ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
ムーディーズ・コーポレーション(NYSE:MCO)は本日、すでに発表されていたレイス・インク(NASDAQ:REIS)の全発行済み普通株式の1株当たり23.00ドル(利息なし、売り手が受け取る源泉徴収税控除後の正味価格)での現金による公開買付を完全所有子会社のムーディーズ・アナリティックス・メリーランド・コープが開始したことを発表しました。
本公開買付は、ムーディーズがレイスの全発行済み株式を全額現金にておよそ2億7800万ドルで取得する正式合併契約をムーディーズとレイスが締結したとの2018年8月30日の発表に続いて行われています。本取引は、両社の取締役会により承認されています。
公開買付期間は、延長または早期終了されない限り、2018年10月12日午後11時59分(米国東部時間)に終了します。
本取引は、レイスの発行済み普通株式(レイスの完全所有子会社が保有する株式を除く)の過半数が買付に応募されることやハート・スコット・ロディノ反トラスト強化法の手続きが終わることなど、一般的なクロージング条件の達成と監督当局の承認を条件としています。
ムーディーズは、レイスの株式を保有する一部の経営陣との間で買付合意契約書を交わしており、これに基づき、これらの経営陣はムーディーズの公開買付に応じ、レイスの発行済み普通株式(この場合、レイスの完全所有子会社が保有する株式を除く)のおよそ18%に相当する保有株式すべてを売却することに合意しています。
本公開買付のすべての条件は、2018年9月13日に米国証券取引委員会(SEC)に提出された買付提案書、本買付に関連する送達状、およびその他の資料に記載されており、www.sec.govより入手可能です。また、レイスは、2018年9月13日に本公開買付に関連するスケジュール14D-9による勧誘・推奨意見表明書をSECに提出しました。
本公開買付の完了後、ムーディーズは第二段階の合併取引を通じてレイスのすべての残存する発行済み普通株式(レイスの完全所有子会社、ムーディーズまたはその子会社が保有する株式を除く)を本公開買付と同様に1株当たり23.00ドル(利息なし、売り手が受け取る源泉徴収税控除後の正味価格)で取得し、レイスはムーディーズの完全所有子会社となります。合併完了時に、レイスの完全所有子会社、ムーディーズまたはその子会社が所有するレイスの普通株式は、存続会社の1株当たり額面0.01ドルの完全払込済かつ追加払込義務のない普通株式に転換されます。
買付提案書、関連送達状、その他の本公開買付の関連資料の写しは、情報代理人のD.F.キング&コ(フリーダイヤル:877-732-3617)より無料で入手できます。銀行および証券会社は、コレクトコール(212-269-5550)にて情報代理人に問い合わせることができます。アメリカン・ストック・トランスファー&トラストが本公開買付の預託機関を務めます。
ムーディーズ・コーポレーションについて
ムーディーズは、世界の資本市場に不可欠な要素として透明で統合的な金融市場に寄与する信用格付け、リサーチ、ツールおよび分析を提供しています。ムーディーズ・コーポレーション(NYSE:
MCO)は、ムーディーズ・インベスターズ・サービス(信用格付けおよび債券と証券を対象としたリサーチを提供)とムーディーズ・アナリティックス(信用・経済分析と金融リスク管理の最先端ソフトウエア、顧問サービス、リサーチを提供)の親会社です。ムーディーズ・コーポレーションの2017年度の売上高は42億ドルで、世界各地に約1万2300人の従業員を擁し、42カ国で事業を展開しています。詳細については、www.moodys.comをご覧ください。
追加情報とその入手方法
本リリースは情報提供のみを目的としており、レイスの株式またはその他のいかなる証券の購入の申し出または売り出しの申し出の勧誘を構成するものではありません。買付提案書、関連送達状、その他の資料を含むスケジュールTOによる公開買付説明書がムーディーズおよび買収子会社のムーディーズ・アナリティックス・メリーランド・コープによりSECに提出され、スケジュール14D-9による勧誘・推奨意見表明書がレイスによりSECに提出されています。本公開買付は、スケジュールTOを構成する文書として提出された買付提案書、関連送達状、その他の文書によってのみ行われます。
投資家および証券保有者は、公開買付関連書類(買付提案書、関連送達状およびその他の公開買付関連資料を含む)および本公開買付についてレイスが提出したスケジュール14D-9による勧誘・推奨意見表明書を、随時修正されるたびに一読されることを強くお勧めします。これらの書類には、本公開買付に関して意思決定を行う前に入念に目を通すべき重要な情報が含まれています。投資家および証券保有者は、SECに提出されたこれらの書類およびその他の文書を、SECが管理するウェブサイト(WWW.SEC.GOV)から無償で入手することができます。または、本公開買付の情報代理人に請求することにより無償で入手できます。
将来見通しに関する記述
