カウントダウンのグローバル・ローンチ・イベントでのTEDトークにおいて、最高経営責任者（CEO）トム・シューラーがレディーミクストの技術応用について発表
米ニュージャージー州ピスカタウェイ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- ソリディア・テクノロジーズの最高経営責任者（CEO）トム・シューラーは、TEDとフューチャー・スチュワーズによるグローバル・カウントダウン・ローンチのTEDトークにおいて、ソリディア・コンクリートを地球の炭素吸収剤に変える可能性について語りました。シューラー最高経営責任者（CEO）は気候変動に関する行動を呼びかける「ザ・カウントダウン」に招かれ、セメントとコンクリートが世界の炭素問題にどのように貢献するかについて、そしてソリディア・セメントとソリディア・コンクリートの新しい生産技術の潜在的影響について説明しました。
シューラー最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。「地球温暖化に対処するには、セメント生産と炭素利用の両方での革新が絶対に欠かせません。当社のレディーミクスト・コンクリートの新技術は現在、インフラストラクチャーへの応用をテストしているところです。また、コンクリートを炭素吸収剤に変える技術によって、すでにその先の研究を進めています。その先とはつまり、当社で生産中に排出している量よりも多くの二酸化炭素（CO2）を消費することを指します。」
シューラー最高経営責任者（CEO）は問題の概要について述べ、セメントで作られているコンクリートが世界の炭素問題にどのように貢献するかを説明しました。「生産されるセメント1トンごとに、約1トンの二酸化炭素が大気中に放出されます。その結果、セメント産業は世界の排出量の約8%を占める二酸化炭素排出量が2番目に多い産業となっています。」
セメントの化学構造を変化させることにより、ソリディアは、セメント工場では二酸化炭素排出量を削減し、コンクリート生産時には二酸化炭素を消費するという両輪を実行します。「当社のセメントは、水ではなく二酸化炭素と反応します。硬化の間に、当社のセメントとの化学反応によって二酸化炭素の分子がばらばらになり、炭素と結びついて、コンクリートを接着してまとめる石灰石ができます。」
窯で硬化するプレキャストコンクリートの製造について、シューラーは次のように説明しました。「セメント生産時の排出削減と硬化時の二酸化炭素消費という組み合わせで、セメントのカーボン・フットプリントが最大で70%削減されます。」
レディーミクスト向けに開発されたさまざまな炭素供給システムについての説明で、シューラーは次のように付け加えました。「建設現場では二酸化炭素ガスを使用できないため、固体または液体の形にしてコンクリートに注入する必要がありました。廃棄する二酸化炭素をシュウ酸や、さらにはオレンジジュースに入っているのと同じクエン酸などの化学族に変えている企業と提携しています。当社ではこれらの酸を使用してセメントと反応させ、4倍量の炭素を詰め込むため、その結果としてカーボン・ネガティブなコンクリートができあがります。」
潜在的な影響を引用して、シューラーは次のように説明しました。「それはつまり、約10万本の木が1年間に吸収する二酸化炭素と同じ量を、1キロメートルの道路がわずか数時間で消費することが永久に続く可能性があるという意味です。化学と廃棄される二酸化炭素のおかげで、当社にはコンクリート（地球上で二番目に使用されている材料）を地球の炭素吸収剤に変える潜在能力があります。」
ソリディア・テクノロジーズについて
米国ニュージャージー州ピスカタウェイのソリディア・テクノロジーズは、セメントおよびコンクリート技術企業であり、二酸化炭素利用によって優れた持続可能な建築および建設材料を簡単に製造し、収益を上げることができるようにしています。ソリディアは毎年大規模に、最低1.5ギガトンの二酸化炭素を削減し、3兆リットルの真水を節約し、約2億6000万バレルの石油に相当するエネルギー消費を削減し、1億トンのコンクリートの埋め立てゴミを削減することができます。それと同時に、人間と地球が直面している最大の脅威のいくつかに対し、業界が迅速に世界規模でスケーラブルに対応できるようにしています。ソリディアの投資家には、クライナーパーキンス、ブライト・キャピタル、BASF、BP、ラファージュホルシム、トタル・エナジー・ベンチャーズ、石油ガス気候イニシアチブ（OGCI）クライメート・インベストメンツ、エア・リキード、ビル・ジョイ、その他の非公開投資家が含まれます。これまでの栄誉には、2020年、2019年、2014年のグローバル・クリーンテック100、2020年、2014年のNJ最優良職場、2020年・2019年・2018年のBP低カーボン推進認定、2019年のソーラー・インパルス効率的ソリューション1000、2017年のERAグランド・チャレンジ（旧CCEMC）最終候補、2016年のサステイニア 100、2015年のNJBiz年間最優秀ビジネス、2014年のCCEMCグランド・チャレンジ最終候補、2013年のR&Dトップ100、2013年のカテルバ賞最終候補、MITのクライメート・コーラボ最終候補があります。リンクトイン、インスタグラム、ツイッター、ユーチューブでソリディアをフォローしてください。
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