クアナジーがシリーズB資金調達で9000万ドルを獲得

ソリッドステートLiDARの一流企業の評価額が10億ドルを超えて最高水準の投資家を引き付け、人命を救う自律技術の大規模展開を可能にする量産を目指す

米カリフォルニア州サニーベール--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- ソリッドステートLiDARセンサーとスマートセンサー・ソリューションの大手プロバイダーであるクアナジー・システムズは本日、当社の評価額が10億ドルを優に超え、シリーズB資金調達で9000万ドルの資金を獲得したと発表しました。本ラウンドには、センサータ・テクノロジーズ（NYSE：ST）、デルファイ・オートモーティブ（NYSE：DLPH）、サムスン・ベンチャーズ、モータス・ベンチャーズ、GPキャピタルが参加しました。今回の投資により、当社が調達した資金の総額は約1億5000万ドルになります。

クアナジーはこの投資と当社の知的財産権を活用し、パートナーと協力して、ソリッドステードLiDARセンサーの増産に取り組む意向です。これらのセンサーは標準的な半導体製造プロセスを使い、マクロとミクロのいずれの規模でも可動部品がないため、ハイブリッドソリッドステートセンサーと呼ばれることがある従来の機械的センサーと比べると、はるかに低コストで高信頼性と高性能を誇り、機能を向上させながら、小型・軽量化を実現しています。クアナジーは今後も世界的に拡張して、事業とインフラの規模を拡大し、自動車やその他のシステムに対する自律性のニーズ拡大に応えていきますが、それらは人命を救い、スペース・時間・エネルギー・コストの節約を目指す上で、自動化のレベル向上の恩恵を受けられます。業界の専門家によると、LiDAR市場は2020年には10億ドル以上、2020年には30億ドル以上に成長する見通しです。

クアナジー最高経営責任者（CEO）のロエ・エルダダ博士は、次のように述べています。「LiDAR技術の革新は、世界中で生まれつつある最も大きな機会の1つです。この資金投入により、開発を加速させ、規模拡大を迅速化し、当社の世界レベルのエンジニアリングチームを拡充できます。当社は、複数業界に浸透して安全と効率を大幅に改善できる、インテリジェントなセンサーソリューションの開発をビジョンに掲げていますが、当社とビジョンを共有する多数の投資家から力強い支援を頂戴でき、感謝しています。これらの投資家は、当社が継続的に成長する上で不可欠なパートナーです。」

クアナジーは2012年の設立以来、コンパクトで低コストの自動車グレードのソリッドステートLiDARセンサーを開発している、最初で唯一の企業です。クアナジーのS3ソリッドステードLiDARは、2016年1月のコンシューマー・エレクトロニクス・ショーで成功裏に発表・実演されました。当社は、先進運転支援システム（ADAS）と自律運転アプリケーションに不可欠な、これらの高コスト効率・高機能の堅牢なセンサーの商用化を目指して、精力的に取り組んでいます。そして現在すでに、複数の世界的企業からソリッドステートセンサーの試作量産契約を獲得しています。当社のLiDARセンサー、そしてその先進的な人工知能検出ソフトウエアの恩恵を受けているセンサーシステムは、交通およびセキュリティーから工業オートメーションや3D地上・航空マッピングまで、さまざまな業界で安全と効率を改善する鍵となります。

クアナジー・システムズについて

クアナジー・システムズは2012年に設立され、光学、フォトニクス、光エレクトロニクス、人工知能ソフトウエア、制御システムの分野における当社チームの何十年もの経験を基礎としています。シリコンバレーの中心であるカリフォルニア州サニーベールに本社を置くクアナジーは、高解像度の3Dマッピングデータ／物体検知、追跡、分類のためのリアルタイム測定・処理向けに、優れたソリッドステートLiDARセンサー／ソフトウエアを提供しています。応用分野として交通、セキュリティー、マッピング、工業オートメーションなどがあります。クアナジーのLiDARは、商用化に重要な6つの点（価格、性能、信頼性、サイズ、重量、電力効率）において優れる一方、ソリッドステート技術を利用して、大量展開で求められる耐久性と信頼性の要件も満たしています。詳細についてはwww.quanergy.com.をご覧ください。

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