Imabari Landscapes_テーマ
二次元コード
小宮太郎/Taro Komiya
竹崎瑞季/Mizuki Takezaki
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/383714/LL_img_383714_1.jpeg
Imabari Landscapes_テーマ
■アーティスト・イン・今治とは
日本国内で活動するアーティストを今治市内に招き、地域との交流を進めていきます。まちなかの公共施設において制作活動を行うことで、地域の方々にアートに身近に接する機会を提供しながら、まちなかの魅力向上及び公共施設の利活用促進を図るプロジェクトです。
■Imabari Landscapesとは
わたしたちは〔身近にアートがある暮らし〕をコンセプトに、愛媛県今治市で2018年より実施しているアート・プロジェクトです。地域に住まう一人一人が画一的になることなく、多様で自分らしい生き方を選択できる土壌の醸成を目指しています。今治市出身の周山祐未がディレクターを務め、そういった生き方を選択できる扉の一つとして、「アート」を切り口に企画・運営しています。
これまで2018、2020、2022年度の計3回にわたり、アーティストたちが今治を旅するアーティスト・イン・レジデンス「Imabari Landscapes They Saw」を実施し、アート関係者12名を今治市に招聘してきました。合わせて、アート作品が今治市内をお散歩する展示「ART SANPO」を同じく2021年、2023年度の計2回開催してきました。このように2018年より5年間にわたり、多方面から現代アートの魅力を地域の方々に紹介しています。
近年、地域社会においては芸術の担い手不足、そして地域コミュニティの衰退など多くの課題を抱えています。その背景には、多様性の欠如があります。人々のなかに表現や活動の多様性が制限されると、新しいアイディアや視点を取り入れにくくなります。
本プロジェクトでは、地域の方々が現代アートの考え方やアーティストの思考に触れ、身近にある暮らしに応用し、活用する様々な機会を提供します。また参加する方々の表現方法における「絵画」という固定化した観念をリフレーミングし、本質的にアートを捉えるきっかけにします。これにより、アートを軸として〔地域に住まう一人一人が画一的になることなく、多様で自分らしい生き方を選択できる土壌を醸成〕つまり〔地方創生の新たなモデル構築〕を目指していきます。
つきましては、下記のとおり「アーティスト・イン・今治」を実施いたしますので、お知らせいたします。
[アーティスト・イン・今治の概要]
1) オープンスタジオ
アーティストの制作現場を期間限定で解放します。アーティストと対話をしながら、制作過程を見学することができます。
日時 :2024年3月1日(金)~6日(水)の5日間
13:00~18:00
(※但し、3月2日(土)は10:00~12:00、3月4日(月)は休み)
場所 :今治市立中央図書館 2階会議室(愛媛県今治市常盤町5丁目203-2)
入場無料/申し込み不要
2) 交流プログラム
2-1) アーティストトーク
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館の学芸員である竹崎瑞季氏を招き、小宮氏の過去作品を振り返ります。小宮氏の言葉を通して改めてこれまでの体験を掘り下げ、アーティストの表現方法や自由な発想の背景にあるものを紐解いていきます。
日時 :2024年2月17日(土)14:00~15:30
場所 :河野美術館1階会議室(愛媛県今治市旭町1丁目4-8)
定員 :50名
参加費 :無料/事前申し込み制
ゲスト :小宮太郎、竹崎瑞季(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館学芸員)
2-2) ワークショップ「地球と一緒に絵を描いてみる」
小宮氏の作品の中には、絵の具を目の荒い布の裏側から押し出す手法の作品があります。小宮氏はその描く行為を、「地球の引力」を使って描くといいます。今回のワークショップでは、同じ手法を用いてワークショップ参加者とともに実際に絵の具を使いながら作品制作を行っていきます。
日時 :2024年2月18日(日)13:00~15:00
場所 :今治ホホホ座(愛媛県今治市共栄町1丁目3-3)
定員 10名(小・中学生対象)
参加費:無料/事前申し込み制
※お車でお越しの方は、近隣の有料駐車場をご利用ください。
2-3) アート・プロジェクトトーク「アート・プロジェクトと街の関わり方」
「アートと地域の接続」をテーマに、滋賀を拠点に活動するアートコレクティブ「山中suplex」の共同代表の小宮氏と、鳥取県立博物館の学芸員でありながら、鳥取を拠点に活動するアート・プロジェクト「HOSPITALE」のディレクターを務める赤井氏に、アートを軸に地方創生を行うそれぞれの立場からこれまで地域で取り組んできたことをご紹介いただきます。また、Imabari Landscapesのディレクター周山を交え、地域で目指していくこれからのアート・プロジェクトの可能性について語り合います。身近にアートがあることで暮らしがどのように変わっていくのか、その本質を紐解いていきます。
