調査結果、顧客によるAR使用事例、ARの現状などの重要トピックについてPTC幹部がAWE Europe基調講演で紹介
ミュンヘン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- PTC(NASDAQ:
PTC)は10月18日、Augmented World Expo (AWE) Europe
2018にて、アバディーン・グループと共同で「クラス最高の組織が拡張現実を活用し、優れたサービス管理を実現するための方法」(“How
the Best-in-Class Use Augmented Reality for Superior Service Management”)と題する新たな調査レポートを公表したと発表しました。この包括的な調査研究とそのレポートは、拡張現実(AR)を採用した企業が実現した財務面での大幅な改善を明らかにし、また多様な環境でテクノロジーの可能性を引き出すためのベストプラクティスを提供しています。
本日公表したレポートに加え、PTCはアバディーンの独占的データを発表しました。このデータは、ARを利用している組織は対前年比で大幅に成長し、収益が劇的に改善したことを示しています。アバディーン・グループのリサーチアナリストを務めるトム・パキン氏
(Tom
Paquin)は、次のように述べています。「世界市場の急速な進展、デジタル変革、高度な技能を有する労働者の不足の深刻化により、企業にとって根底を覆すほどの脅威が生まれています。しかしながら、PTCと共同で公表した最新レポートでも明らかなように、ARに投資している企業、特に製造業とサービス業の組織は、競争優位性を獲得するためのチャンスがあります。」
企業にとって、ARは作業者の力を高めることで、作業者は物理的環境およびデジタル環境について理解しながら、これら環境と情報のやり取りを行うことで、新たなスキルを構築し、研修時間と経費を削減するとともに、より迅速に情報に基づいた判断を行うことができます。その結果、企業は生産性向上を実現し、研修・
製造・サービスの効果を向上することができます。
PTCの社長兼CEOであるジム・ヘプルマン (Jim Heppelmann)は、次のように述べています。
「ARはテクノロジー市場において急速に成長している分野のひとつであり、それを採用する組織に大きな事業価値をもたらすことが示されています。企業は、製品とサービスの差別化のために新たなAR機能を活用することで、顧客体験の向上および新たな収益源を開拓し、競争を根本から変えることに意欲を燃やしています。エンドユーザー向けに開発中のユースケースでは、
サービスやメンテナンス指示に重点を置いており、マシンのダウンタイムを短縮し、製品価値を最大化できます。」
AWE Europe 2018AWE Europe 2018ではPTCと企業向けARのトピックが注目を集めました。AWE
Europe 2018はドイツのミュンヘンで10月18~19日に開催された世界有数のAR/VRのカンファレンス&エキスポです。
PTCの拡張現実製品担当 エクゼクティブ・バイスプレジデントのマイク・キャンベル(Mike Campbell)
が「企業向け拡張現実におけるPTCのビジョン」(PTC
Vision for Augmented Reality in the Enterprise)
と題する基調講演に登壇しました。この中でキャンベルは産業分野の企業におけるARの現状について話したほか、顧客事例を紹介し、
人々の働き方を根本的に変えるARの力、また各組織が製品の製造、販売、操作、サービスの方法を再考することができるようにするARの力について具体的に説明しました。
キャンベルは、次のように述べています。
「拡張現実はデジタル変革の一環として組織に大きな利点をもたらすことができます。PTCのお客さまはAR体験を通じて、CAD、IoTおよびコンテンツのデジタル化に対する既存の投資をより効果的に活用できるようになり、日常業務のリアルタイムのコンテキストの中でデジタル世界を可視化して操作できるようになります。」
Vuforiaブランドの下での採用
アバディーンレポートのデータと調査結果に基づき、PTCは専任のAR事業部門が大幅な成長と製品採用を実現しました。PTCのVuforia®
Engineは、6万種以上の商用ARアプリに導入されています。さらに、1万4000人以上がPTCのVuforia
Studio無料試用プログラムに参加し、ユースケースの優先順位とハードウエア要件に関する貴重なフィードバックを提供しており、55万人以上の登録開発者がVuforiaをARアプリ作成のプラットフォームとして使用しています。
PTCはVuforiaを活用して市場をリードするThingWorx®イ
ンダストリアル・イノベーション・プラットフォームの機能を拡張して、顧客が物理的なものとの相互作用を可視化、指示、誘導、改善できるようにしました。今回公表されたアバディーンのデータによると、現時点でARを活用している全企業の82%がIoT技術を利用しているとされています。
アバディーンレポート:「クラス最高の組織が拡張現実を活用し、優れたサービス管理を実現するための方法」
アバディーンレポートはクラス最高の組織におけるサービス分野でのARの活用事例をその他すべての採用組織と比較調査したもので、次のようなハイライトを提供しています。
ARを活用しているサービス組織は、顧客保持率、顧客満足度および対前年比の収益改善において非ユーザーよりも著しく優れています。
クラス最高の企業は規制事項およびSLAのコンプライアンス順守を含むパフォーマンス測定において、同業他社より平均で25%優れている。クラス最高の組織の34%はARを活用した研修を提供、31%は現場ガイドを実施、25%はAR活用の知識共有を実現しています。
レポート全文のコピーをダウンロードするには、https://www.ptc.com/en/AWE-Europeにアクセスしてください。
その他の資料
アバディーンのレポートをダウンロード
PTCの拡張現実(AR)製品
産業界における拡張現実の現状
ハーバード・ビジネス・レビュー:「なぜすべての組織で必要なのか
AR戦略 拡張現実の並外れた可能性:PTC社長兼CEOのジェームス・E・へプルマン(James E.
Heppelmann)、ハーバード大学マイケル・ポーター教授共著」
現在までの顧客によるVuforia
ARソリューションの採用、特定の期間における収益額を示すものではなく、また顧客が何らかの特定の割合で今後もそうした技術の採用・導入を続けることを示すものでもありません
PTCについて(NASDAQ: PTC)
PTCは、スマートでコネクティッドな世界において、企業によるモノの設計、製造、運用、サービス改革の支援を行っています。1986年、PTCはデジタル3D設計に革命をもたらし、1998年には初めてインターネットベースの製品ライフサイクル管理(PLM)ソリューションの提供を開始。今日では、PTCのインダストリアル・イノベーション・プラットフォームと実証済みのソリューション群により、フィジカルとデジタル世界の融合によって生み出される新たな価値創造を支援しています。PTCのソリューションにより、製造業のみならず、パートナーや開発者のコミュニティは、モノのインターネット(IoT)や拡張現実(AR)の技術を活用し、未来のイノベーションを実現できます。
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