『V-80HD』と『Graphics Presenter』使用イメージ
『V-80HD』
『Graphics Presenter』使用イメージ
『V-80HD』セットアップ・イメージ
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/397056/LL_img_397056_1.jpg
『V-80HD』と『Graphics Presenter』使用イメージ
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/397056/LL_img_397056_2.jpg
『V-80HD』
【ここがポイント】
『V-80HD』
● リアル・イベント会場内の映像演出・音声調整や、イベントのライブ配信など多彩な用途に活躍する小型ビデオ・スイッチャー
● 幅広い機器の接続と映像形式に対応し、本格的な映像制作ができる充実の機能を搭載。映像伝送規格SRT(※)に対応
● 音楽・スポーツのイベントのほか、大学講義、ビジネス会議などに最適
『Graphics Presenter』
● プロ・クオリティのテロップや動きのあるグラフィックを簡単に合成して、より魅力的な映像を作り出せる無償PCソフト
製品の詳細はこちら:
『V-80HD』 https://www.proav.roland.com/jp/products/v-80hd/
『Graphics Presenter』 https://www.proav.roland.com/jp/products/graphics_presenter/
製品の動画はこちら: https://youtu.be/cibb1kOc6uI
品名 :ダイレクト・ストリーミング・ビデオ・スイッチャー『V-80HD』
価格 :オープン価格
発売時期 :2024年8月下旬
品名 :映像演出用ソフトウェア 『Graphics Presenter』
価格 :無償
公開時期 :2024年8月下旬
コロナ禍の期間には、ライブ配信でのオンライン・イベントや動画コンテンツへの需要が急激に高まり、普及と高品質化が進みました。行動制限が緩和された現在では、会場で開催するリアル・イベントとライブ配信を同時に行うハイブリッド・イベントも一般的になっています。
しかしながら、中小規模イベントでの映像・音声オペレーション現場では、狭いスペースに複数の機材を設置したり、少人数のスタッフで会場の映像・音声オペレーションとライブ配信をこなす場合も少なくありません。一方で、映像演出においては、コロナ禍以前より高いクオリティが求められるようになっています。
■『V-80HD』
今回発売する『V-80HD』は、高く評価いただいているローランド「Vシリーズ」の操作性や安定性に加えて、現在求められる高い汎用性や、より高度な映像演出のニーズに応えるビデオ・スイッチャーです。業務用/民生用カメラ、PC、マイクなど幅広い機器を変換器なしでそのまま接続でき、設置作業はスムーズ。多彩な映像形式に対応します。筐体はコンパクト・サイズで場所を取らず、持ち運びも簡単です。さらに、ライブ配信用のUSB-C端子に加え、PCを使わず直接ライブ配信を行えるLAN端子も装備。画面レイアウトや操作手順の保存・呼び出しを簡単に行える機能、遠隔操作やモニタリングが可能なiPad/PC用の専用ソフトウェアなどの充実の機能を備えており、さまざまな用途で活躍します。
『V-80HD』は、ローランド製品として初めて映像伝送規格SRT(※)に対応。SRTはLANおよびインターネットのネットワーク上で映像伝送を行う規格のひとつです。暗号化による安全性や安定性が高い点が評価され、近年ではSRTを使用したシステム構築が増えつつあります。今回、これからの映像システム構築での柔軟性を提供すべく採用にいたりました。
※SRT(Secure Reliable Transport):カナダHaivision 社が開発したオープンソースの映像伝送規格。汎用のインターネット回線を使って、安全かつ高品質・低遅延な映像伝送を実現する
■『Graphics Presenter』
『Graphics Presenter』は、プロ・クオリティのテロップや動きのあるグラフィックを合成して、映像演出のクオリティを高める無償のPC用ソフトウェア(Windows対応)です。接続はシンプルで、操作も簡単。一般的なスペックのPCで動作するので、高価な業務用機器などを導入しなくても、より視聴者を引き付ける映像制作ができます。さらに、「Roland Cloud」(※)より追加コンテンツのテンプレートを無償でダウンロードいただけます。同ソフトウェアは『V-80HD』で使用いただけるほか、順次システム・アップデートによって一部のローランドの既存ビデオ・スイッチャーおよびAVミキサーに対応予定です。
『V-80HD』と『Graphics Presenter』は、映像制作のプロフェッショナルはもちろん、映像の専門技術者がいない学校や官公庁、少ない人数で運営している会議室やホテル、イベント会場などにおける映像制作を強力にサポートします。
※Roland Cloud:音楽制作用の高品位なプラグイン音源やサービスを提供するクラウドベースのプラットフォーム
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/397056/LL_img_397056_3.jpg
『Graphics Presenter』使用イメージ
【さらに詳しく】
●多彩なビデオ入出力と高品位のビデオ・エフェクト
HDMIと、業務用カメラで採用されることの多いSDIの入力端子を装備。最大で各4系統のHDMIとSDIの入力ソースをシームレスに切り替えることができます。また、出力はHDMI 3系統、SDI 2系統、USB-Cストリーミング、LAN(RTMP/SRT規格対応)を含む複数の端子を備え、プロ・クオリティの映像を自在に操ることができます。
また、目を引く映像を作り出す、印象的なビデオ・エフェクトやグラフィックのツールを満載。画面分割、画像スライド、背景にタイトルを配置したビジネス・プレゼンテーションなど、画面レイアウトを簡単に作成でき、あらゆる制作ニーズに柔軟に対応します。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/397056/LL_img_397056_4.jpg
