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特別企画展「伊東深水 時代の美、つややかに」 京都府立堂本印象美術館にて4月15日(火)~6月1日(日)開催


京都府立堂本印象美術館は、2025年4月15日から6月1日にわたり「伊東深水 時代の美、つややかに」を開催します。名都美術館のコレクションを中心に、伊東深水の初期から晩年に至る代表作を展示。展覧会は、湯気、湯の香、暮方など深水の美人画を紹介し、彼の描く女性美と日本画壇での影響を伝えます。また、特別に深水と同時代の堂本印象の女性像も展示され、独自の美の世界に触れることができます。関連イベントとして、専門家による座談会やギャラリートークが予定されています。


チラシ 伊東深水展


伊東深水《湯気》大正13年(1924) 名都美術館蔵【前期】


伊東深水《湯の香》昭和2年(1927) 名都美術館蔵【前期】


伊東深水《暮方》昭和7年(1932) 個人蔵

京都府立堂本印象美術館(所在地: https://insho-domoto.com/ )は、特別企画展「伊東深水 時代の美、つややかに」を2025年4月15日(火)~6月1日(日)に開催いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/429871/LL_img_429871_1.jpg
チラシ 伊東深水展

■概要
会期 :2025年4月15日(火)~6月1日(日)
前期:4月15日~5月6日/後期:5月8日~6月1日
※一部作品が入れ替わります。
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 :月曜日(ただし5月5・6日開館、7日休館)
予定を変更する場合がございます。
ご来館前に当館ホームページなどで最新情報をご確認ください。
入場料金:一般800円(640円)、高大生500円(400円)、65歳以上400円(320円)
( )内は20名以上の団体料金。
障害者手帳をご提示の方(介護者1名を含む)は無料
主催 :京都府、京都府立堂本印象美術館
(指定管理者:公益財団法人京都文化財団)、京都新聞
特別協力:名都美術館


■展覧会概要
伊東深水(1898-1972)は、明治31年に東京深川に生まれ、13歳の時に、浮世絵の流れを汲む美人画家の鏑木清方に師事しました。16歳で再興院展に、その翌年には文展に入選するなど、早くからその才能が認められます。大正末期より官展を舞台に発表し、戦後は日展に出品しました。昭和23年(1948)に日本芸術院賞を受賞し、33年(1958)には日本芸術院会員になります。浮世絵の伝統に立ちながら現代風俗に真摯に向き合い、はつらつとした明るさのなかに色香を漂わせる女性美を表現して独自の画境を築き、日本画壇の重鎮として活躍しました。
本展は、名都美術館コレクションを中心に、伊東深水の初期から晩年にいたる代表作を紹介します。時代の流行を鋭くとらえつつ、時代を超越した美を求めた深水の芸術世界をお楽しみください。京都では19年ぶりの深水の回顧展になります。


■みどころ
1. 名都美術館(愛知県)の珠玉の深水コレクションをまとめて観られるまたとない機会
深水夫人をモデルにした初期の代表作《湯気》(前期:4月15日~5月6日)

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/429871/LL_img_429871_2.jpg
伊東深水《湯気》大正13年(1924) 名都美術館蔵【前期】

近年発見された《湯の香》も特別展示(前期:4月15日~5月6日)

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/429871/LL_img_429871_3.jpg
伊東深水《湯の香》昭和2年(1927) 名都美術館蔵【前期】

2. 芸妓の夕化粧を巧みな筆でとらえ、昭和初期の情緒漂う《暮方》から、戦後のセーラ服姿の爽やかな女学生《清秋》、ファッショナブルな女性を生き生きとした色彩で表現した現代感覚あふれる《赤と白A・B》なども展示。文化風俗史の観点からも必見。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/429871/LL_img_429871_4.jpg
伊東深水《暮方》昭和7年(1932) 個人蔵
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/429871/LL_img_429871_5.jpg
伊東深水《清秋》昭和28年(1953)頃 神宮徴古館蔵
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/429871/LL_img_429871_6.jpg
伊東深水《赤と白A・B》昭和31年(1956) 個人蔵

3. 当館新館において、深水より7つ年上で、同じく官展と日展で活躍した堂本印象の描く女性像を展示。東京の深水、京都の印象のそれぞれの美の世界をお楽しみください。


■関連イベント
●記念座談会「伊東深水の魅力を深堀り!」
深水の描く女性表現の特徴や魅力、衣裳について、各分野の専門家が詳しく解説します。

日時 :2025年4月29日(火・祝) 13:30~15:00(開場は13:00)
登壇者:鬼頭 美奈子氏 (名都美術館学芸課長)
五代 龍村 平藏氏 (龍村美術織物 代表取締役社長)
福田 季生氏 (日本画家)
林屋 祐子 (京都新聞社文化部)
進行 :松尾 敦子 (京都府立堂本印象美術館主任学芸員)
聴講料:無料 ※要観覧券(半券可)(※当日会場受付にて購入いただけます)
会場 :京都新聞文化ホール(京都市中京区烏丸通夷川上ル 京都新聞ビル7階)
※問い合わせ 京都新聞COM事業推進局開発推進部
(TEL:075-255-9757 平日10時~17時)
※予約優先

●特別ギャラリートーク(参加費・申込不要、要入場券)
鬼頭 美奈子氏(名都美術館学芸課長)
日時:2025年5月17日(土)14:00~
場所:美術館 2階展示室

●ギャラリートーク(参加費・申込不要、要入場券)
担当学芸員による
日時:2025年5月3日(土)14:00~
2025年5月24日(土)14:00~
場所:美術館 2階展示室

●併催
〈没後50年記念〉「堂本印象が描く女性」

●野外イベント
「第8回 京都府立堂本印象美術館 野外彫刻展」
会期:2025年4月15日(火)~6月1日(日)
場所:美術館庭園【入場無料】
主催:京都府、京都彫刻家協会、
京都府立堂本印象美術館
(指定管理者:公益財団法人京都文化財団)

画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/429871/LL_img_429871_7.jpg
チラシ 第8回 京都府立堂本印象美術館 野外彫刻展
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