本リリースに含まれる一部の記述は将来見通しに関する記述であり、多くのリスクと不確実性が伴うムーディーズの事業および運営に関する今後の予想、計画、見込みに基づいています。本リリースに含まれる将来見通しに関する記述は、別途記載がある場合を除き本リリース発表時点のものであり、後の状況の変化、予想の変更などが生じた場合でも、当社は今後この記述を補足、更新、改訂して公表する義務を負うものではなく、またその意図もありません。当社は、実際の結果がこれらの将来見通しに関する記述で示されたものと大きく異なるものとなる原因となる可能性のある一定の要因、リスク、不確実性を明らかにします。これらの要因、リスク、不確実性には、国内および/または世界の資本市場における債券およびその他の証券の発行額に影響を及ぼす可能性のある信用市場の混乱または景気の低迷、国内および/または世界の資本市場における債券およびその他の証券の発行額に影響を及ぼす可能性のある規制、信用の質の問題、金利変動のほかにEU離脱が決まった英国の国民投票に起因するものなどのその他の金融市場の変動を含むその他の事象、米国および米国外での合併・買収活動の水準、世界の信用市場、国際貿易、経済政策に影響を及ぼす米国およびその他の国の政府による行動の効果が不透明なこととその付随的帰結、ムーディーズの信用度あるいは独立信用格付機関の格付けの健全性または有用性に関する市場の認識に影響を及ぼす市場での懸念事項、他社による競合商品または技術の導入、競合他社および/または顧客からの価格圧力、新商品の開発と世界的な展開の成功度合い、NRSROに対する規制ならびに金融改革法の規定および同法に基づく規制を含む米国、州、地方の新たな法律や規制による影響の可能性、EUおよび諸外国における競争の高まりと規制強化の可能性、ムーディーズの格付け見解に関連する訴訟ならびに当社が対象となるその他の訴訟、政府および規制当局による諸手続、調査、審問のリスク、信用格付機関に不利な形で適用されることになる申立基準の修正につながる金融改革法の規定および責任基準の修正につながるEU規則の規定、サービスの価格設定に対して追加的な手続や多大な要件を課すEU規則の規定および規制目的で使用されるEU外の格付けも対象とする監督権限の拡大、主要な従業員を失う可能性、当社の運営およびインフラの失敗または機能不全、サイバー脅威やその他のサイバーセキュリティー上の懸念事項に対する脆弱性、管轄税務当局によるムーディーズの世界的な税務計画の審査の結果、ムーディーズが事業を運営する法域で適用される情報保護・個人情報保護法、制裁法令、腐敗防止法、政府関係者への賄賂を禁止する現地法規を含む外国および米国の法律および規則をムーディーズが順守しない場合に課される可能性のある刑事制裁または民事的救済のリスク、合併、買収または他の事業統合の影響および買収企業の統合を成功させるムーディーズの能力、通貨および外国為替の変動、将来のキャッシュフローの水準、設備投資の水準、金融機関による信用リスク管理ツールに対する需要の減少などがありますが、これらに限定されるものではありません。レイスの買収に関するその他の要因、リスク、不確実性により、実際の結果が将来見通しに関する記述で示されたものと大きく異なるものになる可能性があります。これには、レイスの株主のうちどの程度の株主が本公開買付に応じるか不明なこと、競合する提案がなされる可能性、本買収に関連した書類提出と承認に関わるリスク、本買収の予想完了時期、さまざまなクロージング条件を満たして本買収を完了する能力、レイスの業務、商品、従業員のムーディーズへの統合に関連した諸問題と想定外の費用ならびに本買収によるシナジーおよびその他の効果が予想される規模あるいは予想される時間枠で実現しない可能性、本買収がベンダー、サプライヤー、顧客との関係を含め(ただしこれに限定されない)、レイスの事業またはその見通しに悪影響を及ぼすリスク、ベンダー、サプライヤーまたは顧客から随時寄せられる請求、レイスの事業に悪影響を及ぼす世界の市場情勢の変化、および上記の根拠となっている前提の正確さが含まれます。ムーディーズの実際の結果が、将来見通しに関する記述で予期、表明、予想、期待または示唆されたものと大きく異なるものになる可能性のある要因、リスク、不確実性、その他のリスクおよび不確実性は、2017年12月31日終了年度のフォーム10-Kによる当社の年次報告書のアイテム1Aのパート1の「リスク要因」のセクション、当社および当社子会社がSECに提出する予定の公開買付書類ならびにレイスが提出する予定のスケジュール14D-9による勧誘・推奨説明書、および当社が適宜SECに提出したその他の文書またはその付属書類あるいは本リリースの付属書類において詳しく説明されています。株主および投資家は、このような要因、リスク、不確実性が現実のものとなった場合、当社の実際の結果は将来見通しに関する記述で予期、表明、予想、期待または示唆されたものと大きく異なるものとなる可能性があり、これがムーディーズの事業、業務の結果および財務状況に重要な悪影響を及ぼす可能性があることに留意してください。随時、新たな要因が生じる可能性がありますが、ムーディーズは新たな要因を予測することはできず、また新たな要因が生じた場合の当社への影響を評価することはできません。
原文はbusinesswire.comでご覧ください:https://www.businesswire.com/news/home/20180913005393/en/
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
Contacts
Stephen Maire, +1.212.553.7424
Global Head of Investor Relations
and Communications
stephen.maire@moodys.com
or
Michael
Adler, +1.212.553.4667
Senior Vice President, Corporate
Communications
michael.adler@moodys.com