ブレイディ・インダストリーズと子会社ベロクシントがアルミ工場の着工に続いて5人の経営陣の新任を発表

米ケンタッキー州アシュランド--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --
ブレイディ・インダストリーズと子会社のベロクシントは本日、5人の新たな主要経営陣の就任を発表しました。この発表は、6月上旬に起工式が行われたベロクシントとブレイディ・インダストリーズによる総工費16億ドルのブレイディ・アトラス圧延工場プロジェクトが着々と進行する中で明らかにされました。

ブレイディ・インダストリーズは、ジュリオ・ラミレスを最高財務責任者（CFO）に任命しました。ラミレスは、ハケット・グループ、モルソン・クアーズ・ブリューイング・カンパニー、サミット・マテリアルズ、フリーマン・カンパニーを含む数多くのフォーチュン500企業で元創業者、最高経営責任者（CEO）および最高財務責任者（CFO）として企業、財務、デジタルの戦略と業績をけん引してきました。さらに、ラミレスは15年間にわたり監査パートナーとしてKPMGに勤務しており、米国陸軍大尉でした。ラミレスは、ブレイディ・インダストリーズのクレイグ・ブシャールCEOの直属となります。

ベロクシントには、退役少将のケビン・マクニーリーが最高執行責任者（COO）として入社します。マクニーリーは、20年以上にわたって行政、人事管理、政策、プロセス開発に従事した経験を有し、さらに38年間、軍人を務めていました。ベロクシント入社以前には、マクニーリーは米州兵総局の要員・人事局長、州兵業務会長補佐、米国欧州軍戦略・方策・プログラミング担当副長官、米州兵総局の戦略・方策・国際問題局長を務めていました。マクニーリーは、ベロクシントのアラン・ルンドCEOの直属となります。

フィービー・クワン博士がベロクシントの最高商業責任者に就任します。クワン博士は、テクノロジー、医薬、エネルギーなど、多岐にわたる業界における戦略的ポジショニングおよび高性能材料の開発に関する専門的知見を有しており、創業後間もないスタートアップ企業やフォーチュン500企業の製品開発、マーケティング、事業開発、社外ベンチャー部門において経営幹部を歴任してきました。マサチューセッツ工科大学で化学博士号を取得しています。クワンは、ベロクシントのアラン・ルンドCEOの直属となります。

さらに、ベロクシントはジャドソン（ジャド）・マルテ博士を製品開発担当バイスプレジデントに任命しました。これまで20年間、GEグローバル・リサーチの主任科学研究員およびプロダクト・マネジャーを務めてきたマルテは、低コストの高効率材料の生産工程を専門とする材料科学者としての知見を活かし、ベロクシントの高耐熱性ナノ構造合金を使った変革的な部品設計を統括します。マルテは、バージニア工科大学で材料科学・工学修士号および博士号を取得しており、同校で5年間、研究活動に従事していました。

また、ジョン・ガスパービッチが製造担当エグゼクティブバイスプレジデントとしてベロクシントに加わります。金属射出成形（MIM）業界で30年の経験を誇るガスパービッチは、MIM部品生産・応用の第一人者です。最先端の精密製造技術分野における40年間のキャリアを通じて、ガスパービッチは北米および世界のMIM業界の有力企業で製造、エンジニアリング、品質、事業開発分野の経営幹部を歴任してきました。

一連の動きについて、ブレイディ・インダストリーズのクレイグ・ブシャール最高経営責任者は、次のように述べています。「企業の価値は、それを構成する人々とコミュニティーにより決まります。私たちがいかに優れているかは、私たちのカルチャーにより決まります。アパラチアの再構築を指揮することは決して容易ではなく、大きな責任を伴います。素晴らしい人々が加わってくれることでプラスの変化が生じ、私たちの目的を達成することができると考えています。」

ブレイディ・インダストリーズについて

ブレイディ・インダストリーズは、世界の輸送・防衛産業向けの未来志向の高度金属製造企業です。ブレイディ・インダストリーズの初のプロジェクトは、ケンタッキー州アシュランドのイーストパーク・インダストリアル・センターにおけるグリーンフィールドのアルミ圧延工場建設の第1フェーズです。この工場により、ブレイディ・インダストリーズは自動車および航空宇宙産業向けに量産対応の5000、6000、7000シリーズのアルミシートとアルミ板を年間30万トン生産する低コストメーカーとなります。

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