創業500年老舗旅館『四万たむら』が雛人形の展示とガイドツアーを開催

展示雛一例(享保雛・山姥等)

雛人形展示風景

江戸時代より残る玄関

麻耶姫祭り　紙芝居の様子

室町時代創業、約500年続く四万温泉の老舗旅館　温泉三昧の宿　四万たむら(運営：有限会社　田村旅館、所在地：群馬県吾妻郡、代表取締役：田村 康)は、2016年2月25月より3月25日までの1ヶ月間、宿泊者向けの雛祭り展示ツアーを開催いたします。

当館では例年、代々伝わる雛人形・雛細工を2月上旬から4月上旬の間に展示しておりますが、今回、初の試みとしてガイドツアーを開催いたします。



温泉三昧の宿　四万たむら： http://www.shima-tamura.co.jp/





■雛祭り展示について

当館が展示するのは、雛人形やそれに関連した品々、約100点。

年代・大きさなどは様々ですが、中でも江戸時代の享保年間(1716～1736年ごろ)に流行したとされる「享保雛(きょうほうびな)」などは、非常に貴重であると専門家の方からもお話をいただいております。その他にも、能面を被った高砂人形、胸がはだけた山姥と金太郎親子の人形など珍しいものもございます。ガイドツアーの中では、それぞれの雛の説明に加え、当館に所蔵されたエピソードもお話いたします。





■雛祭りガイドツアー開催の経緯

当館のある群馬県中之条町は、古くから市の場として栄えてきました。

中でも、毎年2月26日には「雛市」がたち、多くの人が雛人形を求めて山を越えてきたという歴史が残っております。

今回のガイドツアーは、お客様満足の向上といった目的はもちろんですが、日本古来からある雛祭りの慣習、また中之条・四万温泉の歴史などを伝えていくことも私ども老舗旅館の役目ではないかと思ったため開催させていただくことにいたしました。

また、2月15日から3月15日まで、麻耶姫の縁結び伝説が残る四万温泉で「摩耶姫まつり」が行われております。温泉街の約30の店舗や旅館にひな人形が展示され、華やかに賑わいます。





■四万たむら雛祭りガイドツアー開催概要

期間：2016年2月25日(木)～3月25日(金)

時間：17:00～17:30

場所：四万たむら　ロビー前



【内容】

・当館ガイドスタッフによる展示雛の説明及び

　展示雛にまつわるエピソードの説明

・雛祭りと中之条の歴史についての説明

・お茶とお菓子をご用意いたしております

※開催期間中は基本的に全日開催させていただく予定ですが、

　諸事情により時間変更または中止させていただく場合がございます。





■四万温泉街イベント『麻耶姫(まやひめ)祭り』

期間：2016年2月15日(月)～3月15日(火)

場所：四万温泉

縁結びの「摩耶姫伝説」の残る四万温泉。期間中は旅館や商店でつるし雛や

お雛様を見学できます。また、3月6日(日)には福もちつきや豆雛人形作りが

体験できるイベント「摩耶姫ちゃん会」を開催します。

http://shimaonsen.com/mayahime_2016/





■温泉三昧の宿　四万たむらについて

施設名： 温泉三昧の宿　四万たむら

所在地： 〒377-0601 群馬県吾妻郡中之条町大字四万4180

法人名： 有限会社田村旅館

代表者： 代表取締役　田村 康

URL　 ： http://www.shima-tamura.co.jp/



『温泉三昧の宿　四万たむら』は室町時代創業、500年の歴史を持つ老舗旅館です。長い歴史の中で数々の文化人・著名人の逗留宿として愛されて参りました。10万坪の敷地と、7本の源泉から涌き出る毎分1,600リットルもの温泉は関東でも屈指の湯量を誇り、貸切風呂を含む7種類の浴場は全て掛け流しにてご入浴いただけます。