グラフ_節分における豆まきの有無
グラフ_豆まきをしない理由
グラフ_日々の生活で厄払いしたいもの
石渡尚子教授
季節の変わり目を迎える節分は、昔から「厄を払い、新しい一年の健康を願う」特別な日として親しまれてきました。「鬼は外、福は内」でおなじみの豆まきは、平安時代の宮中行事が起源とされています。「鬼(邪気)を払う」という意味で、魔を滅する「魔滅(まめ)」に通じることから豆が用いられてきました。なかでも大豆は五穀の一つで、“畑の肉”と呼ばれるほど植物性たんぱく質が豊富に含まれ、生命力の象徴といわれています。
そこで、本年1月に全国の20代~40代の男女を対象に節分に関する意識調査を実施しました。本調査で日常生活の“厄”について聞いたところ、20代・30代では「日々の疲れ」、40代では「身体の不調」「職場の人間関係」がトップとなりました。働き盛りの世代が取り除きたい厄として、疲労や身体の不調を意識していることが明らかになりました。
日々の疲れや身体の不調を改善していくためには、バランスの良い食事を心がけることが大切です。普段あまり意識されていませんが、私たちの食生活は動物性たんぱく質に偏りがちです。節分を契機に、食生活に豆乳を取り入れてたんぱく質の動植物バランスをととのえてはいかがでしょうか。
豆乳200mlパック1本には約7.2gの植物性たんぱく質が含まれており、手軽に植物性たんぱく質を摂ることができます。豆乳の健康価値と上手な取り入れ方について、大豆研究の専門家である石渡尚子先生(跡見学園女子大学教授)に解説いただきました。
また、昨年は豆乳市場全体の拡大基調が明らかになりました。特に無調整豆乳の売れ行きが好調に推移しています。日本豆乳協会では、その背景に「豆乳の健康価値への関心が高まり、植物性たんぱく質をはじめとする多様な健康価値を理解して飲用している人が増えている」(日本豆乳協会 杉谷智博事務局長)と分析しています。
■約6割は豆まきはしない。その理由は「興味がない」「習慣がない」「面倒くさいから」
全国の20~40代の男女に節分の日に豆まきをする予定を聞いたところ、約6割は「しない予定」と回答し、その理由は、「興味がない」「習慣がない」「面倒くさい」が大半を占める結果となりました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/423965/LL_img_423965_1.jpg
グラフ_節分における豆まきの有無
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/423965/LL_img_423965_2.jpg
グラフ_豆まきをしない理由
■「日々の疲れ」や「身体の不調」が気になる働き盛り世代。40代では「職場の人間関係」に課題も。
日々の生活で「厄払いしたいものがあるか」を聞いたところ、20代・30代では「日々の疲れ」、40代では「身体の不調」「職場の人間関係」がトップに、世代間での差が浮き彫りになりました。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/423965/LL_img_423965_3.jpg
グラフ_日々の生活で厄払いしたいもの
<調査概要>
調査名 :節分に関する意識調査
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2025年1月
調査対象者:全国の20~40代の男女300名(各世代男女均等割り付け)
調査主体 :日本テトラパック株式会社 リセッ豆乳プロジェクト
■豆まきが面倒と感じる人には豆乳がおすすめ。
「日々の疲れ」、「身体の不調」など健康が気になる現代人は、動物性・植物性のたんぱく質バランスを意識すべし。
今回の調査結果を受けて、大豆研究の専門家である石渡尚子先生に「厄を払い、新しい一年の健康を願う」節分を契機に、身体の調子をととのえる1つの手段として、忙しくても手軽に摂れる豆乳でたんぱく質の動植物バランスをととのえるメリットを伺いました。
<石渡先生コメント>
◇実は理にかなっていた!節分に大豆を摂ると良い理由
節分とは、「季節の変わり目」を意味します。なかでも立春は昔から豆まきを通じて厄(季節の変わり目に起こりがちな病気や災害)を追い払う儀式として親しまれてきました。ここで用いられるのが煎った大豆です。大豆は、“畑の肉”と呼ばれるほど豊富な植物性たんぱく質が含まれています。豆乳には植物性たんぱく質以外にも、オリゴ糖やイソフラボン、ビタミンE、カリウム、マグネシウム、鉄分など必要な栄養素をまとめて摂れる健康飲料です。
◇疲労や体調不良などの“厄”をリセット!飲む豆“豆乳”の上手な摂り入れ方
