デジタル資産セクター向け金融サービスの開発に取り組むテクノロジー企業のブリッシュは、特別目的買収会社のファー・ピーク・アクイジション・コーポレーション(NYSE:FPAC)との合併を通じて株式を公開する意思を発表しました。
ブリッシュは、投資家がデジタル資産から利益を得ることができるように厚みのある予測可能な流動性を提供する革新的な規制対象暗号通貨取引所を開始することを計画しています。
ブリッシュとファー・ピークとの企業結合の契約締結時の株主価値はプロフォーマで約90億米ドル、1株当たり10米ドルであり、取引のクローズ時にその頃の暗号資産の価格に基づいて調整されます。
受取金は、正味信託金約6億米ドル(償還がないと想定)と確約PIPEによる3億米ドルで構成され、PIPEはEFMアセット・マネジメントをアンカーとして、ブラックロック、クリプトロジー・アセット・グループ、ギャラクシー・デジタルが運用するファンドとアカウントが参加しています。
ケイマン諸島ジョージタウン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- デジタル資産セクター向け金融サービスの開発に取り組むテクノロジー企業のブリッシュは、特別目的買収会社(SPAC)のファー・ピーク・アクイジション・コーポレーション(NYSE:FPAC)との合併を通じてニューヨーク証券取引所での株式公開を意図していると発表しました。ブリッシュは、個人投資家と機関投資家がデジタル資産から利益を得ることができる技術を使用して厚みのある予測可能な流動性を提供する革新的な規制対象暗号通貨取引所を立ち上げる準備を行っています。
ブリッシュとファー・ピークとの企業結合の契約締結時の株主価値はプロフォーマで約90億米ドル、1株当たり10米ドルであり、取引のクローズ時にその頃の暗号資産の価格に基づいて調整されます。受取金は、正味信託金約6億米ドル(償還がないと想定)と確約公開株式私募投資(PIPE)による3億米ドルで構成され、PIPEはEFMアセット・マネジメントをアンカーとして、ブラックロック、クリプトロジー・アセット・グループ、ギャラクシー・デジタルが運用するファンドとアカウント、その他いくつかの著名な機関投資家が参加しています。
この取引は、2021年末までにクローズすると予想され、ファー・ピーク株主の承認と、その他規制当局の承認を含む慣習的なクロージング条件が条件となります。ブリッシュとファー・ピークの両社の取締役会は、この取引案を全員一致で承認しています。
ファー・ピークは、先進的な金融・フィンテック企業を公開企業にすることを目的としたSPACチームです。ファー・ピークの最高経営責任者(CEO)兼会長のThomas W. Farleyは過去にニューヨーク証券取引所のプレジデントを務めたことがあり、世界クラスの取引所を15年にわたって率いてきた経験を有しています。この取引の完了時に、ファー・ピーク最高経営責任者(CEO)のThomas W. Farleyはブリッシュの最高経営責任者(CEO)になり、Block.oneの最高経営責任者(CEO)のBrendan Blumerはブリッシュの会長に任命されます。
革新的な金融サービスに取り組むブリッシュは、従来の取引所を作り直すことで、資産保有者にメリットをもたらし、トレーダーに力を与え、市場の健全性を高めることを目指しています。主流の金融機関でのデジタル通貨の受け入れが増加している中で、ブリッシュは、この資産クラスを投資家にとって利用しやすく利益を得やすいものにしつつ、そのニーズに応えるために必要な次世代インフラストラクチャーを開発することを目指しています。
「当社は、ブリッシュのリアルタイム・ポートフォリオ・バランス・ツール、厚みのある予測可能な流動性、業界をリードするセキュリティーとコンプライアンスが、新たな形の取引所設計をもたらし、投資家によるデジタル資産の売買と運用の状況を再定義できるものと考えています。当社は、ファー・ピークと協力してブリッシュを公開市場にもたらすことで顧客が当社事業の一部を所有する機会を提供できることに、期待を感じています」と、Block.one最高経営責任者(CEO)のBrendan Blumerは述べています。