日時 :2024年3月2日(土)14:00~16:00
場所 :今治市立中央図書館3階の視聴覚室(愛媛県今治市常盤町5丁目203-2)
定員 :50名
参加費 :無料/事前申し込み制
ゲスト :小宮太郎、赤井あずみ(鳥取県立博物館美術振興課 主任学芸員)
司会進行:周山祐未(Imabari Landscapes)
3) 申込方法
交流プログラムは「事前申し込み制」です。下記の申込フォームからお申込みください。
URL: https://forms.gle/WVYTd7MzFPA96DtG8
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/383714/LL_img_383714_2.jpg
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4)ゲスト
小宮太郎/Taro Komiya
1985年神奈川県生まれ。2016年京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術専攻(博士)修了。絵画や写真作品をはじめ、回転するオブジェや、空間を利用した騙し絵的なインスタレーション作品などを制作する。近年では「みること」の能動性とともに、世界を違う角度で認知し直すための方法として彫刻や絵画作品などを発表する。主な展覧会に、「VOCA2023」(上野の森美術館・東京)2022年「basement #01 五劫のすりきれ」(京都文化博物館・京都)2021年「余の光/Light of My World」(旧銀鈴会館・京都)、「Soft Territory かかわりのあわい」(滋賀県立近代美術館・滋賀)2020年「Drive-in Exhibition 『類比の鏡 / The Analogical Mirrors』」(山中suplex・滋賀)2019年。滋賀県大津市のシェアスタジオ「山中suplex」共同代表。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/383714/LL_img_383714_3.jpg
小宮太郎/Taro Komiya
竹崎瑞季/Mizuki Takezaki
神奈川県出身。早稲田大学大学院文学研究科芸術学(美術史)専攻修了。高知県立美術館学芸員を経て、2017年より現職。近代からの学びや課題を、現代とその先を捉える足がかりとしながらリサーチを行う。これまでに企画した主な展覧会に「中園孔二 ソウルメイト」(2023年、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館)、「今井俊介 スカートと風景」(2022年、同館)、「丸亀での現在」「まみえる 千変万化な顔たち」(2021年、同館)、「高知家の宝もの 村山槐多からヨーゼフ・ボイスまで」(2014年、高知県立美術館)など。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/383714/LL_img_383714_4.jpg
竹崎瑞季/Mizuki Takezaki
赤井あずみ/Azumi Akai
鳥取県立博物館(2002-2008)、トーキョーワンダーサイト(2008-2010)、あいちトリエンナーレ2010を経て、2012年よりアート・プロジェクト「HOSPITALE」の企画を手がけながら、2013年よりプロジェクト・スペース「ことめや」を運営。現在鳥取県立博物館にて近現代美術を担当するほか、2025年に開館予定の鳥取県立美術館の開館準備業務に従事。
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赤井あずみ/Azumi Akai
5)ディレクター
Imabari Landscapes
周山祐未/Yumi Suyama
1986年愛媛県今治市生まれ。2011年立命館大学経営学部卒業。
現代アートに関わるアートコーディネーターとして活動。
主な活動に、「Tokyo Contemporary Art Award」(選考会運営事務局・20218, 2019, 2020)、「えひめさんさん物語アーティスト in ファクトリー」(コーディネーター/広報・2018)、「岡山芸術交流」(制作・2019) などがある。
2018年からは愛媛県今治市にて[身近にアートがある暮らし]をコンセプトに、アート・プロジェクト「Imabari Landscapes」を企画・運営している。
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周山祐未/Yumi Suyama