豆乳は時間・場所を選ばず手軽に摂取できることから、日常の食生活で不足気味の植物性たんぱく質を補う上で、便利な食品といえます。たんぱく質というと、肉・魚・卵・乳製品など動物性の食品を摂りがちですが、同時にコレステロールも付いてくるため、大豆など植物性たんぱく質との摂取バランスは1:1を意識することが大切です。特に豆乳は、スーパーやコンビニで手軽に入手できるので、そのまま飲むも良し、調理で活用するも良し、汎用性が高いことも嬉しいポイントです。自分のライフスタイルに合った摂り入れ方で、ぜひこの機会に疲労や身体の不調などの“厄”をリセットしましょう。
■石渡先生プロフィール
石渡尚子教授(跡見学園女子大学 マネジメント学部 生活環境マネジメント学科 教授)
公益社団法人生命科学振興会常任理事ほか。
跡見学園女子大学短期大学部の専任講師、跡見学園女子大学マネジメント学部生活環境マネジメント学科准教授を経て現職。大豆をキーワードに、健康に役立つ食品成分や食習慣について長年研究を続けている。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/423965/LL_img_423965_4.jpg
石渡尚子教授
■豆乳市場は拡大基調!特に『無調整豆乳』の伸長が市場拡大を後押し
昨年豆乳市場が右肩上がりにあることを受けて、豆乳や豆乳製品の普及・啓発活動を行っている日本豆乳協会 事務局長 杉谷智博様に近年の豆乳市場やその動向についての見解を伺いました。
<日本豆乳協会 事務局長 杉谷智博様 コメント>
◇植物性たんぱく質をはじめ豆乳の健康価値を理解して購入する消費者が増加
新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、豆乳の生産量は2020年から3年間伸び悩んでいましたが、2024年からは回復傾向にあります。特に、無調整豆乳の需要が伸びており、その背景には、豆乳をそのまま飲むだけでなく、家庭での調理での活用が広がっているのが大きな要因だと考えています。若年層の間でも、コーヒーをソイラテにして楽しむ人が増えており、豆乳愛好者も世代を超えて広がっています。
豆乳を継続的に摂っている人の大半は豆乳の栄養素を理解した上で摂っていることがこれまでの調査から分かってきました。当協会でも植物性たんぱく質を豊富に含む豆乳の健康価値訴求を積極的に行っています。2024年9月に実施した豆乳の購入状況に関する調査では、豆乳の購入理由について、1位「健康に良いから」、2位「たんぱく質が摂取できるから」と、豆乳=たんぱく質の想起が高いことが伺えました。
一方で、“飲まず嫌い”な方がいるのも事実です。そういう方でも飲んでみると「美味しい!」と感じていただけるほど各社の豆乳製造技術は進化を遂げています。こうした豆乳を試せる飲用機会を積極的に作って、“飲まず嫌い”を少しでも減らしていく活動を行っています。豆乳はそのまま飲用するほかに“ちょい足し”するのもおすすめです。コーヒーやお茶にも合いますし、お味噌汁や鍋の味変にもマッチしますので、ぜひ自分に合った摂り入れ方でお試しください。
■日本豆乳協会について
日本豆乳協会は、豆乳および豆乳製品の普及を第一の目的に啓発活動を行っています。1983年4月26日の設立以来、豆乳メーカー各社が会員となり、メーカー同士の親睦や情報交換、さらには他の機関や団体との協調を図っています。豆乳類の製造、加工、品質、流通に関する研究はもちろんのこと、業界の健全な育成、発展に寄与することをミッションに日々、豆乳の普及や期待される効果・効能の啓発活動を推進して います。
■リセッ豆乳プロジェクトについて
たんぱく質の不足や動植物性たんぱく質のバランスの乱れが様々な不調を招いています。
豆乳などの食品・飲料用紙パックを製造している日本テトラパックが進める“リセッ豆乳プロジェクト”は、良質な植物性たんぱく質を含む豆乳を食生活に手軽に取り入れていただき、動植物性たんぱく質のバランスをととのえ健康な体づくりをサポートする取り組みです。
■日本テトラパックについて
テトラパックは、食品加工処理と紙容器充填包装システムの世界的なリーディング・カンパニーです。世界160カ国以上のお客様のニーズを満たすため、安全かつ革新的で、環境に配慮した製品を提供しています。「大切なものを包んでいます(PROTECTS WHAT'S GOOD)(TM)」というモットーは、「私たちは、いつでもどこでも安全な食品を入手できることを約束します」というテトラパックのビジョンを反映しています。更に詳しい情報につきましては、下記をご覧ください。
ウェブサイト: https://www.tetrapak.com/ja-jp