MPEG LAがMPEG-DASH特許ポートフォリオライセンスをリリース

DASHは 国際標準化された初のHTTPベースのアダプティブビットレート・ストリーミング・ソリューション

デンバー--(BUSINESS WIRE)---- （ビジネスワイヤ） -- MPEG LAは本日、MPEG-DASH（“DASH”）
特許ポートフォリオライセンスの提供開始を発表しました。本共同ライセンスにはMPEG動的適応型HTTPストリーミング（DASH）規格に欠かせない特許が含まれています。この規格により、変化するネットワーク条件に動的に適応しながら、メディアコンテンツをHTTP経由で高品質ストリーミングすることが可能で、ビデオなどのコンテンツの再生停止や再バッファリングが発生することなく、スムーズに高品質再生が実行されます。

DASH規格は、携帯電話、タブレット、テレビ、セットトップボックス、コンピューター、デジタル／パーソナルビデオレコーダー、光ディスクプレーヤー／レコーダー、ゲーム機、ソフトウエアなどの製品で使用されています。

現在のDASHの必須特許を所有している特許権者は、アモテック、アバーメディア・テクノロジーズ、ケーブルテレビジョン・ラボラトリーズ、韓国電子通信研究院、フラウンホーファー研究機構、日立マクセル、日本電信電話、シーメンス、SKプラネット、ニューヨーク市のコロンビア大学評議員会です。

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LAのラリー・ホーン社長兼最高経営責任者（CEO）は、次のように語っています。「DASHは世界中で本格的な勢いで導入されています。MPEG
LAとしては、シングルライセンスの同じ条件で誰もがこの価値ある画期的技術を合理的な条件で利用できるよう、便利かつ公正で効率的な代替ライセンス手段を市場に提供できることをうれしく思っています。」

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LA事業開発担当副社長のビル・ギアリーは、次のように語っています。「当社は、DASH市場の利益のために共同ライセンスを提供することに合意してくださった特許所有者の皆さまの懸命な努力と協力を称賛します。DASH必須特許の他の保有者の方々にもぜひご参加いただきたいと思います。」

DASHライセンス契約のコピーは、http://www.mpegla.com/main/programs/MPEG-DASH/Pages/AgreementExpress.aspxで入手できます。ライセンス条件の概要は、http://www.mpegla.com/main/programs/MPEG-DASH/Documents/DASHWeb.pdfでご確認いただけます。

MPEG LAの目的は、可能な限り広範囲のDASH必須知的財産を世界規模で利用できるようにすることです。従ってMPEG
LAは、DASH規格に必須の特許を所有すると考えるすべての関係者が必須性の評価を受けるために特許を提出することを歓迎します。MPEG
LAの特許専門家がDASHに必須かどうかについて評価し、必須と判断されればライセンスに含められます。関係者は、特許提出についての条件と手順書のコピーをhttp://www.mpegla.com/main/programs/MPEG-DASH/Pages/Licensors.aspxからご請求いただけます。

MPEG LAについて

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LAは、規格とその他の技術プラットフォームのライセンスをワンストップで提供する世界的大手です。1990年代より、現代の特許プールを先駆的に形成し、史上最高の普及度を誇る消費者向け電子機器の規格を生み出す上で貢献してきました。MPEG
LAは、さまざまな技術を対象に1万3000件以上の特許から構成されたライセンシングプログラムを82カ国で運営してきました。特許保有者は約230、ライセンシーは6000を数えます。ユーザーが選択した技術の導入支援に当たるMPEG
LAは、基本的な知的財産へのアクセスと運用の自由を提供し、訴訟のリスクを低減し、事業計画のプロセスに予測可能性をもたらしています。その代わりに、発明家、研究機関、その他の技術所有者が自身の資産を収益化し、世界市場における導入を加速化すると同時に、ライセンシング費用を大幅に削減できるようにしています。

businesswire.comのソースバージョン：http://www.businesswire.com/news/home/20161117006154/en/

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