近畿大学附属小学校が、月経に関する体験型特別授業を実施 女性用下着メーカー協力のもと、4年生が男女合同で月経を学ぶ

令和5年度（2023年度）に実施した体験型特別授業の様子

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令和5年度（2023年度）に実施した体験型特別授業の様子

近畿大学附属小学校（奈良県奈良市）は、令和7年（2025年）1月23日（木）、4年生103人を対象に、男女合同で月経に関する体験型特別授業を実施します。女性用下着メーカーの株式会社タカギ（奈良県橿原市）の協力のもと、第二次性徴である月経についての正しい知識を学び、安心して成長を迎えられる環境をつくります。
【本件のポイント】
●女性用下着メーカー協力のもと、4年生を対象に月経に関する体験型特別授業を実施
●初潮前に月経について正しい知識を取得し、安心して成長を迎えられる環境をつくる
●男女合同で実施し、月経が誰にとっても無関係な事象ではないことを理解する
【本件の内容】
本校で、4年生の保健授業の一環として、株式会社タカギの協力のもと、第二次性徴である月経について学ぶ体験型特別授業を令和3年度（2021年度）から実施しています。
第二次性徴の始まりには個人差がありますが、早い子では小学校4年生頃から初潮を迎えるケースがあるため、児童が安心して成長を迎えられる環境をつくることが目的です。ネガティブなイメージを持たれやすい月経ですが、大切な体の仕組みであることや、月経による不調や生理痛の重さには個人差があること、快適に過ごせる対処方法など、正しい知識を習得して月経への理解を深めます。また、生理用品の種類を知って実際に使い方を学ぶほか、ナプキンに水を垂らす吸水実験など、月経をより身近に感じられる体験を行います。
なお、男女が合同で授業を受けることにより、月経は誰にとっても無関係な事象ではないことを理解し、正しい知識を身につけることで各々が生活しやすい環境をめざします。
【開催概要】
日時：令和7年（2025年）1月23日（木）
　　　10：45～11：30／11：40～12：25／13：45～14：30／14：40～15：25
場所：近畿大学附属小学校
　　　（奈良県奈良市あやめ池北1-33-3、近鉄奈良線「菖蒲池駅」から徒歩約1分）
講師：株式会社タカギ　社員5名
対象：4年生103人
【株式会社タカギ】
昭和5年（1930年）5月、奈良県橿原市にて輸出メリヤス肌着の製造・販売会社として創業。以後サニタリーショーツを中心としたレディースインナーを製造・販売。平成30年（2018年）より、CSR活動として月経支援教育「HAPPPY※プロジェクト」をスタートし、奈良県内の小学校を中心に月経についての正しい知識と対処方法を紹介する活動を展開。サニタリーショーツメーカーのパイオニアとして、女性の体や生理と長く向き合ってきた経験から、生理への無理解・無関心をなくし、月経をネガティブな印象から女性にとって大切なものだというマインドへの変化をめざしている。※3つのPは、Peaceful、Precious、Periodを意味する
所在地　：奈良県橿原市曽我町800番地
代表者　：代表取締役　髙木麻衣、髙木鎮廣
創業　　：昭和5年（1930年）5月
事業内容：インナーウェアの企画、開発、生産、販売
資本金　：8,000万円
ホームページ：https://takagi-innerwear.jp/
【関連リンク】
附属小学校
https://www.fes-kinder.kindai.ac.jp/fes/