ダイエットや日々の健康のためにも、カロリーや栄養バランスなどの食事管理は肝心です。でも、いちいちカロリー計算したり食事の栄養を分析するのは面倒ですよね。また、それらを記録しても適切なアドバイスがないと改善できません。
そこでおすすめなのが『カロリーママ』というアプリ! なんと、写真を撮るだけでAI管理栄養士が毎日、毎食の食事のアドバイスをしてくれます。
この記事では、BUSINESS LIFE編集部員が実際にアプリをつかってみた感想と、開発者への取材からわかったカロリーママの魅力についてご紹介します。
【使ってみた】カロリーママってどんなアプリ?
世の中には数えきれないほどのダイエット方法がありますよね。でも、やっぱり王道は摂取カロリーを消費カロリーよりも下回るようにすること。カロリーママはそんな王道のダイエットをサポートしてくれるアプリです。
とはいえ、実際に使ってみないとわからないこともたくさんあるはず……。
ということで、BUSINESS LIFE編集部員がアプリを実際に体験してみました。
食事を入力すると、カロリーと栄養素を表示してくれる
カロリーママでは、毎食の食事内容(間食含む)を入力すると、カロリーと栄養素を計算、記録してくれます。そして入力するたびに、今までの食事内容と照らし合わせて、AI管理栄養士がアドバイスをしてくれるのです。
このアドバイスがめっちゃ優しい!
例えば忙しくて朝食を食べ損ねてしまった場合、ランチのカロリーが多少多くても、褒めてくれます(笑)
何日か試してみてわかったのですが、食事内容から褒めてくれるポイントを探してくれるので、たいていは何かしら褒めてくれます。
カロリーママはチャットアプリのようなUIなので、これが本当に誰かに褒められているように感じるのもポイント。つらいダイエットも、応援されながら進めているような気分になりました。
また、一日の最後にはその日の❝健康スコア❞を100点満点で表示してくれるのもがんばれるポイント。
点数が低くて地味にショックでしたが、昨日よりも高い点をとろうというモチベーションにもつながりました。
もちろん、1日で見て足りていない栄養素など、カロリー以外のアドバイスもあります。せっかく摂取カロリーをコントロールできても、栄養バランスが崩れては本末転倒ですからね。ありがたいアドバイスですね。
写真で入力できる
カロリーママ最大の特徴は、食事の入力を写真で行えること!
例えばこんな写真でも
ちゃんとメニューを解析して、カロリーと栄養素を表示してくれるのです。
写真を撮るときのポイントは、箸やスプーンなどのカトラリーを一緒に映すこと。
カトラリーの大きさかとお皿のサイズを比較することで、料理の量も判断してくれるのです。確かに、量が違えば、同じメニューでもカロリーは大違いですもんね。すごい!!
もちろん、写真ではなく登録されているメニューからの入力もOKです。この登録メニューもコンビニの商品などもしっかりと登録されていて、なんと合計13万以上のメニューが登録されているとのこと。
実際に体験してみて唯一面倒だったのが、回転ずしに行ったときでした。毎回写真をとるのも面倒だし、いちいちネタごとに食べたメニューを探すのも手間。思い出しながらメニューをいっぺんに入力しました(笑)。それ以外はめんどくささもなく、本当にストレスフリーで自分の食べたものが記録・評価されていきます。
運動や睡眠も入力可能
カロリーママに入力できるのは食事だけではありません。ウォーキングや腹筋・背筋などの運動も入力可能なのです。歩数に関してはスマホ内蔵の歩数計またはウェラブルデバイスと連携することで自動でカウントされ、自動で消費カロリーを計算してくれます。摂取カロリーだけでなく消費カロリーも記録することで、より正確にダイエットを続けることができるでしょう。ただ、食事の入力と比べてまだまだ運動は限られたメニューしか入力できません。今後のアップデートに期待ですね。
また、健康に欠かせない睡眠も入力することができます。これらもしっかりと入力することで、カロリーママはトータルでユーザーの健康を支えてくれます。
Twitterでも好評
Twitterでもカロリーママはにぎわっています。ハッシュタグ「カロリーママ」で検索してみると、日々の記録をTwitter上でシェアしている人がたくさんいました。
その日の終わりにまとめを送ってもらえて、カロリーママが採点してくれる 詳細欄で栄養素とかみられるのもいい 野菜食べてない肉食べすぎとかわかる! 登録時の目標は-5kgだからもうすぐ達成 続けられそうだからこれからもこれでカロリー管理頑張ってみようかな pic.twitter.com/qTwDoaxhqO
— み@美容垢? (@wrYxSPZ2ZMH1V9a) 2019年7月24日
こちらのような投稿だけでなく、日々の記録として使っている人も多そうでした。Twitterを活用すれば、ダイエットをみんなでやっている感覚になれるかもしれませんね。きっとその方が続くのではないでしょうか。
カロリーママ開発者に聞いてみました!
