香港--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- MSCI(NYSE:MSCI)は、MSCI東南アジア指数をMSCI ASEAN指数に改称しました。
MSCI東南アジア指数の234種類のスタンダード指数の改称に加えて、MSCIは、ASEAN地域の先進国市場、新興国市場、フロンティア市場のさまざまな投資機会を反映し、投資可能な市場を紹介することを目的に開発された3種類の指数を新たに導入しました。
MSCI AC
ASEAN指数は、1つの先進国市場(シンガポール)と4つの新興国市場(インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ)の大型株と中型株を対象としています。さらにMSCIは、新興国市場(MSCI
EM ASEAN)、新興国市場とフロンティア市場(ベトナムを対象に含むMSCI EFM ASEAN)および全市場(MSCI
ASEAN)を対象とする指数を新たに導入しました。
MSCIのアジア太平洋地域部門ASEAN諸国責任者のアルビン・リーは、次のように述べています。「当社の東南アジア指数群のリブランディングは、ASEAN地域およびこの地域の資本市場の発展と共に進化していくことに対するMSCIの取り組みを示しています。今回の見直しと新指数の導入は、機関投資家に投資可能な市場を反映するために開発されたフレームワークを提供すると同時に、ひとつの投資ブロックならびに世界の経済成長の原動力としてのASEANの重要性を評価したものです。」
今回の変更は、持続的な成長と経済開発を実現している東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の発展を反映したものです。ASEAN事務局は、MSCIの指数群においてASEANの表記を使用する権利をMSCIに認めました。
ASEAN地域の資本市場の成長促進を目的としたシンガポール、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムの7つの証券取引所の提携により誕生したASEAN証券取引所の7つの参加取引所のひとつであるマレーシア証券取引所のタジュン・アタン最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「世界の投資家は、新MSCI
ASEAN指数を通じて当地域の投資機会に関する一段と深い洞察を得ることができます。MSCIによるASEANの支援を歓迎するとともに、ASEAN関連商品の開発で連携していくことを楽しみにしています。」
同じくASEAN取引所の参加取引所であるタイ証券取引所のケサラ・マンチュスィ社長は、次のように加えています。「ASEAN商品は、当地域の流動性向上を目的としたASEAN取引所による提携における主要な取り組みの一つであり、当地域の投資機会の質の高さを示しています。私たちがMSCIと連携しているのは、同社がASEAN市場に関する深い知見と広範にわたる商品を有しているからです。」
MSCIのアセアン指数の詳細については、https://www.msci.com/msci-asean-indexesをご覧ください。
MSCIについて
MSCIは40年以上にわたってリサーチに裏付けられた指数と分析を提供し、世界の主要投資家による優れたポートフォリオの構築と運用に貢献してきました。クライアントは、ポートフォリオのパフォーマンスとリスクの要因に関する深い洞察を得ることができ、多岐にわたる資産クラスを網羅した革新的なリサーチを提供する当社の製品とサービスを活用しています。当社の製品およびサービスには、各種指数、分析モデル、データ、不動産ベンチマーク、ESGリサーチがあります。
MSCIは、資産運用会社の規模上位100社(直近のP&Iランキングによる)のうち97社にサービスを提供しています。詳細情報については、www.msci.comをご覧ください。
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