米カリフォルニア州サンノゼ & イスラエル・テルアビブ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ベロダイン・ライダー(Nasdaq:VLDR、VLDRW)とMOV.AIは本日、ロボットメーカーにマッピング、ナビゲーション、障害物回避、リスク回避を含む企業クラスの自動化ソリューションを提供するために協業すると発表しました。MOV.AIロボティクス・エンジン・プラットフォーム(MOV.AI Robotics Engine PlatformTM)とベロダインのライダーセンサーを組み合わせ、eコマース、物流、製造、病院など、動的な協働環境で増加している自動化の需要に対応します。
ベロダインのパック(Puck™)ライダーセンサーを活用したMOV.AIロボティクス・エンジン・プラットフォームは、自律モバイルロボット(AMR)のメーカーとインテグレーターに高度なツールを提供し、マテリアル・ハンドリングや倉庫物流といった変化する非構造的な環境で、安全に移動する際の課題に対応できるようにします。これらの市場は、eコマースの飛躍的な成長がけん引しています。例えば米国商務省によると、2020年の米国におけるオンライン売上高は、パンデミックの影響で前年比32%増の7910億ドルに達しました。
ロボティクス・エンジン・プラットフォームは、人間、手動機械、ロボットが隣り合わせで働く動的環境で動作するロボットをAMRメーカーが迅速に開発して導入できるように支援します。このプラットフォームは、パック・センサーの性能と信頼性を活用し、モバイルロボットが制御された環境の外を移動して、未知の予測不可能な環境でも安全に機能できるようにします。パックは小型のフォームファクターのため、ロボットに容易に組み込むことができます。このセンサーは、屋内・屋外の複雑な環境でも高精度を実現します。
MOV.AIのROSを基盤とするロボティクス・エンジン・プラットフォームは、AMRメーカーと自動化ソリューションのインテグレーターに、高度な自動化に必要な企業クラスのツールを提供します。これには、ビジュアルな統合開発環境(IDE)、既製のアルゴリズムと統合機能、フリート管理、ERPやWMSなどの倉庫環境との柔軟なインターフェース、サイバーセキュリティーへの準拠が含まれます。このソリューションは65%の動的環境で、±2cmの精度を提供します。
AMR TUGBOT.aiを製造するRoboSavvyのFernando Freitas最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「TUGBOT.aiに、MOV.AIとベロダインの技術を搭載することで、当社がAMRを導入している高所や動的環境に対応できる既製の高精度なナビゲーションと測位のソリューションを、当社ロボットに組み込むことができました。ライダーベースのSLAM技術を使用することで、TUGBOT.aiは正確で安定した性能を発揮し、人や他の車両の間を安全に走行できます。」
MOV.AIのCEOのMotti Kushnir氏は、次のように語っています。「MOV.AIの使命は、協働ロボットの開発を簡素化して、AMRのメーカーとインテグレーターに、素晴らしいロボットを開発するために必要なすべてのものを提供することです。ベロダインとの協業により、世界有数のライダーセンサーのパックを活用した、先進的なSLAMナビゲーションをお客さまに提供できます。当社のロボティクス・エンジン・プラットフォームを使用すれば、AMRメーカーは最先端のナビゲーションを素早く導入しつつ、必要に応じてカスタマイズできます。」
ベロダイン・ヨーロッパのエグゼクティブディレクターのエリック・シュミットは、次のように述べています。「MOV.AIとの協業、そして将来的にはベラレイ(Velarray)やベラビット(Velabit)製品を含む、当社のソリッドステート・ライダーセンサーを、ロボティクス・エンジン・プラットフォームに統合することに大きな期待を感じています。自動化と、当社センサーを協働ロボットに統合する需要が高まっています。フォーチュン・ビジネス・インサイツによれば、世界のAMR市場は、2021年から2028年までの年間成長率(CAGR)が23.7パーセントに達し、2028年には87億米ドル規模に達すると予測されているため、この分野は大きな可能性があると考えています。MOV.AIと提携することで、産業分野に安全性、効率性、持続可能性を大規模かつグローバルにもたらすことができるでしょう。」