今後数週間に、ブリッシュの取引所はプライベートのパイロット・プログラムを実行し、2021年内に公開での立ち上げが予想されています。パイロット・プログラムでは、参加者はシミュレーションされた市場環境でプラットフォームを直接試し、体験することができます。試用できるブリッシュ取引所の独自技術には、ブリッシュ・ハイブリッド・オーダーブックおよび流動性プールがあり、これらは厚みのある確定的流動性を提供できるように設計されています。また、業界グレードのセキュリティーと監査可能性に裏打ちされた使いやすいトレード体験も提供されます。
ファー・ピークの会長兼最高経営責任者(CEO)のThomas W. Farleyは、このように述べています。「ブリッシュは、金融サービスの有望な未来を示しています。機関投資家の関係者や高度なトレーダーからの関心が高まり、現在私たちが見ている既存の取引所のインフラストラクチャーを再現することが必須になっています。ブリッシュは、市場のトレンドを活用して技術革新を自社のアイデンティティーの中核に据えることで見込み株主に戦略的に価値を提供できる優れた立場にあります。私たちは暗号通貨市場のまだ第1イニングか第2イニングにあり、私たちが先進的な金融技術によってデジタル資産の未来に革命をもたらす中でブリッシュのチームに加わることに期待を感じています。」
過去1年間に、ブリッシュはBlock.oneから1億米ドルとデジタル資産の164,000 BTCおよび2000万 EOSによる初期資本注入を受け、既に発表した3億米ドルの戦略的投資ラウンドを完了しています。ブリッシュは、一群の実績ある投資家と著名なベンチャー・キャピタルから支援を受けており、これにはピーター・ティールのティール・キャピタルとファウンダーズ・ファンド、アラン・ハワード、ルイス・ベーコン、リチャード・リー、クリスティアン・アンガーマイヤーのアペイロン・インベストメント・グループ、ギャラクシー・デジタル、世界的投資銀行の野村が含まれます。
顧問会社
ジェフリーズがブリッシュの専属財務顧問および資本市場顧問を務めています。カークランド・アンド・エリスがブリッシュの米国法律顧問を務めています。ジェフリーズ、JPモルガン・セキュリティーズ、ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナル、ベレンバーグ・キャピタル・マーケッツ、ギャラクシー・デジタル・パートナーズがファー・ピークのPIPEの共同募集代理人を務めています。モルガン・ルイス&バッキアスがファー・ピークの法律顧問を務め、ポール・ワイス・リフキンド・ワートン・ギャリソンがファー・ピークの独立取締役の法律顧問を務めています。レイサムアンドワトキンスがPIPEの募集代理人の法律顧問を務めています。
投資家向け資料
更なる情報をブリッシュの投資家対応ウェブサイトで入手することができ、これには、ブリッシュの事業についてのスライド資料と、Brendan BlumerとThomas W. Farleyが登場する動画が含まれます。
ブリッシュについて
デジタル資産セクター向けの商品・サービスの開発に取り組むブリッシュは、資産保有者にメリットをもたらし、トレーダーに力を与え、市場の健全性を高めるために従来の取引所を作り直しました。グループの資金に支えられ、ブリッシュの新しい種類の取引所は、厚みのある流動性、自動化されたマーケット・メイキング、業界をリードするセキュリティーとコンプライアンスを備え、投資家にとってのデジタル資産の利用可能性を高めています。ブリッシュ取引所は、ブリッシュ(GI)リミテッドによって運営され、完全に規制対象となることが予想されています。
ファー・ピーク・アクイジション・コーポレーションについて
ファー・ピーク・アクイジション・コーポレーションは、金融技術、テクノロジー、金融サービスの業界で合併、株式交換、資産取得、株式購入、再編、その他これらに類する企業結合を実行することを目的に設立されました。当社は、ファー・ピークLLCをスポンサーとし、同社の最終的な所有者は、当社会長兼最高経営責任者(CEO)のThomas W. Farleyと当社最高財務責任者のDavid W. Bonannoです。さらに、ブラックロックが運用するファンドとアカウントが当社にアンカー投資を提供しています。
Block.oneについて
