ライトポイントのIQxelをSigfox対応IoTデバイスの製造／認定試験に提供可能

シグフォックスとの連携により、IoTデバイスの市場開拓を促進する大手無線試験ソリューションプロバイダーの立場が確かなものに

米カリフォルニア州サニーベール--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --
無線試験ソリューションの大手プロバイダーであるライトポイントは、シグフォックスのLPWA技術に適合したモノのインターネット（IoT）デバイスを試験するための用途として、当社のIQxel試験機ファミリーの有効性が同社から認められたと発表しました。

シグフォックスはモノのインターネット向け接続機能の世界的大手プロバイダーです。同社は、消費エネルギーを可能な限り最小化し、できるだけ簡素化しながら、何十億台ものデバイスをインターネットに接続するグローバルネットワークを構築しました。シグフォックスのネットワークは既に30カ国以上に展開しており、2018年末までに60カ国に展開する勢いです。

今回の連携により、デバイスメーカーはIQxel-Mを使用して、Sigfox対応IoTデバイスの製造試験を実施できるようになりました。デバイスメーカーは事前認定済みの即使用可能なツールを使用して、自社IoTデバイスのモデムを迅速に設計し、適合性を確認することもできるようになります。さらに、このライトポイント製ソリューションは、Sigfox
Verified™認定プログラムの一環として、認定試験の実施にも使用できます。

ライトポイントのプロダクトマーケティング担当ディレクターを務めるアダム・スミスは、次のように述べています。｢IoTシステムでは可能な限り最低のコストで高品質のRFを求めるニーズが強くあり、これは優れたコスト効率と包括性を備えたIQxel-Mによって実現します。IQxel-Mは、シグフォックスの提携企業が2018年に向けた各社の成長計画を達成する上で、理想的なソリューションです。｣

シグフォックスの最高技術責任者（CTO）であるラウール・マラート氏は、次のように述べています。｢私たちはライトポイントを当社の世界的なパートナーエコシステムに迎え入れることをうれしく思います。同社のコスト効率に優れたIQxel-MソリューションはSigfox適合デバイスの世界規模での量産を簡素化・推進することに貢献するはずです。｣

技術的ハイライト

IQxel-Mは無線接続試験の包括的なワンボックステストソリューションであり、Wi-Fi、Bluetooth、Zigbee、そして今回のSigfoxを含め、広範な無線規格をサポートしています。本システムは複数デバイス（マルチDUT）の並行試験を実施すると同時に、複数技術（Multicom™）の同時試験を実現します。

IQxel-Mは製造向けに徹底的に作り上げたもので、丈夫でコンパクトなデザインの2U-highシャーシは標準的な19インチラックに適合し、ラック＆スタックの収納が容易となっています。

ライトポイントのIoTソリューションの詳細情報についてはhttp://litepoint.com/iot/をご覧ください。

ライトポイントについて

ライトポイントは、世界で最も革新的な無線機器メーカーのために、無線試験のソリューションとサービスを開発し、今日の要求が厳しい消費者のために各社の製品が確実に動作するように支援しています。無線試験の革新でリードするライトポイントの製品は、世界で最も広範に使用されている無線チップセットをそのままで即試験することができます。ライトポイントは、スマートフォン、タブレット、PC、無線アクセスポイント、チップセットの一流メーカーと協力しています。ライトポイントは、急成長中のネットワーク接続機器の分野、すなわちモノのインターネットの試験においても、最前線に立っています。カリフォルニアのシリコンバレーに本社を置き、世界各地に営業所を有するライトポイントは、試験・産業アプリケーション向けに自動化装置を供給する一流企業テラダイン（NYSE：TER）の完全子会社です。2016年における両社の売上高は17億5000万ドルで、従業員数は世界で約4400人に上ります。

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