ベロダイン・ライダーについて
ベロダイン・ライダー(Nasdaq:VLDR、VLDRW)はリアルタイム・サラウンドビュー・ライダーセンサーを発明して、自律技術の新時代をもたらしました。ライダーの世界的大手ベロダインは、画期的なライダー技術の幅広いポートフォリオで定評があります。ベロダインの革命的なセンサーおよびソフトウエア・ソリューションは柔軟性、品質、性能を提供し、自律走行車、先進運転支援システム(ADAS)、ロボット工学、無人航空機(UAV)、スマートシティー、セキュリティーなどの幅広い産業のニーズに対応しています。ベロダインは絶えず革新を追求することで、あらゆる人々のために安全なモビリティーを推進し、生活と地域社会を変革することに力を注いでいます。詳細情報については、www.velodynelidar.comをご覧ください。
MOV.AIについて
MOV.AIは私たちが知っているAMRを変えようとしています。
AMRのメーカーとインテグレーターに、企業クラスのロボットを迅速に開発する上で必要なツールを提供し、私たちが生きる時代と同じような柔軟性を持つ自動化製品の恩恵をユーザーが受けられるようにしています。
MOV.AIロボティクス・エンジン・プラットフォームはROSを基盤とし、直感的なウェブベースのインターフェースでパッケージ化されています。インテリジェントなロボットを開発、導入、運用するために必要なすべてのものが含まれています。MOV.AIは自律モバイルロボットが開発される方法を、開発期間、コスト、柔軟性の点で完全に変えています。
将来見通しに関する記述
本プレスリリースには、1995年米国民事証券訴訟改革法の「セーフハーバー」条項の定義による「将来見通しに関する記述」が含まれます。これには過去の事実を除くすべての記述が含まれますが、それに限定されず、ベロダインの対象市場、新製品、開発努力、競争に関する記述が含まれますが、これらに限定されません。本プレスリリースで、「推定する」、「予測される」、「期待する」、「予想する」、「予測する」、「計画する」、「意図する」、「考える」、「求める」、「かもしれない」、「するだろう」、「できる」、「すべきである」、「将来」、「提案する」といった言葉やその変化形、類似の表現(もしくはそうした言葉や表現の否定形)は、将来見通しに関する記述であることを特定するために使用されています。これらの将来見通しに関する記述は、将来の業績、状況、結果を保証するものではなく、多くの既知および未知のリスク、不確実性、仮定、その他の重要な要因を含んでおり、その多くはベロダインの管理が及ばないものであり、実際の結果または成果が将来見通しに関する記述で示されたものと大きく異なる場合があります。実際の結果または成果に影響を与え得る重要な要因として、政府によるライダーの規制や導入に関する不確実性、COVID-19パンデミックがベロダインおよびその顧客の事業に与える不確実な影響、ベロダインが成長を管理する能力、ベロダインが事業計画を実行する能力、ベロダインの顧客が製品を商品化する能力およびそれら製品の最終的な市場での受容に関する不確実性、ベロダイン製品が市場で受容される速度および程度、存在するもしくは利用可能になるかもしれないその他のライダーおよびセンサー関連の競合製品や競合サービスの成功、ベロダインの現在の訴訟やベロダインが関与する可能性のある訴訟、もしくはベロダインの知的財産権の有効性と強制力に関する不確実性、ベロダインの製品およびサービスへの需要に影響を与える一般的な経済および市場の状況などがあります。ベロダインの事業に関連するリスクと不確実性の詳細情報については、ベロダインのSECへの提出書類の「経営陣による財政状態と経営成績についての考察と分析」および「リスク要因」のセクションを参照してください。これにはフォーム10-Kの年次報告書およびフォーム10-Qの四半期報告書が含まれますが、これらに限定されません。このプレスリリースのすべての将来見通しに関する記述は、このプレスリリースの日付の時点でベロダインが入手できる情報に基づいており、ベロダインは新たな情報、将来の出来事、あるいはその他の理由にかかわらず、法律で義務付けられた場合を除き、将来見通しに関する記述を更新または改定する義務を一切負いません。
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