Block.oneは、取引に信頼を、システムに透明性を、私たちの世界の仕組みに効率性を構築するビジネスを創出、育成、投資の対象とする資産保有・運用会社です。戦略的資本配分と先駆的なビジネス・ベンチャーを通じて、Block.oneはこれまでに100人を超える革新的な起業家に資金を提供してきました。Block.oneのグループ企業であるブリッシュとボイスは、金融サービス業界とソーシャルメディアのエコシステムにわたって健全性を作り上げる力を人々に与えています。Block.oneはまた、性能が高いオープンソースのブロックチェーン・ソフトウェアであるEOSIOの設計企業です。EOSIOは、安全でコンプライアンス性があり予測可能なデジタル・インフラストラクチャーのサポートと運営が可能なように作られています。
イノベーションのベテランが主導するBlock.oneは、私たちの世代の最も成功した投資家の一部から支援を受けています。詳細情報については、B1をご覧ください。
将来見通しに関する記述
本発表は、1995年の米国民事証券訴訟改革法の「セーフハーバー」規定の意味における「将来見通しに関する記述」を含み、FPACおよびブリッシュ・グローバルの代表者が随時行う口頭発表も「将来見通しに関する記述」と見なされる可能性があります。将来見通しに関する記述は、一般的に未来の出来事やFPACまたはブリッシュの未来の財務業績もしくは運営業績に関係しています。場合によっては、将来見通しに関する記述は、「かもしれない」、「すべきである」、「予想する」、「意図する」、「するだろう」、「推定する」、「予期する」、「考える」、「予見する」、「可能性」、「継続する」またはこれらの言葉の否定形、その変化形、または同様の言葉によって特定できます。さらに、このような将来見通しに関する記述には、ブリッシュ・グローバルのビジネス戦略、現金リソース、現行および見込みの製品またはサービス、そして潜在的市場機会に関する記述が含まれますが、これらに限定されません。このような将来見通しに関する記述は、実際の結果がそのような将来見通しに関する記述によって表現または示唆されているものと大きく異なる原因となり得るリスク、不確実性、およびその他の要因の影響を受けます。このような将来見通しに関する記述は推定と前提に基づいており、これはFPACとその経営陣、およびブリッシュ・グローバルとその経営陣(場合による)によって合理的と見なされていますが、本質的な不確実性を持ちます。実際の結果が現在の予想と大きく異なるものになる原因となり得る要因には、(1) 企業結合に関する正式契約の解除を引き起こす可能性のある何らかの事象、変化、またはその他の状況の発生、(2) 企業結合の発表の後にFPAC、ブリッシュもしくはブリッシュ・グローバル、またはその他に対して起こされる可能性のある何らかの法的手続きの結果、(3) FPACの株主の承認の取得やその他のクロージング条件の充足に失敗することによって企業結合を完了できないこと、(4) 適用される法律や規制の結果として要求されるか適切となる企業結合構造案の変更、(5) 企業結合の完了後にブリッシュが適用される上場基準を満たす能力、(6) 企業結合の発表と完了の結果としてブリッシュ・グローバルの現在の計画および運営が企業結合によって混乱するリスク、(7) 企業結合で予期されている便益を認識する能力(これは、とりわけ、競争、結合後会社が成長して成長を黒字で管理する能力、顧客やサプライヤーとの関係を維持する能力、経営陣や主要従業員を維持する能力から影響を受けることがあります)、(8) 企業結合に関連するコスト、(9) 適用される法律または規制の変化、(10) ブリッシュがその他の経済的、事業的、および/または競争的要因から悪影響を受ける可能性、(11) COVID-19がブリッシュ・グローバルの事業および/または当事者が企業結合を完了する能力に与える影響、(12) 2020年12月3日に証券取引委員会に提出された2020年12月2日付けのFPACのIPO目論見書の「リスク要因」および「将来見通しに関する記述についての注意書き」と題されたセクション、2021年3月31日締め四半期に対するフォーム10-QによるFPACの四半期報告書の「リスク要因」と題されたセクションに記載されているその他のリスクおよび不確実性、そして本文書の日付以後に提出される委任状説明書/目論見書に含まれるその他一切のリスクおよび不確実性が含まれますが、これらに限定されません。