KLMオランダ航空 ボーイングB787-9
ワールドビジネスクラス シート
ビジネスクラス 16インチのHDスクリーン、朝食
ワールドビジネスクラスのギフト「デルフトブルーのミニチュアハウス」
新機材で運航されるKL867便は、3月2日の14:30にアムステルダム・スキポール空港を出発。11時間5分のフライトで、翌日9:35に大阪(関西国際空港)に到着します。関空発の「ボーイングB787-9」の初便にあたるKL868便は、3月3日11:15に出発、12時間のフライトでアムステルダムには同日15:15の到着予定です。
「ボーイングB787-9」は、2015年11月23日にアムステルダム - アブダビ間で運航を開始。KLMオランダ航空が誇る最新の機材です。
2016年夏期スケジュールの大阪 - アムステルダム間は、週3便(月・木・土)が「ボーイングB787-9」での運航。週4便(火・水・金・日)は「ボーイング777-200」で運航される予定です。
エールフランス‐KLM 日本支社長のステファン・ヴァノヴェルメールは、次のように述べています。
“東京に次ぐ、日本第二の都市、大阪に「ボーイングB787-9」を就航することを名誉に思います。日本路線はKLMオランダ航空にとって最も重要な路線のひとつです。”
■KLMオランダ航空の「ボーイングB787-9」:そのフライトは、旅にチカラを与えてくれる
KLMオランダ航空は旅の始まりから終わりまで、お客様にとって、かつてないフライト体験をご提案したいと考えました。温度や湿度、静音性を保つ最新技術と、Wi-Fi、LED照明などの最新設備、先進のダッチデザインがひとつになって、KLMオランダ航空のまったく新しい「ボーイングB787-9」が誕生しました。目指したのは快適なだけでなく、旅への気持ちが高まるようなエナジーフライト。KLMオランダ航空の「ボーイングB787-9」で、旅のすべてを楽しむためのチカラを与えてくれる、これまでにない飛行体験が始まります。
■KLMオランダ航空の「ボーイングB787-9」の特徴
天井がより高く、窓のサイズが大きい機内は開放的な雰囲気。窓のシェードは電動式で、手元のボタンで光の量のコントロールが可能。時差ぼけの軽減効果を高める段階調光は、最新式のLED照明を採用しました。また、気温、湿度、気圧を最新技術でコントロール、乾燥や耳詰まりを軽減します。揺れや騒音も少なく、心ゆくまで快適な空の旅をお楽しみいただけます。全座席に電源を装備、機内ではWi-Fiのご利用も可能になりました(有料)。
機内インテリアは世界的なオランダ人デザイナー、ヘラ・ヨンゲリウスが担当。スタイリッシュかつ、心安らぐ居心地のよいダッチデザインで統一されています。
●ワールドビジネスクラス:30席/ベッド時:全長196cm、幅68cm
全長196cm、フルフラットの快適なベッドになるシートを新たに採用。よりプライバシーを守る空間設計で、どのシートも通路にアクセス可能なレイアウトです。最大級の16インチHDスクリーンと、ノイズキャンセラーつきのヘッドフォン、エンターテインメントプログラムはタッチパネル式。日本語を含む12言語、簡単な操作で200本以上の映画、200番組以上のテレビ番組や音楽をお楽しみいただけます。座席サイドのパーソナルコンフォートケースは、内部に鏡があり、身の回りの品物を便利に収納していただけます。お食事は洋食と、本格的な和食の選択が可能。テーブルウェアは世界的に活躍するオランダ人デザイナーのマルセル・ワンダースによる、スタイリッシュなデザインです。
アムステルダム発の洋食では、ミシュラン3ツ星のヤコブ ヤン・ブルマの料理を提供しています。和食はホテルオークラアムステルダムのミシュラン1ツ星の和食レストラン“山里”のシェフが監修したメニューです。フライト毎にビジネスクラスでプレゼントされる、デルフトブルーが美しいオランダ伝統のミニチュアハウスは人気のギフトです。
●エコノミークラス:全264席
エコノミーコンフォートゾーン:48席/シート幅45cm、リクライニング116度、シートピッチ89cm
エコノミークラス:216席/シート幅45cm、リクライニング108度、シートピッチ79cm
有料でご指定いただける、前方に位置するエコノミーコンフォートゾーンは、ゆったりした足元の広さと、到着時にスムーズに降機できることで人気です。
エコノミークラスシートではスペースを拡大し、リクライニングの角度を40%アップ。ヘッドレストはポジション調節が可能です。11インチのHDスクリーンは、操作の簡単なタッチパネル式で映画や音楽はもちろん、ショッピングカタログや座席間のチャット、3Dの飛行マップなどが楽しめます。
機内でのお食事は和食、洋食のほか、事前オーダーできる5種類の有料アラカルトミールをご用意しました。各座席の上部にある収納スペースも一層広く、業界トップクラスの収納力で使いやすくなりました。
■未来の環境への投資
KLMオランダ航空は、常に将来の環境のために投資しています。使用する機材にもその方針が反映され、ビジネスに有利だという条件だけで機材の選択は行いません。飛行機の運航が地球の環境に及ぼす影響を常に考え、責任のある選択をしています。KLMオランダ航空は2020年までに、使用機材のCO2排出量を少なくとも20%減少させるという目標を掲げています。機体が軽量な「ボーイングB787-9」を採用することで、燃料の使用を20%削減可能です。また、最新の技術で飛行距離は更に長く、エンジンの効率もアップしているので、CO2排出量の削減にとても効果的です。そしてこの機体に使用されている部品はこれまで以上のリサイクルが可能で、廃棄物が少ないことから、環境に与える影響も少なくなります。
●機体の名前
それぞれの機体には名前が付いています。オランダは世界最大の花の輸出国であることから、花の名前が選ばれました。「ボーイングB787-9」受領の際に撮影された映像リンクで、その模様をご覧いただけます。
「ボーイングB787-9」受領時の様子: https://www.youtube.com/watch?v=N2MUsayyAgU
映像ではまだ塗装されていない「ボーイングB787-9」が撮影されていますが、これはとても珍しい映像です。
詳細情報: http://www.klmjapan.jp/787/
■KLMオランダ航空について
KLMオランダ航空は1919年に設立され、設立以来の名前で運航している世界で最も古いエアラインです。2004年にエールフランス航空と統合しました。フランス、パリのシャルル・ド・ゴール空港を拠点とするエールフランス航空と、オランダ、アムステルダムのスキポール空港の2つの強力なハブ空港を拠点としている2社が統合することで、ヨーロッパ随一のエアライングループが誕生しました。
それぞれのブランドの個性を保ちつつ、エールフランスKLMグループは3つのビジネスを核にしています。それは旅客輸送、航空貨物輸送、そして機体整備です。KLMオランダ航空はグローバルエアアライアンスのスカイチーム世界のメンバーとして、世界規模のネットワークを提供しています。KLMオランダ航空の航空ネットワークは、オランダから世界中の重要な経済圏に乗り入れ、世界の経済発展で重要な役割を果たしています。エールフランス航空とKLMオランダ航空は、2016年夏期スケジュールで日本の羽田、成田、大阪からパリ、アムステルダムへ週最大38便を運航予定です。