ビザが持続可能性に関する取り組みの一環として、2020年までに太陽光や風力などのエネルギー源を通じて再生可能電力を100パーセント使用するという目標を達成
サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ビザ(NYSE:V)は本日、2020年までに再生可能な電力を100パーセント使用するという目標を達成したと発表しました。76カ国131箇所のオフィスと4つの世界的処理センターを含む当社の世界的事業を責任ある持続可能な方法で運営するという当社の取り組みが前進しました。
再生可能エネルギーを100パーセント使用するという目標を2018年に掲げて以来、ビザは太陽光や風力など、再生可能エネルギー源の持続可能な組み合わせに向けて進み、当社の世界的な施設ポートフォリオで迅速な取り組みを開始しました。
ビザのアル・ケリー最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「ビザは、持続可能で包摂的な未来に向けて大きく舵を切ることが、当社の責任であり、機会でもあると考えています。当社のインフラに投資を行い、再生可能エネルギーに関するこの重要な成果を達成したことを、誇りに思います。私たちは、よりクリーンな世界経済に移行するにあたり、当社事業と業界が果たす役割を推進することを今後も優先していきます。」
ビザは、各地域の公益企業や電気市場の競争的プロバイダーと協力し、各市場で利用できる再生可能電力の選択肢の中から、各国の再生可能電力へのアプローチに最適なものを活用しました。ビザは、当社の主要施設がある市場で再生可能電力に投資しましたが、そうした場所には米国の4拠点や英国などが含まれ、当社の世界の電力使用で80パーセントを占めています。ビザによる具体的な取り組みとして、再生可能電力プログラムへの参加があり、英国のトータル・エナジー、コロラド州のエクセル・エナジー、テキサス州のオースティン・エナジー、サンフランシスコのベイエリアのペニンシュラ・クリーン・エナジーが提供するプログラムに参加しました。
ビザは、再生可能電力へのより広範な移行を支援する取り組みとして、RE100のガイドラインに参加・準拠しました。RE100は、事業活動を再生可能電力のみで行うことを目指す影響力ある企業から成る国際的イニシアチブで、ザ・クライメート・グループがCDPと提携して主導しています。また、再生可能エネルギー購入者同盟(REBA)に参加し、再生可能エネルギー購入者原則に署名しました。
再生可能電力を100パーセント購入することで、ビザは当社の電力消費による温室効果ガスの排出を削減し(スコープ2の排出量)、当社施設とデータセンターの事業排出を、当社の2014年の基準値よりも90パーセント近く削減しました。
ザ・クライメート・グループの北米担当エグゼクティブディレクターのエイミー・デイビッドソン氏は、次のように語っています。「ビザによる再生可能電力の使用が100パーセントに達したという素晴らしい発表に、お祝い申し上げます。同社の発表は、企業がクリーンエネルギーに短期間で切り替えられることを示しています。また、ビザが業務を行う地域でその他の関係者と協力し、再生可能電力の容量を増やしたことにも、感銘を受けています。このようなリーダーとしての行動は、市場の変化を加速させ、温室効果ガスを削減する上で役立ちます。」
ビザは今後も、当社の事業と広範な商取引のエコシステムで、より持続可能な未来を育むための取り組みに注力します。当社事業では、このコミットメントを実践するために、世界各地のビザの拠点でエネルギー効率を高める対策を講じており、そうしたものにはLEEDに準拠したビルの設計・運用や、照明と冷暖房空調設備(HVAC)のアップグレードに加え、当社最大規模の企業キャンパスで使用する電子機器の少なくとも90パーセントが、エネルギースターもしくはEPEATの認定基準を満たす必要があることを義務付ける効率的電子機器方針などがあります。
ビザのバイスプレジデント兼企業責任および持続可能性責任者のダグラス・サボは、次のように述べています。「世界が気候変動の世界的な課題にますます注力する中、当社はより持続可能な未来を築くために、リーダーシップを発揮する必要性を認めるとともに、理解しています。ビザにとって今回の成果は、世界をよくする力をもたらして持続可能な業務慣行を先導することに当社が注力していることを表しています。」
今回の成果は、業界で評価されているビザの持続可能性に関する広範な戦略を発展させたものです。ビザは2017年からダウ・ジョーンズ持続可能性北米指数とFTSE4グッド・インデックスの構成銘柄になっているほか、Sustainalyticsから2018年にソフトウエアおよびサービス分野の「Outperformer」に選定されました。Sustainalyticsは、ESGと企業ガバナンスに関するリサーチと格付けを投資家に提供する世界的な独立系一流企業です。その他の受賞歴や評価については、ビザの2018年企業責任および持続可能性報告書をご覧ください。
ビザの持続可能性に関するコミットメントは社外にも広がっており、下記を含む多数の取り組みが進行中です。
公共交通と都市モビリティーの摩擦を排除
消費者および健全で持続可能な生活に関する25カ国の調査で提携
持続可能な旅行と観光に重点を置いたイニシアチブであるTravalystの立ち上げを支援
持続可能な暮らしを、より魅力的で充実した達成可能なものにすることを目指したイニシアチブであるBrands for Goodに、他の目的主導のブランドと共に創設メンバーとして参加。
ビザ・インクについて
ビザは、デジタル決済で世界をリードしています。その使命は、安全で信頼のおける革新的な決済ネットワークで世界を結び、消費者、企業、経済全体に利便性をもたらすことです。当社の高度な世界的処理ネットワークのVisaNetは、安全で信頼性の高い決済手段を世界で提供し、毎秒6万5000件を超える取引を処理する能力を備えています。当社の技術革新に対する献身は、端末を問わず利用できるコネクテッド・コマースの急速な成長を推進しています。世界規模でアナログからデジタルへの移行が進む今、ビザは当社のブランド、商品、人材、ネットワーク、スケールを活用して、商取引の新たな未来を切り開きます。詳細については、usa.visa.com/about-visa.html、usa.visa.com/visa-everywhere/blog.html、@VisaNewsをご覧ください。
RE100について
ザ・クライメート・グループがCDPと提携して主導しているRE100は、再生可能電力を100パーセント使用することを決意した世界で最も影響力のある企業を集めた協業的イニシアチブです。再生可能エネルギーは、エネルギー・コストの管理を強化しつつ企業が排出ガス削減の目標を達成する上で役立つため、ビジネス上の賢明な意思決定です。フォーチュン・グローバル500企業を含むRE100加盟企業は、総売上高が5兆4000億ドルを超え、情報技術から自動車製造まで、多様な分野で活動しています。これらの企業は共に、クリーン経済への移行を加速させるよう、政策立案者と投資家に強力なシグナルを送っています。RE100.orgをご覧ください。ツイッターで#RE100をフォローしてください。
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