さらに、ファー・ピークにもブリッシュ・グローバルにも現時点で知られていないかファー・ピークもブリッシュ・グローバルも現時点で重要性がないと考えているその他のリスクの中にも、実際の結果が将来見通しに関する記述に含まれるものと異なるものになる原因となり得るものが存在する可能性があります。本発表中のいかなるものも、本発表中に記載されている将来見通しに関する記述が達成されること、あるいはそのような将来見通しに関する記述が想定している結果のいずれかが達成されることの何らかの者による表明と見なすべきではありません。読者は、記述時点の日についてのみ語っている将来見通しに関する記述に過度に依存するべきではありません。FPACもブリッシュもブリッシュ・グローバルも、このような将来見通しに関する記述を更新する義務を負いません。
重要情報とその入手先
本文書は、企業結合案に関して検討すべきすべての情報を含んでいるわけではありません。また、いかなる証券の売却または交換の申し出、あるいは購入または交換の申し出の勧誘を構成するものでもなく、法域の証券法に基づいて登録または資格取得が行われる前の申し出、売却、交換が違法となる法域では証券の売却は行われてはなりません。何らかの投資上の意思決定または企業結合案に関するその他一切の意思決定の基礎となることを意図したものではありません。企業結合案との関連で、ブリッシュは米国証券取引委員会(SEC)にフォーム4による登録届出書(本件登録届出書)を提出する予定であり、これには企業結合に関する仮委任状説明書/目論見書が含まれます。正式な委任状説明書/目論見書およびその他の関係文書は、企業結合に関する投票を目的として設定される基準日時点でのFPAC株主に郵送されます。FPACの株主およびその他の関係者は、入手可能になった時に、企業結合案によって企図されている取引を承認するために開催される臨時株主総会のための委任状勧誘に関連した仮委任状説明書/目論見書およびその一切の修正、ならびに正式委任状説明書/目論見書を読むことを勧められています。それは、そのような資料にブリッシュ、FPAC、取引案に関する重要な情報が含まれるからです。株主はまた、仮委任状説明書/目論見書および正式委任状説明書/目論見書を、入手可能になり次第無料でSECのウェブサイト(http://sec.gov)で、または以下に請求することで入手することもできます:Far Peak Acquisition Corp., 511 6th Ave #7342, New York, NY 10011
本文書中に記述されている証券への投資はSECまたはその他の規制当局によって承認されたものでも承認されなかったものでもなく、いかなる当局も売り出しの利点や本文書中に含まれている情報の正確性や十分性を判断したことも保証したこともありません。これと異なるいかなる表明も犯罪となります。
勧誘における参加者
FPAC、ブリッシュ、ブリッシュ・グローバル、そのそれぞれの取締役および執行役員、その他の経営陣および従業員は、SECの規則に基づき、本発表に記載されている取引案に関連して委任状勧誘の参加者と見なされる可能性があります。FPACの取締役および執行役員についての情報は、2020年12月3日に証券取引委員会に提出されたFPACの2020年12月2日付けのIPOの目論見書に記載されています。SECの規則に基づいて取引案に関連して株主の勧誘の参加者と見なされる可能性があるその他の人に関する情報と、その利害に関する記述は、本件登録届出書に記載されます(それがSECに提出された時)。これらの文書は、上記の入手先から無料で入手できます。
申し出でも勧誘でもないこと
本発表は情報提供のみを目的としたものであり、何らかの証券あるいは取引案に関する委任状説明書または委任状の勧誘、同意、承認ではなく、ブリッシュまたはFPACの証券の売却の申し出や購入の申し出の勧誘を構成するものでもなく、州または法域の証券法に基づいて登録または資格取得が行われる前のかかる申し出、勧誘、売却が違法となる州または法域では、かかる証券の売却は行われてはなりません。証券法第10条の要件を満たす目論見書による以外の方法で証券を売り出すことはできません。
原文はbusinesswire.comでご覧ください:https://www.businesswire.com/news/home/20210709005079/en/
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