中南米最大のCRMおよびBPOプロバイダーは今後も堅牢で安定したSAP
ECCプラットフォームを使用する計画、現時点でS/4HANAに移行するROIとビジネス価値はなし
ラスベガス & サンパウロ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --
エンタープライズ向けソフトウェア製品とサービスを提供する世界的大手で、OracleおよびSAP製品を対象とした独立系サポートプロバイダー大手のリミニストリートは本日、アテントが2年前にSAPからリミニストリートへとサポートを切り替えて以来、SAP製品の総年間保守コストを60%節約していると発表しました。中南米で顧客関係向けサービスとソリューションを提供する主要プロバイダーのアテントは、この分野で世界上位3社に数えられており、15カ国で幅広く業務を展開しています。アテントは大幅な費用削減を達成したほか、同社が世界規模で利用している堅牢で安定したSAP
ECC 6.0システムを少なくとも15年間アップグレードなしに、フルサポートを受けながら運用できます。
SAPへの依存度を低減、現時点でS/4HANAに移行するメリットはなし
アテントは2015年に、SAPへの依存度とSAPにかかる費用を低減するという使命に乗り出しました。アテントは、15カ国における事業運営で極めて重要な役割を担う同社の安定したSAPアプリケーションに大きく依存しているものの、高額なSAP
S/4HANAへのプラットフォーム移行に、現時点でメリットを見いだすことができませんでした。これは主として、変更を正当化するための確かなビジネス的理由となる、ROIが欠如していたためです。アテントは代わりに、成熟していないS/4HANAプラットフォームよりも、同社の多機能で安定したカスタマイズされたSAPアプリケーションの方がビジネス上のメリットと機能をもたらし、既存のECCプラットフォームが現在と将来の予測される事業とニーズに十分に対応可能であるという結論に達しました。これを基に、アテントは現行のSAPへの投資を最大化しつつ、付加価値とより迅速なサポートを提供してくれるパートナーを探し始め、リミニストリートを選択しました。
アテントの中南米・欧州・中米担当最高情報責任者（CIO）のロゲリオ・リベイロ氏は、次のように述べています。「当社は受け取っている見返りと比べると、毎年かなりの金額を保守費用として投資していました。リミニストリートのサポートに切り替えることで、直ちに年間サポート費用を50%削減できました。しかし、SAPにサポート要請チケットを発行したものの、問題が解決されず、結局は自社でサポートしなければいけなかった場合も考慮すると、実際は年間保守費用の約60%を節約できていることが分かりました。」
プレミアムレベルのサポートを提供する信頼できるアドバイザー
リミニストリートのすべての顧客同様、アテントにはSAPのアプリケーションと技術に関して、平均15年以上の経験を有する専任サポートエンジニア（PSE）が割り当てられました。またすべての顧客は、リミニストリートと業界有数のサービスレベル契約を交わすため、重要ケースに対しては15分以内の対応が保証されます。
リベイロ氏は、さらに次のよう述べています。「リミニストリートに切り替えたことで、ITチームがより戦略的な業務に注力する時間を確保できるなど、予想以上のメリットを享受しています。リミニストリートのサポートは、製品について熟知した経験豊富なエンジニアが担当するため、問題解決に要する時間が短縮されました。またもう1つのプラスの点は、同社が即利用可能なソリューションを提供していることです。そのおかげで、ソリューションを微調整するために、コンサルタントを雇う必要がなくなりました。」
アテントはリミニストリートのサポートを受けながら、同社のERPインスタンスを統合し、15カ国の拠点でプラットフォームを共通化できました。またリミニストリートは、ブラジルの税制や法規制の改定についても、アテントを年間を通してサポートします。これらの複雑な改定対応は、税制と法規制を扱う特許申請中のテクノロジー、実績のある手法、ISO
9001の認証を受けた開発プロセスを組み合わせたリミニストリートの革新的なアプローチによって提供され、顧客が正確で質の高いサービスを利用できるようにしています。リミニストリートはこれまで、税制と法規制の改定に対応するために、全世界で13万5000件以上の更新を行ってきました。
リミニストリート中南米担当ゼネラルマネジャーのエドナイズ・マロンは、次のように述べています。「アテントは、リミニストリートに移行して期待されるメリットを過去2年間、実感してきました。同社は中南米と世界中にいる多くのSAPライセンシーと同様の立場にありました。つまり、現行の堅牢なSAPリリースをこの先何年も活用したいと考えており、S/4HANAへの移行に見合うだけのROIや、多額の費用と労力を費やすビジネス的理由を見いだせていませんでした。実際、当社が最近実施した世界規模の調査によると、現行のSAP
ERPリリースを運用し続ける計画の回答者は、全体の89%に達しました。またS/4HANAに移行する計画がないか、現時点では移行する決意をしていない回答者は65%でした1。リミニストリートは、エンタープライズソフトウェアのライセンシーが、自社の堅牢で安定したERPアプリケーションから引き出す価値を最大化し、節約した費用をより戦略的な取り組みに振り向けることができるよう、一心に支援してまいります。」
リミニストリートの報告書「Rimini Street Survey: 2017 SAP Applications Strategy
Findings（リミニストリートの調査：2017年SAPアプリケーション戦略に関する知見）」をダウンロードするには、こちらをクリックしてください。
アテントについて
アテントは、顧客関係管理（CRM）とビジネスプロセスアウトソーシング（BPO）を手がける中南米最大の企業であり、売上高ベースで世界トップ3に入るプロバイダーです。また、米国でサービスを提供する企業向けに、CRM/BPOサービスを提供するリーダー企業でもあります。アテントは1999年以来、同社のビジネスモデルを13カ国で開発し、現在15万人の従業員を抱えています。アテントはいくつもの販売チャネルを通じて、400社以上の顧客に幅広いCRM/BPOのサービスポートフォリオを提供しています。顧客の多国籍企業は、電気通信、金融、医療、小売、行政などの業界・分野の大手プロバイダーです。アテントは、ニューヨーク証券取引所で「ATTO」のコード名で取引されています。2016年には、Great
Place to Work®から「世界で最も働きがいのある多国籍企業」の上位25社に、4年連続で選ばれました。詳しい情報については、www.atento.comをご覧ください。
リミニストリートについて
リミニストリートは、エンタープライズソフトウェア製品・サービスのグローバルプロバイダーでOracleおよびSAP製品向けの独立系保守サービスを提供するリーディングカンパニーです。2005年以来、受賞歴を持つ革新的プログラムにより、エンタープライズ向けサポートサービスのあり方を塗り替えてきました。こうしたプログラムにより、IBM、Microsoft、Oracle、SAP、その他のエンタープライズソフトウェアのベンダーの総サポート費用の最大90%を削減することが可能になります。そして、現行のソフトウェアリリースを、アップグレードなしに少なくとも15年間使い続けることが出来る環境が整います。多様な業界のグローバル企業、フォーチュン500企業、中規模企業、公共セクター組織を含む1,300社以上の顧客が、ソフトウェアベンダーから独立した信頼できるサポートプロバイダーとして、リミニストリートを利用しています。詳細はhttp://www.riministreet.comをご覧ください。またTwitter（@riministreet）、Facebook、LinkedInでリミニストリートをフォローしてください。
将来見通しに関する記述
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1 リミニストリートの調査報告書「Rimini Street Survey: 2017 SAP Applications
Strategy Findings（リミニストリートの調査：2017年SAPアプリケーション戦略に関する知見）」、2017年5月
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