建物内観.01
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今年、1周年を迎えるにあたり、この1年間の「地域と人と企業」を巻き込んだ様々な取り組みをご紹介します。
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建物内観.01
■「ヤハタココ」とは
「人と人、人とチャレンジを結ぶカフェでありたい」
北九州市八幡、地域の縁側が生み出す強くあたたかなつながり。
2022年11月、北九州市八幡東区前田に、つい立ち寄り、腰掛けたくなる縁側を備えたコミュニティカフェ「ヤハタココ」が誕生しました。当初は一から建物を作ることも考えていましたが、偶然空いた近所の2階建オフィス。今ヤハタココが入るビルは、昭和時代から八幡のまちを見守り続けてきた「あの保険屋さん」と地域の人々の間でも根付いていた建物です。スタイリッシュな外観を想い描いていましたが、気取った外観は地域には馴染まないのではないか?入りづらさを生むのではないか?と考え直しました。
そして長年まち並みの一部であった「あの保険屋さん」の外観を残すことにしたのです。
来てくださる方にとって気軽に集えるCommunityであり、仲間と過ごすCompanyでありたい、そしてそこにはCoffeeがある。
これらの頭文字をとり、関わる全ての人にとっての大切な“ここ(場所)”でありたいと始まった「ヤハタココ」。
「ヤハタココの“ココ”には、大切な居場所に対する愛称ともいえる“ここ”という意味を込めました」
■このまちでチャレンジする人たち
地元で長く営んできた材木店だからこそできる地域貢献があるのではないか?
コミュニティを築くのに、特別な空間で、おいしいコーヒーがあるに越したことはない!と考えました。
それは単なるカフェではなく、地域活性化を目指す事業だからこそ、ヤハタココでは、開業支援や企業と人をつなぐ場としても活動しています。この1年でたくさんの想い溢れる方々とご一緒しました。その一部をご紹介します。
(1)SUNDOG(シェアキッチン) / Instagram(@sundog_hotdog)
北九州市小倉北区にあるホットドッグ店。
小さな店内、テイクアウトを主体としたお店は、コロナ禍でキッチンカーでの移動販売も並行して行う様になりました。
ヤハタココのシェアキッチンでは、お店にはない新しいメニューを毎月考案し、そしてココでテストマーケティングをしています。
「屋内で夏は涼しく冬は暖かい環境で、直接お客さんと会話ができるシェアキッチン、常連さんばかりがくるヤハタココではその情報収集と手応えを得るには最適な場所だ」といいます
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(2)ULUSANDCAFE(シェアキッチン) / Instagram(@ulusandcafe)
自宅で仕込みをし、キッチンカーでのみ各地で営業をするフルーツサンド店。
いつか自分のお店を持ちたい!という夢は、コロナ禍、一旦キッチンカーで開業しよう!ということになったそうです。
旬のフルーツを使い、オリジナルのクリーム、季節ごとにしか味わえないメニューもあり、意欲的に展開をしています。
ヤハタココのシェアキッチンは、来客がない時間には仕込みができ、お客さんがくれば販売もする広さと配置がとても理想的だとか。
また、ヤハタココのコーヒー豆を使ったコーヒークリームサンドも考案し販売。
出逢いをチャンスに変える、そんな若さ溢れる女性のオーナーです。
手話もしており、出店の際には、たくさんの手話をされている方が来店くださいました。
「キッチンカーではそんな暇がなかった」と、テーブルに座っている方と、離れていても手話で会話をする姿は、これも大事なコミュニティだと感じました。
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(3)あしへの想い(コミュニティスペース) / Instagram(@asieno_omoi)
沖縄出身の彼女は、このまちに嫁いできて、若石リフレクソロジー(足揉み)を勉強していました。
子供の頃から足裏の反射区図を見ながら、身内の足をマッサージすることが好きで、いつか多くの人の足揉みをしてみたいという想い。「プロ若石健康法マスター」という資格を取得し、ヤハタココへやってきました。
開業に向けて、ココで100人足揉みの修行がしたい!と、熱い想いにひかれ、二階の貸し出しを了承。
彼女の人柄が素敵で、本当に心地よい!と予約で埋まるほど好評です。
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あしへの想い.02
そのほかにも、書道教室、フラワー教室、ハンドメイドマルシェや料理教室も開催しました。来てくれる方のほとんどがヤハタココの常連さんで、八幡のまちに住んでいる方々ばかり。人と人、地域と人、企業と人をつなぐ場所へ少しずつなれている様な気がします。
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苔玉作り教室
■“ココ”で見える、つながり寄り添う人々の物
1日の来店者数は、平均30名程度。派手な看板はなく、のぼりもない、昭和からずっとある保険会社の建物は、足を踏み入れると皆さんが驚かれます。1人1人の方々とコミュニティを築いていくことに重きを置いたヤハタココ、毎週来てくれる方、週に2回も3回も来てくれる方ばかりで成り立っている場所です。
毎日の登下校で手を振る子供たち、窓からアイスキャンデーを買うお年寄り。
ある常連さんは、「ココに来れば、つながりたいと思わずにはいられない誰かと会えて、やりたいことに一歩踏み出す勇気が持てる」と嬉しそうに語ってくれます。
昭和の時代、福原材木店の社屋前には木材を加工する青空作業場がありました。冬はドラム缶に端材を入れて暖をとり、大工や地域の方々が集まり、お茶を片手に世間話をしていたといいます。木材が積み上げられた加工場、そこにはいつも誰かと会えて、話ができるコミュニティの場だったのかもしれません。あの頃の加工場を、今は地域のコミュニティカフェとして、ヤハタココがそんな場所になっていければと次の1年をまた目指していきます。
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日常.01
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日常.02
■概要
名称 :ヤハタココ
所在地:福岡県北九州市八幡東区前田2-4-11
連絡先:093-663-0855
■福原材木店について
明治24年に個人創業、昭和22年に福原材木店を創設、昭和49年に法人化。
地元八幡東区で大工に木材を販売することから始まり、日本の住宅の変化に伴い、新建材や住宅設備まで幅広く取り扱うように業態を変化させてきました。建設業許可を持つ材木屋であることから、客先であった大工を集め、自社の提案力や資金力をもとに新築やリフォームなどを行う元請事業「エスプレッソホーム」を開始。施主のほとんどが紹介客という事業まで成長し、令和6年に3代目である現社長から世代交代を予定しており、新たな幕開けとして地域活性化をテーマにコミュニティカフェ事業を決断した。
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■会社概要
商号 : 株式会社福原材木店
代表者 : 代表取締役 福原 俊雄
所在地 : 〒805-0069 福岡県北九州市八幡東区前田3丁目2番1号
設立 : 1974年4月(個人創業1891年)
事業内容 : 木材・新建材・住宅設備の販売、建築・リフォーム、
コミュニティカフェ運営
資本金 : 1,000万円
URL : https://fukuhara-wood.com
https://espressohome.jp
ヤハタココInstagram: @yahatacoco