カロリーママの魅力や今後の展望について、開発者であり、管理栄養士でもある佐々木さんにお話を伺ってみました。
<佐々木由樹さんプロフィール>
リンクアンドコミュニケーションCPHO/事業開発マネジャー
公衆衛生学修士(MPH)、管理栄養士
AI健康アプリ 「カロリーママ」「カラダかわるNavi」のアドバイスエンジンの開発や、エビデンスをふまえた情報発信などの中核を行う。
著書:
血糖値は3日で下がる! 今すぐできる「糖尿病」劇的改善プログラム
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管理栄養士が教えるメタボ脱出法―愛する人を守るために
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外食ばかりしても太らない!
https://amzn.to/318O3wV 他
「10万人以上の食事指導の経験をいかしたアドバイス」
開発に当たって一番こだわったのは、AIではなく実際に管理栄養士とチャットをしているようにアドバイスを送るということだそうです。
やはり、アドバイスが機械的だとやる気もでませんよね。
親身なアドバイスにするために、実際の食事指導の経験を参考にアドバイスの文面を考えたとのことでした。
これは筆者も体験してみて感じたのですが、本当にアドバイスが優しかったです。しっかりと摂取できた栄養はほめてくれますし、朝食を忘れると心配してくれました。個人的にも、この親身な文面が一番アプリの魅力だと思います。
「写真の精度にこだわった」
なんといっても写真で食事内容が自動入力されるのがカロリーママの特徴です。
なんと、同じ野菜いためでも、肉が多い野菜いためか、野菜中心のものなのかを写真から判断してくれるという超高精度!
この技術はソニーネットワークコミュニケーションズとの共同開発とのことでした。
もともとソニーネットワークコミュニケーションズが保有していた写真から料理領域・メニューを認識する技術に加え、
・食材
・食事量
の2つも認識できるように共同開発したそうです。
この技術のおかげで、単にメニューを判別するだけでなく、カロリーや栄養素までしっかりと分析、アドバイスができるようになっているのです。
「さまざまな企業への導入実績と確かな結果」
個人ユーザーにはあまり関係しない話かもしれませんが、カロリーママを企業向けにしたアプリ『カラダかわるNavi』はなんと3,500社以上で導入されています。味の素やローソン、明治安田生命などの企業、神戸市などの自治体でも導入しているのです。
これほど多くの企業が導入しているのは、確かな結果を出しているから。
ある企業では、なんとBMI25以上の参加者のうち75%以上が、アプリを使ったことによって体重減少したとのことです。
企業向けアプリの結果ではありますが、アプリをちゃんと継続すれば、ダイエットにつながると言えます!
まとめ
体験、取材をしてみて感じたのは
「これだけ簡単に入力できれば、続くわ」
「これだけしっかりアドバイスしてくれれば、食事に気を付けるようになって当然だな」
という気持ちでした。体験中には参加しませんでしたが、随時開催されるローソンとのコラボイベントなど、楽しく続けるための工夫が随所にあふれるアプリでした。
開発者の佐々木さんも、自然に簡単に健康になるというビジョンを目指して、アプリの開発に取り組んでいるそうです。
カロリーママ、めちゃくちゃおすすめのアプリです。ぜひぜひ体験してみてください!
(参考リンク)
・カロリーママ
http://caloriemama.net/
アプリのダウンロードはこちらから
・iPhone
https://goo.gl/u4cX3W
・Android
https://goo.gl/VB6R6o