されたTCVは、高成長企業への専門的で一貫性のある注目を通じてテクノロジー市場で機会を捉えるという明確なビジョンを持って設立されました。設立以来、インターネット、ソフトウエア、フィンテック、エンタープライズITにわたって業界を代表するプレーヤーに成長した公開・非公開企業を支援してきた実績があります。TCVはこれまでに160億ドル以上の投資を行い、145件以上のIPOや戦略的買収を通してCEOを導いてきました。TCVが投資している最先端のテクノロジー企業には、Airbnb、Believe、Brex、Dream Sports、FarEye、Mollie、Nubank、Razorpay、RELEX Solutions、Revolut、RMS、Sportradar、Spotify、Trade Republic、The Pracuj Group、Zepzが含まれます。TCVは、メンローパーク、ニューヨーク、ロンドンにオフィスを持ち、中期段階や後期段階、公開企業への投資において、さまざまな構造の投資を350件以上成功させてきました。TCVの投資先一覧を含む詳細情報については、https://www.tcv.com/をご覧ください。
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