バンテージ 2019レビュー：2019年は第4四半期の堅調な市場動向とM&Aを反映して製薬業界にとって傑出した1年に

ロンドン & ボストン & 東京--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 第4四半期の株式市場の上昇とM&A活動が貢献して2019年に製薬業界は好調な実績を収め、年末にかけて下落した2018年とは様変わりの1年となりました。2019年には大手バイオ医薬品企業数社の株価が2桁の上昇を記録したほか、製薬会社によるM&A取引額は2170億ドルに達し、55社が西側諸国の証券取引所に新規上場されました。

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  大型株で最大の株価上昇率を記録したのはアストラゼネカ（31%）で、次いでロシュ（29%）、ノバルティス（27%）の順。
  


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  バイオテック企業のIPOによる資金調達額は平均8800万ドルで、過去8年間で2番目に高い水準となり、17件のIPOで調達額が1億ドルを超えた。
  


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  バイオ医薬品企業へのベンチャーキャピタル投資は、396ラウンドで総額139億ドルを記録。過去最高となった2018年の水準からは減少したものの、過去5年間で2番目に高い水準。
  

医療機器企業では、大型株と中型株の株価上昇率がバイオ医薬品企業における最大の上昇となった銘柄すら上回り、大型医療機器銘柄の中で株価が下落した例はありませんでした。医療機器企業のIPOによる資金調達額は総額25億ドルとなりましたが、新規上場13社のうち7社では上場後に評価額が低下しました。

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  M&A取引額は2018年のわずか290億ドルから495億ドルに増加したが、取引件数は152件に急減し、前年に続いて減少傾向。
  


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  非上場企業に対するベンチャーキャピタル投資額は50億ドル弱に達したが、投資件数は6年連続で減少。
  


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  35品目の医療機器が市販前承認または人道機器適用免除を受けたが、FDAのDe Novo承認の件数は22件で、2018年の44件の半数にとどまった。
  

FDAは引き続きバイオ医薬品に対して積極的な姿勢をとっており、承認手続きが迅速化されています。2019年に承認申請が行われた新薬の4分の1近くが6カ月以内に承認されました。承認件数は49件と、2018年の61件から減少しましたが、2019年の承認薬の5年間の潜在的売上規模はほぼ同水準の271億ドルでした。

Vantage Pharma, Biotech and Medtech 2019 in Review報告書の共同執筆者であるエイミー・ブラウンは、次のように述べています。「全般的に見て、2019年はバイオ医薬品業界に非常に成果の大きい年となりました。米国の政治的な不透明感を反映して投資家、経営層共により慎重になる可能性はありますが、現在、現金保有残高は高水準に達しており、昨年の実績を支えたトレンドの多くが今後も持続する見込みです。」

報告書はこちらから無料でダウンロードできます：https://www.evaluate.com/2019Review

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