『V-80HD』セットアップ・イメージ
●高品質でスムーズな映像制作と幅広いニーズに対応
ウェブカメラ感覚ですぐに配信:
『V-80HD』では、一般的なウェブカメラと同じ接続技術を使用。USB-C出力をPCまたはスマートフォンに接続するだけで、Zoom、Microsoft Teamsなどで映像配信を開始できます。LAN接続にも対応しているため、PCを使わずにYouTube、Facebook Live、Twitchなどで直接配信することも可能です。
SDXCカードに動画を保存:
内蔵のレコーダー機能を使用して、イベントの模様を大容量のSDXCカードに保存可能。編集や配信用途に合わせて動画ファイルを提供できます。
PTZカメラに対応:
遠隔で首振り操作できるPTZカメラに対応。広範囲の撮影をカバーし、映像制作の可能性を大幅に拡張します。PTZカメラは小型であるため、目立たない場所にも設置可能。最大8台のPTZカメラを同時に操作できます。
画面レイアウトや操作手順を保存・呼び出し:
簡単なボタン操作で、カスタムした画面を「シーン」として最大32件の保存・呼び出しが可能です。さらに、「マクロ」では、スイッチング、オーディオ・ミキシングの調整、PTZカメラの動きなど、複雑なアクション・リストを最大100件作成して実行できます。また、さらに高度な「シーケンサー」機能も搭載。最大1000ステップまで記録でき、各ステップにはシーンとマクロの両方を含めることができます。1人のオペレーターでも適切なタイミングで簡単に操作を行うことができ、映像制作を効率化できます。
iPad、PC用の専用ソフトウェア:
専用ソフトウェア・アプリと、さまざまなリモート・デバイスとの接続に対応し、スムーズなオペレーションをサポートします。iPad用の無償アプリ「V-80HD リモート」はワイヤレス接続が可能。iPadからの機能操作も可能です。また、「V-80HDリモート・コントロール・ソフトウェア」(Mac/Windows対応)を使用すれば、PCやモニターの大きく見やすいディスプレイを確認しながらスイッチャーの操作や作業の分担も行えます。
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最大8台のPTZカメラ操作に対応
●本格的なグラフィックを映像に挿入できる無償ソフトウェア
『Graphics Presenter』を使用すれば、高価な業務用グラフィック・プレゼンテーション・システムを導入せずに、魅力的なタイトルやグラフィックを作成できます。セットアップは、PCからスイッチャーへHDMIケーブル1本を接続するだけです。直感的な操作で、動きのついたテロップやスポーツのスコア、モーション・グラフィックなどを使用可能。編集できるテンプレートを豊富に取り揃えています。ソフトウェアとテンプレートは無償で、追加コンテンツをRoland Cloudからダウンロードできます。
今後のシステム・アップデートにより、『V-80HD』のほか、ローランドのビデオ・スイッチャー「V-160HD」、「V-8HD」、AVミキサー「VR-120HD」、「VR-6HD」にも対応予定です。
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/397056/LL_img_397056_6.jpg
グラフィックを使用した画面イメージ
●SRTによる安全なAV伝送
『V-80HD』は、映像伝送のオープンソース規格であるSRT(Secure Reliable Transport)に対応しており、暗号化された安全な音声と映像の伝送を実現します。SRTにより、LANまたはインターネット接続を介して、『V-80HD』の映像制作機能をシームレスに拡張でき、遠隔地からのカメラ映像へのアクセスと、ローカルのHDMIやSDIソースと切り替えての使用ができます。また、専用のSRTビデオ出力を、制作現場の別の建物など、外部へ送信することもできます。
今後のシステム・アップデートにより、『V-80HD』のほか、ローランドのAVミキサー「VR-120HD」、「VR-6HD」、「SR-20HD」にも対応予定です。
●プロ・クオリティのサウンドを実現するオーディオ機能
28チャンネルのオーディオ・ミキシングに加え、豊富なプロセッシング・ツール、入出力のルーティング・オプション、オートメーション機能を搭載。高品質なボーカル・プロセッシングや、ストリーミング中のレベル管理に便利なラウドネス・ゲイン機能など、すぐに使えるエフェクトでサウンドを適切に調整することができます。
●主な仕様
『V-80HD』
外形寸法:396(幅)×254(奥行)×103(高さ)mm
質量 :3.5kg(ACアダプターを除く)
●製品画像
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『V-80HD』トップ・パネル
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『V-80HD』フロント・パネル
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『V-80HD』リア・パネル
画像10: https://www.atpress.ne.jp/releases/397056/LL_img_397056_10.jpg
『V-80HD』サイド・パネル(左)
画像11: https://www.atpress.ne.jp/releases/397056/LL_img_397056_11.jpg
『V-80HD』サイド・パネル(右)
画像12: https://www.atpress.ne.jp/releases/397056/LL_img_397056_12.jpg
『V-80HD』操作イメージ
※ 画像は、ニュースリリース・ページ https://www.roland.com/jp/news/1095/ よりダウンロードいただけます。
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