Power Integrations、内蔵 USB PD コントローラを使用するフライバック スイッチング電源用 IC の InnoSwitch3-PD ファミリーを発表

完全統合型の充電器ソリューションは、USB PD、PPS、PowiGaN、及び FluxLink を組み合わせることにより、効率を最大化してアダプタと充電器の部品点数を削減します

カリフォルニア州サンノゼ発--(BUSINESS WIRE)--: （ビジネスワイヤ） --Power Integrations (Nasdaq: POWI) は本日、InnoSwitch™3-PD ファミリーの IC を発表しました。これは USB Type-C、USB Power Delivery (PD)、及び USB Programmable Power Supply (PPS) アダプタ向けの業界で最も高集積のソリューションです。この小型 InSOP™-24D パッケージ IC には、USB-C と PD のコントローラ、高耐圧 PowiGaN™ スイッチ、マルチモード疑似共振フライバック コントローラ、二次側検出機能、FluxLink™ 絶縁型デジタル フィードバック機能、及び同期整流ドライバが含まれます。

Power Integrations のシニア プロダクト マーケティング担当エンジニアの Aditya Kulkarni は、次のように述べています。「InnoSwitch3-PD IC は、充電器に究極の電力密度を求める設計者を対象にしています。これには、自己発熱を抑制するための最高水準の効率及び統合性が必要になります。当社の InnoSwitch3 ファミリーに新たに追加された製品は、高速充電の恩恵を受けるスマートフォン、タブレット、ノートブック、及びその他のデバイス向けのエネルギー効率に優れた小型 USB PD 電源の開発と製造を劇的に簡素化します。InnoSwitch3-PD IC は、従来の設計より部品点数を半分に減らして設計時間を短縮し、スリムで超小型の OEM とアフターマーケット向け充電器の大量生産を簡素化します。」

InnoSwitch3-PD IC を使用して無負荷時消費電力を 14 mW まで低減できる電源設計は、世界中のすべてのエネルギー効率規制に適合します。このデバイスの高いエネルギー効率により、発熱が低減され、大きなヒートシンクを不要にします。また、Power Integrations の FluxLink 高速通信フィードバック リンクにより、高速で高精度の二次側制御が可能になります。InnoSwitch3-PD IC は、入力電圧監視、正確な起動/停止、過電圧保護、及び個別に構成可能な出力低電圧/過電圧異常検出によって完全に保護されます。

注記: InnoSwitch3-PDのショートビデオは こちら。

サンプル入手と情報源

新しいデザイン例レポートRDR-838では、InnoSwitch3-PD PowiGaN ベースの INN3879C-H801 を使用する 3.3 V ～ 21 V PPS 出力の 60W USB PD 3.0 電源について説明します。新しい InnoSwitch3-PD IC の 10,000 個/ロットの単価は 1.30 ドルです。詳細については、Power Integrations の営業拠点または次のいずれかの認定されたワールドワイド販売代理店までお問い合わせください。Digi-Key、Farnell、Mouser、及び RS Components。

Power Integrations について

Power Integrations, Inc. は、高電圧電力変換用半導体技術で業界をリードする革新的企業です。Power Integrations の製品は、クリーン電源エコシステムに欠かせない要素になっており、再生可能エネルギーの生成を可能にするとともに、ミリワットからメガワットに及ぶアプリケーションにおいて効率的な電力伝送と電力消費を実現します。詳細については、www.power.comをご覧ください。

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