サンウェーブがスター・ソリューションズとの開発提携に署名

デジタルDAS技術のスペシャリストであるサンウェーブ・コミュニケーションズは先日、当社のCrossFireプラットフォームを補完するために、カナダのスター・ソリューションズとの薄型RANアプライアンスの共同開発に関する交渉を完了

ミュンヘン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --
この数カ月間DASとスモールセルの分野で話題になっていたのはクラウドRAN（C-RAN）でしたが、ソフトウエア定義されたコンパクトな薄型RANをDAS配備戦略に対するアプローチとして採用することも同じように噂の的になっています。このアプローチでは、どのような3GPPバンド、FDD、TDDのLTE無線でも動的に割り当てて、エンドユーザーの容量ニーズに応えます。

リモートラジオヘッドのトポロジーを複数のオペレーターと複数の技術によるDASリモートユニットのトポロジーに進化させることに対しては抵抗が続いているため、大半のセルラー事業者にとっては、ベースバンドユニットとデジタルDASヘッドエンド間にCPRI接続を採用することが長期目標となっています。

サンウェーブとスター・ソリューションズの提携により、CrossFireデジタルDASヘッドエンドに直接接続するプラグ＆プレイ式薄型RANモジュールを装備した容量重視のDASが実現します。CrossFireではNP、LP、HPの各プラットフォームで動的容量管理の機能を利用できるため、カスタマイズした薄型RANモジュールであれば、DASカバレッジの分離セグメントや潜在的にはシングルアンテナ装置にも割り当てることができます。

サンウェーブCTOのベン・パトゥーロによれば、「スター・ソリューションズとの提携は、CrossFire
DASソリューソンの容量の柔軟性に革命を起こし、キャリア・ーグレードのエンタープライズネットワークに直接的恩恵がもたらされます」。同氏は次のように断言しています。「サンウェーブはスモールセルの展開において、非依存型アプローチを採用する初のベンダーになりたいと考えています。」

スター・ソリューションズのマーケティングおよびビジネス開発担当VPのマイルズ・ルー氏は、次のように述べています。「今回の関係発展により、当社のキャリアーおよびエンタープライズ向け製品に柔軟性が付加されます。エンタープライズ向けには、当社のEPC製品と共にDASカバレッジによってプライベートLTEネットワークを簡単に配備できるようにしますので、エンタープライズはLTEカバレッジと容量のメリットを装置自動化やテレメトリーへの応用で十分に活用できます。」

薄型RANアプライアンスは、最高4つのソフトウエアで定義したベースバンドRF信号をFDDスキームかTDDスキームのいずれかで収容できる小型3Uサブトラックを供給します。キャリアーの既存のコアネットワークに直接接続する際にはコアベンダーを選ばないため、DASにおけるRAN展開にとっては非依存型の柔軟なアプローチとなります。

サンウェーブ・コミュニケーションズについて

光中継器・無線中継器の技術設計および開発で30年の経験があるグローバルベンダーで、先進的なCrossFireプラットフォーム、TD-LTEスモールセル、エンドツーエンド・プライベートネットワークに関する専門知識を通じて世界に誇るデジタルDASの能力を備えています。

スター・ソリューションズ・インターナショナルについて

スター・ソリューションズは、30カ国以上のキャリアーおよびプライベートGSM/CDMA/LTネットワークの商業展開向けにカスタマイズしたセルラーネットワークソリューションで世界的名声を築きました。専門性の高いセルラーコアネットワークと基地局システムに対して独特なアプローチを採用していることから、そのシステムはキャリアー、エンタープライズ、公安、セキュリティーのネットワークに適したものとなり、従来のインフラストラクチャーベンダーとは一線を画しています。

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