ムーディーズESGソリューションズのV.Eがスペイン王国のソブリン・グリーンボンドの枠組みに対してセカンド・パーティー・オピニオンを提供

ロンドン & パリ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- ムーディーズESGソリューションズ・グループは本日、V.Eがスペイン王国のソブリン・グリーンボンドの枠組みに対してセカンド・パーティー・オピニオン（SPO）を提供したと発表しました。

この枠組みは、2021年グリーンボンド原則の4つのコア構成要素に沿っており、V.Eが特定したベストマーケットプラクティスに従っています。債券発行による純受取金は、再生可能エネルギー、生物多様性の保護、気候変動への適応など、同国の環境目標と結びついたプロジェクトに関する資金供給または借り換えのみに使用されます。

ムーディーズESGソリューションズのサステナブル・ファイナンス担当MDのパトリック・ミスパゲルは、次のように述べています。「スペインの枠組みの下で発行される債券は、サステナビリティに対して当社の4段階評価で最も高い『高度な』貢献をします。当社の評価は、スペインの枠組みが多くの場合、EUタクソノミー気候委任法の詳細な技術的適格基準に従っていることを反映しています。各国が気候行動を支援し、サステナブル・ファイナンス市場の発展に貢献するための資金調達に注力するようになっているため、当社はソブリン債の発行が増えると予想しています。」

V.Eによるスペイン王国のソブリン・サステナビリティ格付けは78/100で、これは「高度な」サステナビリティ・パフォーマンスを意味し、V.Eによる4段階評価で最も高いものです。スペインは、V.Eの評価対象の178カ国中で14位、OECD加盟37カ国中で12位に位置します。

サステナビリティ認証に関するV.EのSPOは、市場参加者のサステナブルボンドおよびサステナブル・ローンによる資金調達を可能にし、発行体とプロジェクトに対する信頼を高め、投資家に自信を与えることに貢献します。これまでにV.Eは、業界表彰を受けたものや先駆的ミッションに関するものを含め、世界30カ国以上でサステナブル・ファイナンス活動に関する370件を超えるSPOを提供してきました。V.Eは、英国、フランス、イタリア、チリ、エクアドル、エジプト、メキシコ、ベナン、アンドラといったソブリン発行体にSPOを提供してきました。

詳細については、moodys.com/sustainable-financeをご覧ください。

スペイン王国のソブリン・グリーンボンドの枠組みに対するV.EのSPOは、英語とスペイン語で提供されています。

ムーディーズESGソリューションズについて

ムーディーズESGソリューションズ・グループは、ESGと気候に関する洞察に対する世界的な需要の高まりに対応するムーディーズ・コーポレーションの事業部門です。同グループは、ESG、気候リスク、サステナブル・ファイナンスに関するムーディーズのデータと専門知識を生かし、ムーディーズ・インベスターズ・サービスおよびムーディーズ・アナリティックスと連携して包括的かつ総合的なESGおよび気候リスク・ソリューションを提供します。これには、ESGスコア、アナリティックス、持続可能性格付け、サステナブル・ファイナンス評価・認証サービスが含まれます。

詳細情報については、ムーディーズESGおよび気候リスク・ハブ（www.moodys.com/esg）をご覧ください。

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