シティ・プライベートバンクは、2021年は投資家の予想を超えた力強い追い風を受けた新たな景気サイクルが始まると予想。全力投資と希望の時代
ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- シティ・プライベートバンクは、「アウトルック2021:新しい経済サイクル:COVID以後の世界への投資」を発行しました。年に2回発行されるこのレポートは、翌年の世界経済と金融市場に関する詳細な見通しを提示し、顧客ポートフォリオにとっての複数年にわたる「止めることができないトレンド」を明らかにします。本号では、2021年が投資を行う上で注目すべき時期となる根拠について概説しています。パンデミックの発生によりあらゆる証券の価格が変わったように、COVIDからの脱却は新たな経済サイクルの始まりを示し、投資家にとって新たな機会が生まれます。
経済は、100年以上で最悪の世界的な医療危機に直面しつつも対抗力を示しました。シティ・プライベートバンクは、2021年はこのような経済の恩恵を受けると予想しています。2020年は、世界が「未来を試し」、パンデミックの収束に伴い成長への道を築く機会となりました。2021年の追い風は過小評価されています。金融システムは強力であり、個人や企業を保護する政府の行動は効果を生み、技術革新は加速し続けており、科学の大奮闘が成功し、記録的な速さで効果的なワクチンが開発されました。
シティ・プライベートバンクのデビッド・ベイリン最高投資責任者は、次のように述べています。「この新しい景気サイクルへの投資機会は、多くの新たな現実を反映することになるでしょう。このような現実は、このパンデミックの間の生活や私たちが共有する価値に技術が及ぼした影響によって形作られたものです。2021年に向けた当社の楽観的見方は、強固な金融機関、高い家計貯蓄、企業と消費者の間の信頼水準の高まりに支えられています。また、世界的な低金利により完全な景気回復が実現すると予想され、投資家の楽観的な見方も高まっています。」
COVIDにより、多くの資産評価が長期的な平均値からかけ離れたものになりました。シティ・プライベートバンクは、2021年を迎えるに当たり、このような価値評価の歪みが解消されると指摘しています。金融、工業、不動産などの「COVID循環型」セクターや、ホテル、レストラン、航空会社などの多くのセクターが恩恵を受けるでしょう。
2021年が投資家の行動にとって特に重要な時期となるように作用するその他の要因として、シティ・プライベートバンクでは、以前の景気後退時よりも迅速かつ確実に回復する経済、これまでにない多額の金融刺激策、技術革新、最も悪影響を受けた事業セクターに関連する証券の価格の見直しがあると見ています。シティ・プライベートバンクは、投資家に対し、余剰現金を保有して「もっと良い投資時期」を待つような戦略を取らないよう提案しています。そうではなく、当社は、投資家が今後5年間に必要な資金の額を判断した上で、資金を十分に割り当てて投資するよう推奨しています。
2020年はまた、特にデジタル化、アジアの台頭、環境問題に対する世界の意識の高まり、寿命の延びといった「止めることができないトレンド」に持続性があることを示しました。これらのトレンドへのポートフォリオの投資比率は、全体的な株式所有の割合として増やす必要があります。また、金利環境と世界市場において過小評価されている多くの機会を考慮して、株式と債券の比率を修正するよう推奨します。これに対して、債券ポートフォリオでは、世界全体で最高の利回りの機会のみを取り入れるべきでしょう。適格投資家に対して、当社は市場の変動から利益を生み出すことができる特定の資本市場戦略を推奨しています。
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シティ・プライベートバンクは世界の富裕個人層・家族向けのサービスを専門としており、世界中でカスタマイズされたプライベートバンキング・サービスを提供しています。顧客事業の総額は約5000億ドルに上り、50都市にわたって100カ国以上の顧客にサービスを展開しています。シティ・プライベートバンクは、お客さまの富の蓄積・保管、資産のファイナンス、キャッシュの効率的な活用、資産の保全、遺産管理をお手伝いし、家族およびファミリービジネスのニーズに応えています。シティ・プライベートバンクは、資本市場、資産運用、ポートフォリオ運用、信託およびエステート・プランニング、投資ファイナンス、銀行サービスおよび航空機ファイナンス、アートに関する助言とファイナンス、スポーツ・ファイナンスなどに関連した商品・サービスをお客さまに提供しています。
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